【2026年】長期優良住宅の補助金はいくら?条件や申請の流れ、メリットを解説

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【2026年】長期優良住宅の補助金はいくら?条件や申請の流れ、メリットを解説

2026年に長期優良住宅の建築を検討しているなら、国の補助金制度や税制優遇を最大限に活用することが重要です。
補助金としていくら受け取れるのか、どのようなメリットがあるのかを正しく理解し、適切なタイミングで申請の流れに乗ることで、金銭的な負担を大幅に軽減できます。

本記事では、最新の補助金情報から具体的な手続き、注意点までを網羅的に解説します。

もくじ

この記事の要約

  • 長期優良住宅で活用できる国の補助金制度と金額の目安
  • 住宅ローン控除や固定資産税減税といった税制上の優遇措置
  • 認定取得にかかる費用や、入居後のメンテナンスなどの注意点
  • 補助金を受け取るための申請手続きの流れと成功させるポイント

【2026年最新】長期優良住宅で利用できる国の補助金制度とは

長期優良住宅を対象とした国の主要な補助金制度として、「子育てエコホーム支援事業」があります。
この制度は、省エネ性能の高い住宅取得を支援し、特に子育て世帯や若者夫婦世帯を手厚くサポートするものです。
最新の情報を確実に把握するため、国土交通省の公式サイトを定期的に確認することが不可欠です。
注文住宅で利用できる補助金制度については「【2026年版】注文住宅で利用できる補助金制度・税制優遇措置」で詳しく紹介しています。

子育てエコホーム支援事業の補助金額は最大100万円

2026年実施の子育てエコホーム支援事業では、長期優良住宅を新築する場合、1戸あたり最大100万円の補助金が交付されます。補助金の詳細な金額は、住宅の性能や立地条件によって変動する場合があるため、最新の公募要領の確認が必須です。

参考:【国土交通省】子育てエコホーム支援事業

補助金の対象となる世帯の条件

補助金の対象となる世帯は、GX志向型住宅においては子育て世帯や若者夫婦世帯に限定されず、全世帯が対象となる場合があります。子育て世帯と若者夫婦世帯の具体的な年齢要件は、建築着工時期によって異なる場合がありますので、詳細は関連情報をご確認ください。これらの条件に当てはまる世帯が、対象となる住宅を新築または購入する場合に補助金を受けられます。

対象となる住宅に求められる性能要件

補助金の対象となる住宅は、所管行政庁から「長期優良住宅」としての認定を受けていることが大前提です。
この認定基準には、耐震性、省エネルギー対策、劣化対策など複数の項目で高い性能が求められます。
加えて、補助金制度独自の要件として、住戸の延べ面積が50平方メートル以上であることなどが定められています。
省エネ基準適合住宅の性能については「省エネ基準適合住宅の性能を確認する「確実」で「信頼」できる方法」で詳しく紹介しています。

申請期間と予算上限に関する注意点

国の補助金制度は、国会で承認された予算の範囲内で実施されます。
そのため、申請額が予算上限に達した時点で、期間内であっても受付が終了します。
人気の制度は早期に締め切られる傾向があるため、住宅の計画が決まったら、できるだけ早く施工業者に相談し、申請の準備を進めることが重要です。

補助金だけじゃない!長期優良住宅認定で受けられる税制優遇

長期優良住宅のメリットは、補助金だけに留まりません。
住宅ローン控除の拡充や固定資産税の減税期間延長など、様々な税制優遇措置が用意されています。
これらの優遇を合わせることで、入居後の数十年にわたる総支払額を大幅に抑えることが可能です。

長期的な視点で家計の負担を軽減できる点が大きな魅力となります。

住宅ローン控除の借入限度額が拡充される

住宅ローン控除(減税)は、年末のローン残高の0.7%が所得税などから控除される制度です。
長期優良住宅の場合、この控除の対象となる借入限度額が一般の住宅よりも高く設定されます。
例えば2026年の制度では、長期優良住宅・低炭素住宅は4,500万円(子育て世帯・若者夫婦世帯:5,000万円)となっており、より多くの控除を受けられる可能性があります。

固定資産税の減額措置の期間が延長される

新築住宅には、固定資産税が一定期間2分の1に減額される措置があります。
この減額期間は、一般の戸建て住宅では3年間ですが、長期優良住宅の認定を受けることで5年間に延長されます。
同様に、マンションの場合は5年間が7年間に延長となり、長期間にわたって税負担を軽くすることが可能です。

不動産取得税の控除額が増額になる

土地や家屋の購入時に一度だけ課税される不動産取得税においても、長期優良住宅は優遇されます。
課税標準から控除される金額が、一般住宅の1,200万円から1,300万円へと増額されます。

この100万円の差額分だけ課税対象額が圧縮されるため、納税額を抑える効果があります。

登録免許税の税率が引き下げられる

住宅の購入や新築の際には、所有権を法的に確定させるための登記手続きが必要であり、その際に登録免許税を納めます。
この税率が長期優良住宅の場合、一般住宅よりも低く設定されています。
例えば、建物の所有権保存登記の税率は、一般住宅が0.15%であるのに対し、長期優良住宅は0.1%に引き下げられ、諸手数料を節約できます。

税制優遇以外の長期優良住宅のメリット

長期優良住宅には、税制優遇以外にも金銭的なメリットが存在します。
住宅ローンの金利引き下げや地震保険料の割引など、日々の支払いや万が一の備えに関する費用を抑えることが可能です。
これらのメリットは、住宅の維持管理コストを低減させ、長期的に安定した暮らしにつながります。

住宅ローン「フラット35」の金利が引き下げられる

長期固定金利の住宅ローン「フラット35」には、質の高い住宅を取得する場合に金利が一定期間引き下げられる「フラット35S」という制度があります。
長期優良住宅はこの制度の基準を満たすため、当初5年間または10年間のローン金利が引き下げられます。
総返済額を圧縮できる大きなメリットです。

参考:住宅金融支援機構【フラット35】S

地震保険料の割引が適用される

長期優良住宅は、認定基準の一つとして高い耐震性が求められます。
多くの場合「耐震等級3」または「耐震等級2」を取得するため、地震保険料が大幅に割引されます。

耐震等級に応じて10%から最大50%の割引が適用され、万が一の災害に備えつつ保険料の負担を軽減できる点もメリットです。

資産価値を高く維持しやすい

長期優良住宅は、法律に基づいた厳しい基準をクリアしており、構造の安定性や省エネ性能が高いことが客観的に証明されています。
また、定期的なメンテナンス履歴が保管されるため、将来的に中古住宅として売却する際に、買い手へのアピールポイントとなります。一般的な住宅に比べて資産価値が落ちにくく、建て替えではなく売却という選択肢も取りやすくなります。

申請前に知っておくべき長期優良住宅のデメリット

多くのメリットがある一方で、長期優良住宅にはいくつかのデメリットも存在します。
認定を受けるための申請手続きには時間と費用がかかり、高性能な住宅であるがゆえに建築コストも割高になる傾向があります。
さらに、入居後も計画的なメンテナンスが求められるため、これらの点を事前に理解しておくことが大切です。

認定取得のための申請に費用と手間がかかる

長期優良住宅の認定を取得するためには、所管行政庁への申請が必要です。
この手続きには、認定基準を満たしていることを証明する多数の書類作成が求められ、設計事務所やハウスメーカーに代行を依頼するのが一般的です。
申請手数料や代行費用として、合計で20万円から30万円程度の費用が別途かかります。
戸建ての建て替え費用については「戸建ての建て替え費用が跳ね上がる5つの要因」で詳しく紹介しています。

高性能な分、建築コストが割高になる

長期優良住宅の認定基準を満たすためには、高い断熱性能を持つ建材や、耐久性の高い構造部材、高性能な換気システムなどを使用する必要があります。
そのため、同規模の一般的な住宅と比較して、建築コストが1割から2割程度高くなる傾向があります。

補助金や税制優遇で一部は相殺できますが、初期投資が大きくなる点は考慮すべきです。
涼しい家づくりに必要な断熱・通気・間取りについては「涼しい家づくりには何が必要?快適に住むための断熱・通気・間取」で詳しく紹介しています。

入居後も定期的なメンテナンスが必須になる

長期優良住宅の認定を維持するためには、建築時に作成した「維持保全計画」に基づき、定期的な点検や修繕を行うことが義務付けられています。
怠った場合、認定が取り消される可能性もあります。
住宅の性能を長期間保つためには不可欠ですが、計画的なメンテナンス費用を準備しておく必要があります。

【5ステップ】長期優良住宅の補助金申請から受給までの流れ

長期優良住宅の補助金を受け取るまでには、複数のステップがあります。申請手続きの多くは施工業者が行いますが、施主として全体の流れを把握しておくことがスムーズな進行につながります。特に、申請のタイミングを間違えると補助金を受けられなくなるため、注意が必要です。

ステップ1:施工業者を選定し、補助金利用の意向を伝える

最初に、長期優良住宅の建築実績が豊富なハウスメーカーや工務店を選びます。
相談の初期段階で、国の補助金制度を利用したいという意向を明確に伝えましょう。
制度の利用を前提とした資金計画や設計プランの提案を受けられるため、後の手続きが円滑に進みます。

ステップ2:【着工前】所管行政庁へ認定申請を行う

長期優良住宅の認定申請は、必ず工事の着工前に行わなければなりません。
施工業者は、認定基準を満たす設計図書や各種書類を準備し、市区町村などの所管行政庁へ提出します。
審査には数週間から1ヶ月以上かかる場合があるため、スケジュールには余裕を持たせる必要があります。

ステップ3:工事請負契約を締結する

所管行政庁から認定通知書が交付されたら、施工業者と正式に工事請負契約を締結します。
この契約手続きは、国の補助金制度によっては、補助金の交付申請を行うための必須条件となっている場合があります。
契約内容を十分に確認した上で締結しましょう。

ステップ4:施工業者が補助金の交付申請を行う

補助金の交付申請手続きは、施主に代わって施工業者が行います。
工事請負契約書や建築確認済証、長期優良住宅の認定通知書などを揃え、補助金事業の事務局へオンラインなどで申請します。
この時点ではまだ補助金の交付が確定したわけではなく、「予約」のような状態です。

ステップ5:工事完了後に補助金が支払われる

建物が完成し、引き渡しが終わった後、施工業者は事務局へ完了報告(実績報告)を行います。
書類審査を経て不備がなければ補助金額が確定し、施工業者に補助金が入金されます。
その後、精算という形で施主に還元されるのが一般的な受け取りの流れです。

補助金の申請で失敗しないための重要ポイント

補助金の申請を成功させるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
特に、申請のタイミングと予算の状況は成否を分けるカギとなります。

また、他の補助金との併用ルールについても正しく理解し、最も有利な制度を選択することが求められます。

認定申請は必ず工事を始める前に行う

長期優良住宅の認定申請は、必ず工事着工前に所管行政庁へ申請する必要があります。着工後には受け付けられません。
「着工前」に認定を受けるというスケジュールを施工業者と共有し、手続きの進捗を確認することが失敗を防ぐ上で不可欠です。

予算が上限に達する前に早めに申請を依頼する

国の補助金制度は、年度ごとに定められた予算が上限に達し次第、受付を終了します。
人気の制度では、公募期間の終了を待たずに締め切られるケースが少なくありません。
住宅の購入を決めたら、速やかに施工業者と計画を固め、できるだけ早い段階で補助金の申請手続きを依頼しましょう。

国が実施する他の補助金制度とは併用できない

「子育てエコホーム支援事業」のような国の補助金制度は、原則として国が財源とする他の補助金との併用はできません。
例えば、同じく国の事業である「ZEH支援事業」などとの重複利用は認められないため、どちらの制度を利用する方がメリットが大きいかを事前に比較検討する必要があります。
ZEH(ゼッチ)住宅については「ZEH(ゼッチ)住宅は本当に必要?追加コストに見合う暮らし」で詳しく紹介しています。

長期優良住宅の補助金に関するよくある質問

ここでは、長期優良住宅の補助金に関して、多くの方が抱く疑問について解説します。

長期優良住宅の補助金はリフォームでも使えますか?

はい、利用できます。
例えば「子育てエコホーム支援事業」では、新築だけでなく、既存住宅を長期優良住宅の基準に適合させるためのリフォームも補助対象です。
ただし、補助額や対象となる工事内容の要件は新築の場合と異なるため、制度の詳細を確認する必要があります。

補助金の申請は自分でするのですか、それとも業者が代行しますか?

補助金の申請手続きは、施主本人が行うのではなく、住宅を建築・販売する工務店やハウスメーカーなどの事業者が代行するのが一般的です。
専門的な書類作成や手続きが必要なため、施主は業者から求められる書類の準備に協力する形になります。

長期優良住宅の認定を受けるための追加費用はいくらくらいですか?

長期優良住宅の認定を受けるには、申請手数料や設計図書の作成費用などが発生します。
これらの追加費用は、住宅の規模や依頼する業者によって異なりますが、一般的には合計で20万円から30万円程度が目安です。
事前に施工業者へいくらかかるか確認しておくと安心です。

まとめ

2026年に長期優良住宅を建てる際、補助金や税制優遇といった金銭的なメリットは非常に大きいものがあります。
特に「子育てエコホーム支援事業」のような国の制度を活用することで、初期費用を大幅に抑えることが可能です。

ただし、これらの恩恵を受けるためには、着工前の認定申請や、予算が尽きる前の早めの手続きが不可欠です。
信頼できる施工業者と連携し、計画的に申請を進めることが成功のカギとなります。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 メタ住宅展示場 編集部

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