注文住宅を建てる際、多くの人がどのような要望を持っているかを知ることは、後悔しない家づくりの第一歩です。
人気の要望ランキングを参考にすることで、自分たちの家づくりで重視すべき点のヒントが得られます。
要望をまとめたリストを作成し、優先順位を明確にすることが、予算内で理想の住まいを実現する鍵となります。
本記事では、最新の要望ランキングに加え、要望の整理方法やハウスメーカーへの的確な伝え方までを解説します。
もくじ
この記事でわかること
- 最新の要望ランキングからわかる家づくりのトレンド
- 予算内で理想を叶えるための要望の優先順位の付け方
- ハウスメーカーとの認識のズレを防ぐ要望の伝え方のコツ
【最新】注文住宅で人気の要望ランキングTOP10
注文住宅を計画する多くの人がどのような設備や間取りを希望しているか、最新のランキングを紹介します。
このランキングは、家事の効率化や快適性、安全性といった、日々の暮らしの質を向上させる要望が上位を占める傾向にあります。
自分たちの要望リストを作成する際の参考にし、家族にとって本当に必要なものは何かを考えるきっかけとして活用してください。
注文住宅で人気の間取りについては「注文住宅で人気の間取りと後悔しないためのチェックポイント」で詳しく紹介しています。
1位:家事動線を効率化する間取り(ランドリールームなど)
洗濯動線を集約したランドリールームや、キッチンからパントリー、ダイニングへとつながる回遊動線など、家事の効率を上げる間取りが最も人気の高い要望です。
特に共働き世帯の増加に伴い、「洗う・干す・畳む・しまう」という一連の作業を1か所で完結できる間取りは、日々の負担を大幅に軽減します。
ファミリークローゼットを隣接させることで、さらに時短効果が高まります。
要望をリストアップする際は、現在の家事の不満点から改善したい動線を考えると良いでしょう。
2位:大容量の収納スペース(ファミリークローゼット・パントリー)
適材適所に設けられた十分な収納スペースは、すっきりとした暮らしを維持するために不可欠です。
特に人気が高いのは、家族の衣類をまとめて管理できるファミリークローゼット、食料品や日用品をストックできるパントリー、ベビーカーやアウトドア用品も置ける玄関の土間収納です。
どこに何を収納したいのか、具体的な持ち物リストを作成して計画することで、無駄のない収納計画が実現します。
3位:高気密・高断熱で快適な室内環境
一年を通して室内の温度を快適に保ち、冷暖房の効率を高める高気密・高断熱住宅への関心は非常に高まっています。
近年の電気代高騰を背景に、省エネ性能は家計に直結する重要な要素となりました。
住宅の基本性能を高めることは、初期費用がかかるものの、長期的に見れば光熱費を抑え、健康的な暮らしにもつながります。
性能に関する要望は、ハウスメーカー選定の際の重要な比較リスト項目の一つになります。
4位:耐震性・耐久性に優れた災害に強い家
地震や台風などの自然災害に備え、安心して暮らせる頑丈な家を求める声は常に上位にランクインします。
耐震等級3の取得や、制震・免震構造の採用など、建物の安全性を高める要望は、家族の命と財産を守る上で最も基本的な要素です。
家の構造躯体に関わる部分は後から変更することが難しいため、設計段階でしっかりと要望リストに盛り込み、ハウスメーカーと確認する必要があります。
5位:開放感のあるリビング・吹き抜け
家族が最も多くの時間を過ごすリビングは、広く開放的な空間にしたいという要望が根強くあります。
吹き抜けやリビング階段、大きな窓を設けることで、採光と通風を確保し、実際の床面積以上の広がりを感じさせます。
ただし、冷暖房の効率や音の響きやすさといった側面も考慮が必要です。
断熱性能の高い窓を採用するなど、快適性を損なわない工夫とセットで検討することが望ましいでしょう。
要望リストには、どのような過ごし方をしたいかも併記すると伝わりやすくなります。
6位:手入れが簡単な内装・外装材
日々の掃除や将来のメンテナンスの手間を減らしたいというニーズから、手入れが簡単な素材を選ぶ人が増えています。
例えば、油汚れが落ちやすいキッチンパネル、傷や汚れに強い床材、セルフクリーニング機能を持つ外壁材などが人気です。
初期コストは多少上がっても、長期的なメンテナンス費用や手間を削減できるため、費用対効果の高い選択といえます。
採用したい素材のリストを作成し、サンプルを取り寄せて比較検討すると良いでしょう。
7位:太陽光発電システムと蓄電池
環境への配慮や、電気料金の高騰・災害時の非常用電源確保といった観点から、太陽光発電システムや蓄電池への関心が高まっています。
日中に発電した電気を自家消費したり、余った電力を蓄電池に貯めたりすることで、光熱費の削減に大きく貢献します。
設置には初期費用がかかるため、補助金制度の活用も視野に入れながら、将来のエネルギー収支をシミュレーションして導入を検討することが重要です。
この要望もリストに加えておきましょう。
8位:家族とつながるスタディコーナー・ワークスペース
リモートワークの普及や、リビングで学習する習慣の広がりを受け、LDKの一角やスキップフロアなどに家族の気配を感じながら集中できるスペースを設ける要望が増えています。
完全に独立した書斎よりも、他の部屋とのつながりを意識したセミオープンな空間が人気です。
カウンターと棚を造作するだけで、多目的に使える便利なスペースが生まれます。
将来の使い方の変化も想定して、要望リストに盛り込むと良いでしょう。
9位:プライバシーを守る庭やウッドデッキ
リビングとフラットにつながるウッドデッキや庭は、アウトドアリビングとして活用でき、暮らしに豊かさをもたらします。
バーベキューを楽しんだり、子供の遊び場にしたりと夢が広がりますが、同時に外部からの視線も気になる点です。
フェンスや植栽を効果的に配置してプライバシーを確保する工夫が求められます。
周辺環境を考慮した上で、どのように空間を使いたいかを具体的に要望リストにまとめることが大切です。
10位:充実したアフターサービスと保証制度
家は建てて終わりではなく、長期間にわたって住み続けるものです。
そのため、引き渡し後の定期点検や長期保証など、ハウスメーカーのアフターサービス体制を重視する声が多く聞かれます。
万が一の不具合に迅速に対応してくれるか、メンテナンスの相談に気軽に乗ってくれるかといった点は、会社選びの重要な判断基準です。
各社の保証内容を比較検討できるよう、リストを作成して確認すると安心です。
要望が多すぎて予算オーバー?後悔しないための優先順位の決め方
注文住宅では、理想を追求するあまり要望が多くなり、予算を大幅に超えてしまうケースが少なくありません。
全ての要望を叶えるのは難しいため、後悔しないためには優先順位を明確にすることが不可欠です。
自分たちの暮らしにとって本当に必要なものは何かを見極めるための、要望リストの整理方法を3つのステップで解説します。
ステップ1:「絶対に譲れない条件」と「できれば欲しい条件」に分ける
まずは家族で話し合い、全ての要望をリストに書き出してみましょう。
そのリストを「絶対に譲れない条件(MUST)」と「できれば欲しい・諦めてもよい条件(WANT)」の2つに分類します。
例えば、「耐震等級3」や「家族4人が集えるリビングの広さ」はMUST、「ウッドデッキ」や「キッチンのタッチレス水栓」はWANTといった形です。
この作業を通じて、家族が家づくりで何を最も大切にしているかが明確になります。
ステップ2:家族のライフスタイルの変化を予測して要望を整理する
家づくりの要望は、現在の暮らしだけを基準に考えるのではなく、10年後、20年後の家族構成やライフスタイルの変化を予測して整理することが重要です。
子供の成長に合わせて部屋の使い方を変えられるか、将来的に親と同居する可能性はあるか、自分たちが年を重ねたときに暮らしやすいか、といった長期的な視点で要望リストを見直します。
将来を見据えることで、今本当に必要なものと、後からでも対応できるものが見えてきます。
ステップ3:SNSの情報に惑わされず、自分たちの暮らしに合うか判断する
InstagramなどのSNSでは、デザイン性の高い家や便利な設備の情報が数多く発信されています。
それらは魅力的ですが、見た目のおしゃれさや流行っているという理由だけで安易に採用するのは危険です。
その設備が本当に自分たちの生活スタイルに合っているのか、掃除やメンテナンスは大変ではないか、といった実用的な観点から冷静に判断する必要があります。
情報が多いからこそ、自分たちの暮らしの軸をしっかり持つことが大切です。
共働き世帯は必見!「家事ラク」を実現する間取りと設備の具体例
時間に追われがちな共働き世帯にとって、家事の負担を軽減する「家事ラク」な間取りや設備は、注文住宅で実現したい重要なテーマです。
日々の動線をいかに短く、シンプルにするかがポイントになります。
ここでは、家事の時短に大きく貢献する間取りと設備の具体的な導入例を紹介します。
洗濯が劇的に楽になる「ランドリールーム」と「ガス衣類乾燥機」
洗濯は「洗う・干す・畳む・しまう」という工程が多く、家事の中でも特に負担の大きい作業です。
この一連の動作を1か所で完結できるランドリールームは、家事ラクの代表例といえます。
さらに、ガス衣類乾燥機を導入すれば、天候を気にせず短時間で洗濯物を乾かせます。
洗濯機から乾燥機へ移し、乾いたら隣のカウンターで畳んで、そのまま併設のファミリークローゼットに収納するという動線は、洗濯にかかる時間と手間を劇的に削減する一例です。
キッチン周りをすっきり保つ「パントリー」の最適な広さと配置
食料品や日用品のストック、普段使わない調理器具などをまとめて収納できるパントリーは、キッチンをすっきりと保つために非常に有効です。
キッチンからのアクセスが良い場所に配置するのが基本で、例えばキッチン奥にウォークインタイプのパントリーを設ける例が人気です。
広さは1畳から2畳程度が一般的ですが、可動棚を設置して収納効率を高める工夫も重要です。
買い物から帰ってきてすぐに収納できる動線を確保するのも良い一例となります。
外出・帰宅がスムーズになる「玄関土間収納」と「ファミリークローゼット」
玄関横に設ける土間収納は、靴だけでなく、ベビーカーや三輪車、アウトドア用品などを汚れを気にせず収納できる便利なスペースです。
また、玄関から直接アクセスできる場所にファミリークローゼットを配置する間取りも人気の例です。
帰宅後、上着やカバンをすぐにクローゼットにしまうことで、リビングに物が散らかるのを防げます。
この動線は、外出時の身支度もスムーズにする効果があり、忙しい朝の時短につながる良い例です。
複数のハウスメーカー・工務店からあなたに合った「家づくりプラン」を無料で手に入れよう
理想の家づくりを実現するには、複数のハウスメーカー・工務店から提案を受け、比較検討することが重要です。
当社の「家づくりプラン」一括請求サービスを利用すれば、自宅にいながら、あなたの要望に合わせた間取りプランや資金計画を複数の会社から無料で取り寄せられます。
各社の強みや提案内容を比較することで、自分たちに最も合ったパートナーを見つけることが可能です。
家づくりプランのメリットについては「家づくりプラン」で詳しく紹介しています。
打ち合わせで失敗しない!要望をハウスメーカーに的確に伝える3つのコツ
家づくりの打ち合わせでは、自分たちの理想や要望を設計担当者に正確に伝えることが、満足のいく家を建てるための鍵となります。
言葉だけではイメージの共有が難しく、後から「こんなはずではなかった」という事態になりかねません。
認識のズレを防ぎ、スムーズに意思疎通を図るための伝え方のコツを3つ紹介します。
理想のイメージを写真や雑誌の切り抜きで具体的に見せる
「ナチュラルな雰囲気」「モダンな外観」といった抽象的な言葉だけでは、人によって解釈が異なります。
理想とする家のイメージに近い写真や雑誌の切り抜き、SNSの投稿などを集めて見せるのが、最も効果的な伝え方です。
ビジュアルで共有することで、担当者はあなたの好みを正確に理解し、具体的なデザイン提案に活かしやすくなります。
例えば、気に入ったキッチンや洗面台の写真を見せるだけでも、イメージの共有度は格段に上がります。
現在の住まいの不満点をリストアップして改善したいことを明確にする
新しい家で何を実現したいかを明確にするには、まず現在の住まいに対する不満点をリストアップすることから始めるのが有効な伝え方です。
「収納が少なくて部屋が散らかる」「冬は結露がひどい」「キッチンが狭くて作業しづらい」といった具体的な不満は、そのまま新しい家への要望になります。
この不満解消リストを担当者と共有することで、設計上の具体的な改善策を提案してもらいやすくなります。
作成した「要望リスト」を担当者と共有して認識のズレを防ぐ
家族で話し合って優先順位をつけた要望リストは、打ち合わせの早い段階で担当者に渡しましょう。
このリストが、家づくりの土台となります。
リストを担当者と共有することで、口頭での言った・言わないといったトラブルを防ぎ、要望の伝え漏れもなくなります。
要望の背景や理由もあわせて説明する伝え方をすると、担当者は意図をより深く理解し、期待以上の提案をしてくれる可能性も高まります。
注文住宅の要望に関するよくある質問
注文住宅を検討する際には、多くの人が同じような疑問や悩みを抱えます。
ここでは、要望の整理や伝え方に関して特に多い質問とその回答をまとめました。
家づくりのプロセスをスムーズに進めるための参考にしてください。
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注文住宅の要望で、コストを抑えるために優先順位を下げても良い項目は何ですか?
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内装のグレード、造作家具、後からでも追加・交換できる設備などが挙げられます。
例えば、壁紙や照明器具、カーテンなどは、最初はシンプルなものにしておき、後から好みのものに変更可能です。
構造や断熱性能など、家の基本性能に関わる部分は後から変更が難しいため、要望リストの中でも優先順位を高く設定するべきです。 -
家族間で注文住宅への要望が違う場合、どうやって意見をまとめるのが良いですか?
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まずはお互いの要望を全てリストに書き出し、否定せずに共有することから始めます。
その上で、なぜその要望を叶えたいのか理由を話し合い、価値観をすり合わせましょう。
絶対に譲れない点と妥協できる点を明確にし、家族全員が少しずつ譲歩することで、平和的な解決策が見つかります。多い要望の中から、共通のゴールを探す姿勢が大切です。
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注文住宅の打ち合わせで、要望リストはどのタイミングで担当者に見せるのが効果的ですか?
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初回の打ち合わせ、もしくは2回目の打ち合わせまでに提出するのが最も効果的です。
設計の初期段階で要望リストを共有することで、担当者はそれらを反映した間取りプランや概算見積もりを作成しやすくなります。
要望の伝え方として、早めに全体像を共有することで、その後の打ち合わせがスムーズに進み、手戻りが少なくなります。
家づくりプランの一括請求サービスが選ばれる3つの理由
注文住宅を成功させるためには、信頼できるハウスメーカー・工務店との出会いが不可欠です。
しかし、数ある会社の中から自分たちに合った一社を見つけ出すのは容易ではありません。
多くの方が「家づくりプラン」の一括請求サービスを利用するのには、明確な理由があります。
理由1:自宅にいながらスマホ一つで複数社のプランを比較できる
住宅展示場を何軒も回ったり、一社ずつ問い合わせたりするのは時間と労力がかかります。
一括請求サービスなら、自宅でくつろぎながら、スマートフォンやパソコンから一度の入力で複数の会社にプラン作成を依頼できます。
忙しい方でも、効率的に情報収集と会社選びを進められる点が大きなメリットです。
理由2:大手から地域密着の工務店まで、厳選された優良企業から提案が届く
一括請求サービスには、全国展開する大手ハウスメーカーから、地域ならではの気候風土を熟知した工務店まで、数多くの優良企業が登録しています。
自分一人で探すだけでは出会えなかったような、魅力的なハウスメーカー・工務店と出会える可能性が広がります。
大手ハウスメーカーの比較については「大手ハウスメーカー5社の比較」で詳しく紹介しています。
幅広い選択肢の中から、各社の特徴や提案内容をじっくり比較検討できるため、納得のいくパートナー選びが可能です。
理由3:土地探しから資金計画まで、家づくりの悩みをトータルで相談できる
家づくりは、建物のことだけでなく、土地探しや住宅ローンといった資金計画も同時に進める必要があります。
一括請求サービスを通じて出会ったハウスメーカーには、これらの悩みをトータルで相談できます。
土地探しからのサポートや、家計に合わせた無理のない資金計画の提案など、専門的な知識を持つプロの視点から総合的なアドバイスを受けられるため、安心して家づくりを進められます。
まとめ
注文住宅で後悔しないためには、人気の要望ランキングを参考にしつつも、最終的には自分たちの暮らしに合った優先順位を見極めることが重要です。
家族で十分に話し合い、要望をリスト化して整理するプロセスが、理想の住まいを具体化する第一歩となります。
そして、作成したリストをもとにハウスメーカーの担当者と正確なイメージを共有することで、満足度の高い家づくりが実現します。
この記事の編集者
メタ住宅展示場 編集部
メタ住宅展示場はスマホやPCからモデルハウスの内覧ができるオンライン住宅展示場です。 注文住宅の建築を検討中の方は、時間や場所の制限なくハウスメーカー・工務店を比較可能。あなたにヒッタリの家づくりプランの作成をお手伝いします。 注文住宅を建てる際のノウハウなどもわかりやすく解説。 注文住宅でわからないこと、不安なことがあれば、ぜひメタ住宅展示場をご活用ください。
運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)




