モデルハウスは購入できる!価格・メリット・デメリットから注意点まで解説

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モデルハウスは購入できる!価格・メリット・デメリットから注意点まで解説

注文住宅は高価で手が出しにくいけれど、建売住宅では物足りないと感じていませんか。

モデルハウスの購入は、そんな悩みを持つ方にとって魅力的な選択肢の一つです。

この記事を読めば、モデルハウスの価格やメリット・デメリットがわかり、購入に伴うリスクを許容できるか判断できるようになります。


この記事でわかること

  • モデルハウスを購入する価格・設備面での大きなメリット
  • 間取りの自由度や建物の状態など許容すべきデメリット
  • 保証や税金に影響する法的な扱いの違い
  • 購入後に後悔しないための内覧時のチェックポイント

そもそもモデルハウスは購入できる?2つの販売タイプを解説

結論から言うと、モデルハウスの購入は可能です。

住宅展示場や分譲地で、来場者へのアピールという役目を終えたモデルハウスは、販売物件として市場に出ることがあります。

ただし、販売されるモデルハウスには大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれ特徴や購入条件が異なります。

まずは、2つのタイプの違いを比較してみましょう。

比較項目 住宅展示場のモデルハウス 分譲地のモデルハウス
販売形態 建物のみの販売・移築を伴うケースがある 土地と建物をセットで販売
住宅の特徴 高級仕様や最新技術を採用していることが多い 実際の暮らしを想定した間取りや設備が中心
土地の準備 移築する場合は別途必要 基本的に不要
追加費用 移築の場合は解体・運搬・再建築費用など 登記費用や住宅ローン関連費用など
入居までの期間 移築工事を伴う場合は長くなる 引き渡し後、比較的早く入居できる

土地の有無や移築の必要性によって、購入費用や入居までの期間は大きく変わります。自分たちの希望に合うのはどちらのタイプか、それぞれの特徴を確認しましょう。

住宅展示場に建つモデルハウス:最新設備が魅力だが土地は別途必要

住宅展示場に建てられているモデルハウスは、各ハウスメーカーが最新の技術やデザイン、豪華な設備をアピールするために作られています。そのため、グレードの高い仕様の住宅であることが多いのが特徴です。

展示終了後に販売される場合、建物を解体して別の土地に移築する形式が採られることがあります。

その場合、購入者は別途土地を用意する必要があり、物件価格以外にも次のような費用が発生します。

  • 解体費用:既存のモデルハウスを移築できる状態に解体する費用
  • 運搬費用:解体した部材などを移築先へ運ぶ費用
  • 再建築費用:移築先での基礎工事や建物の組み立てなどにかかる費用
  • 土地取得費用:移築先の土地を新たに購入する場合の費用

建物の販売価格が安くても、移築費用などを含めると総額が高額になる場合があるため、購入前に費用の内訳を確認することが重要です。

なお、住宅展示場のモデルハウスがすべて移築販売されるわけではありません。販売方法や移築の可否は物件によって異なります。

分譲地に建つモデルハウス(まちなかモデルハウス):土地付きですぐに住める

分譲地の一角に建てられるモデルハウスは、「まちなかモデルハウス」とも呼ばれます。これは、実際の生活をイメージしやすいように、一般的な住宅地に建てられた戸建て住宅です。

販売される際は土地と建物がセットになっていることが多く、引き渡し後は比較的早く生活を始められます。

周辺環境や日当たりなども含めて現実的な暮らしを体感できるのが大きなメリットですが、住宅展示場のモデルハウスほど豪華な仕様ではないケースもあります。

土地を別に探す手間や移築費用がかからないため、完成した住宅をそのまま購入したい方に適した選択肢です。

なぜお得?モデルハウス購入で得られる4つの大きなメリット

モデルハウスは、一般的な注文住宅や建売住宅にはない、多くのメリットを持っています。

特に価格面での魅力は大きいですが、それ以外にも暮らしを豊かにする利点が存在します。

ここでは、次の4つのメリットについて詳しく解説します。

  • メリット1:デザイン性の高い住宅を通常より安い価格で購入できる可能性がある
  • メリット2:展示用の家具や家電、外構が付いてくることがある
  • メリット3:完成物件を見学してから購入を判断できる
  • メリット4:契約から入居までの期間を短縮できる

メリット1:デザイン性の高い住宅を通常より安い価格で手に入れられる

モデルハウスは、ハウスメーカーの広告塔としての役割を担っているため、デザイン性や性能にこだわって建てられています。

これらの物件は、広告宣伝用としての役割を終えたことや、展示期間の経過による建物の状態などが考慮され、通常より割安な価格で販売される場合があります。

ただし、値引き率に一律の相場があるわけではなく、実際の販売価格は物件の立地や仕様、展示期間などによって異なります。

同等の仕様で新たに住宅を建築する場合と費用を比較することで、どの程度お得なのかを判断しやすくなるでしょう。

メリット2:展示用の家具や家電、外構がそのまま付いてくることも

モデルハウスには、来場者が生活をイメージしやすいように、デザイン性の高い家具や最新の家電、カーテン、照明器具などが設置されています。また、庭や駐車場などの外構もきれいに整備されています。

販売時には、これらの展示品が物件価格に含まれたまま譲渡されるケースもあります。

譲渡対象となる可能性がある主な設備や備品は、次のとおりです。

  • 家具:ソファ、ダイニングテーブル、ベッドなど
  • 家電:テレビ、エアコン、冷蔵庫など
  • インテリア:カーテン、照明器具など
  • 外構:庭、フェンス、駐車場の設備など

デザインに統一感のある空間をそのまま手に入れられるうえ、家具や家電を新たに揃える費用と手間を削減できます。

ただし、展示されている家具や家電がすべて購入価格に含まれるとは限りません。契約前に譲渡対象となる設備や備品を確認しましょう。

メリット3:完成物件なので実際の暮らしを体感してから判断できる

注文住宅では図面やパースを見ながら仕様を決めていくため、完成後に「イメージと違った」というミスマッチが起こる可能性があります。

しかし、モデルハウスはすでに完成している実物を見てから購入を判断できます。

日当たりや風通し、部屋の広さ、家事動線などを実際に確認できるため、入居後の生活をイメージしやすいことが大きなメリットです。

自分たちのライフスタイルに本当に合っているか、細部まで確認してから購入を判断できます。

モデルハウスの見学については「モデルハウスとは?見学・購入で失敗しないための完全ガイド」で詳しく紹介しています。

メリット4:契約から入居までの期間が短く、すぐに新生活を始められる

注文住宅の場合、契約してから設計の打ち合わせ、建築工事と、入居までに半年から1年以上かかることもあります。

一方、土地付きで販売される完成済みのモデルハウスは、住宅ローンの手続きや引き渡し準備などが済めば入居できます。

建築工事を待つ必要がないため、注文住宅と比べて入居までの期間を短縮できるのもメリットの一つです。

子どもの入学や転勤など、新居への入居時期が決まっている方にとっては、計画を立てやすいでしょう。

ただし、展示期間が終了するまで引き渡されない物件や、移築工事が必要な物件では、入居までに時間がかかる場合もあります。

購入前に知っておきたい!モデルハウスの5つのデメリットと注意点

多くのメリットがある一方で、モデルハウスの購入にはいくつかのデメリットや注意すべき点も存在します。

価格やデザイン性といった魅力的な側面だけでなく、購入後に変更できない条件や、将来的に発生する可能性のある費用まで確認することが重要です。

主なデメリットは、次の5つです。

  1. 間取りや内装、設備の仕様を自由に変更しにくい
  2. 展示期間中の劣化や傷、汚れがある可能性がある
  3. 抽選販売となり、必ず購入できるとは限らない
  4. 分譲地型の場合、希望のエリアや立地を選べない
  5. 設備が最新モデルではないケースもある

これらのデメリットを許容できるかどうか、購入前に判断しましょう。

モデルハウスを購入して失敗しないための注意点については「モデルハウスを購入して失敗?事例と注意点」で詳しく紹介しています。

デメリット1:間取りや内装、設備の仕様は自由に変更できない

モデルハウスは完成済みの物件であるため、注文住宅のように間取りや内装、キッチンなどの設備を自由に変更することは基本的にできません。

多くの人にとって魅力的に見えるように設計されていますが、それが必ずしも自分たちの家族構成やライフスタイルに最適とは限りません。

「リビングがもう少し広ければ」「収納がこの場所にあれば」といった細かな要望を反映させることは困難です。

デザインが気に入っても、自分たちの暮らしに合わない間取りであれば、住み始めてから不便を感じる可能性があります。

購入後のリフォームで対応できる場合もありますが、追加費用がかかることを考慮しておきましょう。

デメリット2:展示期間中の劣化や傷、汚れがある可能性

モデルハウスは展示期間中、不特定多数の来場者が出入りしています。そのため、どれだけきれいに管理されていても、多少の劣化が生じている可能性があります。

具体的には、次のような箇所に注意が必要です。

  • フローリングの細かい傷やへこみ
  • 壁紙の汚れや剥がれ
  • 日当たりの良い場所の色あせ
  • ドアや収納扉などの建具の不具合

モデルハウスは未入居であっても、展示用として使用されてきた建物です。

購入前には建物の状態を細かく確認し、必要な補修が行われるかを確認することが重要です。

デメリット3:人気物件は抽選販売となり、必ず購入できるとは限らない

立地条件が良く、デザイン性や性能に優れたモデルハウスは人気が集中しやすく、購入希望者が多数現れることがあります。

その場合、先着順ではなく抽選販売によって購入者が決まることもあります。

せっかく気に入った物件を見つけても、抽選に外れてしまえば購入することはできません。

必ず購入できるとは限らないため、販売方法や応募条件、抽選日程を事前に確認することが大切です。

複数の候補を考えておくなどの対策が必要になる場合もあります。

デメリット4:「分譲地型」の場合、希望のエリアや立地は選べない

土地とセットで販売される「まちなかモデルハウス」は、すでに場所が確定しています。そのため、建物がどんなに気に入っても、その立地が自分たちの希望と合わなければ購入は難しいでしょう。

特に、次のような条件は日々の暮らしに大きく影響します。

  • 通勤・通学にかかる時間
  • スーパーや商業施設へのアクセス
  • 学校や病院などの周辺施設
  • 交通量や騒音、日当たりなどの住環境

自分たちで土地を探せる注文住宅と違い、立地の選択肢が限られる点は大きなデメリットです。

デメリット5:設備が最新モデルではないケースもある

住宅設備は日々進化しており、新しいモデルが次々と登場します。

モデルハウスが建てられてから販売されるまでに長期間が経過している場合、採用されているキッチンやバス、トイレなどの設備が最新モデルではなくなっている可能性があります。

当時のハイグレードな設備が採用されていても、最新の機能や省エネ性能にこだわりたい方にとっては、物足りなく感じられるかもしれません。

設備の型番や製造年、保証期間を確認し、性能や維持管理費用に納得できるか判断しましょう。

「新築」or「中古」?購入前に知るべき保証と税金のポイント

モデルハウスを購入する際、非常に重要なのがその物件が「新築住宅」として扱われるのか、それとも「中古住宅」として扱われるのかという点です。

住宅の区分によって、住宅ローン控除などの税制優遇や建物の保証内容が変わる可能性があります。

また、税制と住宅品質確保法では、それぞれ適用条件が定められています。単純に「新築」「中古」という販売広告上の表示だけで判断しないことが大切です。

築1年未満でも「未入居」でないと中古住宅扱いになる

住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)では、「新築住宅」は、建設工事の完了から1年以内で、まだ人が居住したことのない住宅と定義されています。

そのため、次の条件を満たすモデルハウスは、新築住宅に該当する可能性があります。

  • 建設工事の完了から1年以内である
  • これまで人が居住したことがない

一方、工事完了から1年を超えたモデルハウスは、未入居であっても品確法上の新築住宅には該当しません。

なお、モデルハウスとして見学者が出入りしていることだけを理由に、「人が居住した」と判断されるわけではありません。

住宅の区分は建築時期や使用状況などによって異なるため、購入前に売主へ確認しましょう。

モデルハウスの譲渡や購入時の注意点については「モデルハウスをお譲りします?後悔しないための注意点と費用」で詳しく紹介しています。

住宅ローン控除など税制優遇の条件が変わる可能性に注意

住宅ローン控除(減税)は、住宅の取得区分や省エネ性能、入居年などによって適用条件が異なります。

モデルハウスを購入する場合は、次の項目を確認しましょう。

  • 住宅の取得区分:新築・未使用住宅として扱われるのか、既存住宅に該当するのか
  • 省エネ性能:省エネ基準適合住宅やZEH水準省エネ住宅などに該当するか
  • 入居時期:住宅ローン控除の適用要件を満たす時期に入居できるか
  • 必要書類:登記事項証明書や住宅の性能を証明する書類などが揃っているか

また、不動産取得税や登録免許税などの軽減措置についても、それぞれ適用要件があります。

住宅ローン控除を利用できるかどうかは、住宅の区分だけでなく、入居年や住宅性能、借入条件などを含めて判断する必要があります。

購入を検討しているモデルハウスでどのような税制優遇を受けられるのか、事前にハウスメーカーや不動産会社、必要に応じて税務署などに確認しましょう。

アフターサービスや保証の内容・期間を契約前に必ず確認しよう

建物の保証内容も、新築住宅に該当するかどうかで変わる可能性がある重要なポイントです。

新築住宅には、構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分について、原則として引き渡しから10年間の契約不適合責任を負うことが法律で定められています。

一方、品確法上の新築住宅に該当しないモデルハウスでは、この新築住宅に関する特例が適用されない場合があります。ただし、売主が負う契約不適合責任や独自の保証がなくなるという意味ではありません。

契約前には、以下の内容を確認しておきましょう。

  • 建物の構造部分や防水部分の保証期間
  • キッチンや給湯器など住宅設備の保証内容
  • 保証の開始日と終了日
  • 保証の対象外となる条件
  • 定期点検や補修などのアフターサービス

ハウスメーカーや工務店が独自に提供するアフターサービスの内容もさまざまです。

どのような保証がいつまで受けられるのか、必ず契約前に書面で確認することが重要です。

後悔しないモデルハウス選び!見学時に確認すべき7つのチェックリスト

気に入ったモデルハウスが見つかったら、購入後に後悔しないために、現地でしっかりと状態や設備を確認しましょう。

デザインや間取りといった目に見える部分だけでなく、建物の状態や自分たちのライフスタイルとの相性、資金計画まで、多角的な視点からチェックすることが大切です。

特に確認したい7つの項目を、以下の表にまとめました。

チェック項目 主な確認内容
1. 建物の状態 傷・汚れ・日焼け・展示期間
2. 設備の動作 設備の不具合・保証書の有無
3. 付帯設備 家具・家電などの譲渡範囲
4. 生活動線 家事・通勤・通学時の動きやすさ
5. 収納スペース 収納量・配置・使いやすさ
6. 周辺環境 日当たり・騒音・生活利便性
7. 資金計画 物件価格以外の諸費用・総支払額

見た目の印象だけで決めず、購入後の生活に支障がないかを確認することが、モデルハウス選びで失敗しないためのポイントです。

チェック1:建物の状態(傷・汚れ・日焼け)と展示期間

モデルハウスは展示用として使用されてきた建物であることを踏まえ、状態を細かくチェックすることが重要です。

多くの人が見学しているため、フローリングや壁、建具などに傷や汚れがないかを確認しましょう。特に、窓際は日光による床や壁紙の日焼け・色あせが起こりやすいポイントです。

また、建築時期と展示期間を尋ねることで、建物の経過年数や管理状況を判断する材料になります。

気になる傷や汚れがあれば、引き渡し前に補修してもらえるのか、現状のままでの引き渡しになるのかを確認しましょう。

チェック2:設備の動作確認と保証書の有無

キッチンやお風呂、トイレといった水回り設備、エアコンや床暖房などの空調設備は、可能な範囲で実際に動作確認をさせてもらいましょう。

デザインが良くても、機能に問題があっては意味がありません。

また、各設備の取扱説明書や保証書が引き渡し時に受け取れるのかどうかも重要な確認事項です。

メーカー保証期間が残っているか、不具合が発生した際に誰が対応するのかも確認しておくと安心です。

チェック3:譲渡される付帯設備(家具・家電など)の範囲

モデルハウスの魅力の一つである家具や家電、カーテンなどが、どこまで物件価格に含まれているのかを明確に確認する必要があります。

「これも貰えると思っていたのに」といった引き渡し後のトラブルを防ぐため、譲渡される品目をリストアップしてもらいましょう。

口頭での確認だけでなく、付帯設備表や契約書などの書面に譲渡対象を明記してもらうことが重要です。

チェック4:生活動線は自分たちのライフスタイルに合っているか

おしゃれな間取りでも、実際の生活に合っていなければ意味がありません。

朝起きてから家を出るまで、帰宅してから就寝するまでなど、一日の動きをシミュレーションしてみましょう。

特に、次のような動線を確認することが大切です。

  • 家事動線:キッチンから洗面所、物干しスペースへの移動がスムーズか
  • 帰宅動線:玄関から手洗い、収納スペースまで移動しやすいか
  • 生活動線:家族の生活時間帯が異なっても、お互いの邪魔にならないか

自分たちの暮らし方を具体的にイメージしながら、間取りの使いやすさを判断しましょう。

チェック5:収納スペースの量と配置は十分か

見落としがちなのが収納です。

現在持っている荷物がすべて収まるかはもちろん、将来的に家族が増えたり、子どもの成長で物が増えたりすることも考慮して、収納スペースの量と使いやすい配置になっているかをチェックします。

クローゼットの奥行きや棚の高さ、玄関のシューズクロークの広さなど、具体的なサイズ感も確認しておくと良いでしょう。

収納は広さだけでなく、必要な場所に配置されているかも重要な判断基準です。

チェック6:周辺環境(日当たり・騒音・利便性)は快適か

建物だけでなく、その土地の環境も重要なチェックポイントです。

見学する時間帯だけでなく、可能であれば平日と休日、朝・昼・夜と時間を変えて周辺を確認しましょう。

特に確認したいのは、以下の項目です。

  • 日当たりの変化
  • 周辺道路の交通量や騒音
  • 近隣住宅や街並みの雰囲気
  • 最寄り駅やスーパー、学校、病院までの距離

実際に周辺を歩いてみることで、物件情報だけではわからない生活環境を確認できます。

チェック7:資金計画:物件価格以外に必要な諸費用は何か

住宅購入には、物件の価格以外にもさまざまな諸費用がかかります。

主な費用項目は次のとおりです。

費用項目 内容
登記費用 所有権移転登記や抵当権設定登記などにかかる費用
住宅ローン関連費用 融資事務手数料や保証料など
税金 不動産取得税、登録免許税、印紙税など
保険料 火災保険や地震保険など
その他 仲介手数料(発生する場合)、固定資産税等の精算金、引っ越し費用など

諸費用の総額は物件価格や住宅ローンの利用条件、仲介の有無などによって異なります。

さらに、住宅展示場のモデルハウスを移築する場合は、解体・運搬・再建築費用なども考慮する必要があります。

提示された販売価格だけで判断せず、諸費用や必要な補修費用まで含めた総額で資金計画を立てましょう。

販売中のモデルハウスはどう探す?主な探し方とコツ

モデルハウスの購入を具体的に検討し始めたら、次に問題となるのが「どうやって販売中の物件情報を探すか」です。

モデルハウスの販売情報は、必ずしも大々的に広告されるわけではありません。

希望する物件を見つけるためには、複数の情報収集方法を組み合わせることが効果的です。

ここでは、主な3つの探し方を紹介します。

ハウスメーカーや工務店の公式サイトで情報を探す

最も確実な方法の一つが、気になるハウスメーカーや工務店の公式サイトを定期的にチェックすることです。

公式サイトの次のようなページに、モデルハウスの販売情報が掲載されることがあります。

  • 分譲住宅・建売住宅の販売情報
  • モデルハウスの販売・譲渡情報
  • 住宅展示場のイベント情報
  • 完成見学会や販売会の案内

特定のメーカーの家に魅力を感じている場合は、そのメーカーのサイトを重点的に確認するのが効率的です。

会員登録をしておくと、一般公開前の先行販売情報をメールマガジンなどで受け取れる場合もあります。

住宅展示場のイベントや見学会に参加して直接質問する

住宅展示場へ足を運び、気に入ったモデルハウスの担当者に「このモデルハウスは将来的に販売される予定はありますか?」と直接質問してみるのも有効な手段です。

まだ販売計画が公になっていなくても、販売予定が決まっている場合には情報を教えてもらえる可能性があります。

また、販売が決まった際に連絡をもらえるか相談できる場合もあります。

販売予定の有無だけでなく、販売方法や応募条件、引き渡し時期まで確認しておくと、購入計画を立てやすくなります。

不動産ポータルサイトで「モデルハウス」と検索してみる

SUUMOやアットホームといった大手不動産ポータルサイトも、販売中のモデルハウスを探すのに役立ちます。

物件検索の際は、フリーワード検索で次のようなキーワードを入力してみましょう。

  • 「モデルハウス 販売」
  • 「モデルハウス 売却」
  • 「家具付き 建売住宅」
  • 「展示場仕様 分譲住宅」

分譲地型のモデルハウスが「建売住宅」として掲載されているケースもあるため、条件を絞りすぎずに探すのがコツです。

また、希望エリアにあるモデルハウスを調べ、販売予定があるか問い合わせる方法もあります。

吹田市のモデルハウス一覧については「吹田市のモデルハウス一覧」で詳しく紹介しています。

モデルハウスの販売に関するよくある質問

モデルハウスの購入を検討する中で、多くの方が抱く共通の疑問があります。

ここでは、特によく寄せられる質問とその回答をまとめました。購入前の不安を解消するための参考にしてください。

モデルハウスは、通常の新築と比べてどのくらい安く購入できるのですか?

モデルハウスの販売価格は、建物の仕様や立地、展示期間などによって異なるため、一律に何割安くなるとは言えません。

広告宣伝用としての役割を終えていることや、展示期間中の経年劣化などが考慮され、割安な価格で販売されるケースがあります。

ただし、元の設備や仕様が豪華なため、同エリアの一般的な建売住宅よりも価格が高くなることもあります。

同等の仕様の住宅を新たに建築した場合の費用や、周辺の新築・中古住宅の相場と比較して判断することが大切です。

長期間展示されていたモデルハウスの劣化が心配です。どの程度考慮すべきですか?

展示期間や管理状況によっては、一定の劣化が生じている可能性があります。

不特定多数の人が見学するため、フローリングの傷や壁紙の汚れ、日光による色あせなどが見られる場合があります。

未入居であっても新品同様とは限らないことを踏まえ、内覧時に建物の状態を確認することが重要です。

気になる点は修繕可能か交渉し、納得したうえで契約を進めましょう。

モデルハウスを購入した場合、保証は新築と同じように受けられますか?

建物の状態や工事完了からの経過期間、売主の保証制度などによって異なります。

品確法上の新築住宅に該当する場合は、構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分について、10年間の契約不適合責任に関する特例が適用されます。

一方、新築住宅に該当しないモデルハウスでは、売主の契約不適合責任や独自の保証制度などを確認する必要があります。

建物の区分にかかわらず、保証の対象範囲や期間、アフターサービスの内容を契約前に書面で確認しましょう。

モデルハウス購入は注文住宅とも比較して検討しよう

モデルハウスの購入は、デザイン性や性能の高い住宅を、通常より割安な価格で手に入れられる可能性がある魅力的な選択肢です。

完成物件を実際に確認してから判断できる一方、間取りの変更が難しいことや、展示期間中の劣化、立地条件の制約などには注意が必要です。

購入を検討する際は、次のポイントを押さえましょう。

  • 販売タイプ:住宅展示場型と土地付きの分譲地型の違いを把握する
  • 建物の状態:展示期間や傷・汚れ、住宅設備の動作状況を確認する
  • 保証・税制:新築・中古の区分や保証内容、住宅ローン控除の適用条件を確認する
  • 購入費用:物件価格だけでなく、諸費用や補修費用を含めた総額で比較する

モデルハウスは販売物件が限られているため、希望する立地や間取り、予算に合う住宅が見つかるとは限りません。理想の住まいを実現するためには、モデルハウスの購入だけでなく、注文住宅も選択肢に入れて比較することが大切です。

そこでおすすめなのが、「メタ住宅展示場」の一括資料請求サービスです。

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モデルハウスの購入を検討している方も、まずは複数の住宅会社の提案を比較し、自分たちの希望や予算に合った住まいを探してみてはいかがでしょうか。

この記事の編集者

メタ住宅展示場 編集部 メタ住宅展示場 編集部

メタ住宅展示場はスマホやPCからモデルハウスの内覧ができるオンライン住宅展示場です。 注文住宅の建築を検討中の方は、時間や場所の制限なくハウスメーカー・工務店を比較して資料請求。あなたにヒッタリの家づくりをお手伝いします。 注文住宅を建てる際のノウハウなどもわかりやすく解説。注文住宅でわからないこと、不安なことがあれば、ぜひメタ住宅展示場をご活用ください。

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