「中庭住宅」の坪単価とは、間取りとして中庭を設けた場合の費用相場のことです。
この記事では、一般的な注文住宅で中庭を設置する際の費用、メリット・デメリット、後悔しないためのポイントを解説します。
もくじ
この記事でわかること
- 「中庭住宅の坪単価」とは?
- 間取りに中庭を設ける場合の費用相場と価格が上がる仕組み
- プライバシー確保や採光性向上といった中庭のメリット
- 中庭で後悔しないためのデメリット対策と計画のポイント
「中庭住宅」の坪単価とは?
建物の間取りとして「中庭」を設けた住宅を建てる際、坪単価がどれくらい変動するのかという費用相場を指します。
【間取り別】中庭のある家で上がる坪単価の目安
ここからは、間取りとして中庭を設けた場合に建築費用、特に坪単価がどのように変動するのかを解説します。
中庭のある家は、その形状から一般的な四角い家に比べて建築コストが上がる傾向にあります。具体的な価格の上昇幅やその理由、形状による費用の違いについて見ていきましょう。
中庭を設けると坪単価は3万〜5万円ほど高くなる傾向
一般的な住宅に中庭を設けた場合、坪単価は3万円から5万円程度上乗せされるのが相場です。
例えば、坪単価80万円で30坪の家を建てる場合、中庭なしでは2,400万円ですが、中庭を設けると総額で90万円から150万円ほど高くなる計算になります。
この価格上昇は、建物の形状が複雑になることが主な原因です。
坪単価が上がる3つの理由|外壁・窓・基礎工事の増加
中庭のある家の坪単価が上がる理由は、主に3つあります。
建物の形状が凹凸になることで、同じ延床面積でも外壁の面積が増加します。
中庭に面して採光や通風のための窓を多く設置するため、サッシの費用がかさみます。
第三に、基礎部分も複雑な形になるため、施工の手間とコストが増えます。
これらの要因が重なり、全体の建築価格を押し上げます。
【形状別】コの字型・ロの字型・L字型の費用感の違い
中庭のある家の費用は、その形状によっても変動します。
一般的に、L字型、コの字型、ロの字型の順で費用が高くなる傾向があります。
L字型は2面、コの字型は3面、ロの字型は4面が建物に囲まれる形です。
建物に接する面が増えるほど外壁や窓の量が増え、構造も複雑になるため、建築コストが上がります。
費用を抑えたい場合は、比較的シンプルなL字型から検討するのがよいでしょう。
費用をかけても建てたい!中庭のある家の4つのメリット
中庭のある家は建築費用が高くなる傾向にありますが、それを上回る多くの魅力があります。
プライバシーの確保と開放感の両立、優れた採光・通風性、そして多目的に使えるプライベートな屋外空間など、暮らしを豊かにするメリットが豊富です。
ここでは、コストをかけてでも手に入れたい中庭の4つのメリットを解説します。
家族のプライバシーを守りながら開放的な空間を作れる
中庭の最大のメリットは、プライバシーを確保しながら開放的な空間を実現できる点です。
建物で囲まれているため、道路や隣家からの視線を気にすることなく、カーテンを開けて過ごせます。
外に閉じつつ内に開く設計にすることで、周囲の環境に左右されにくい、家族だけのプライベートな屋外リビングとして活用可能です。
どの部屋にも自然光が届き明るい室内になる
建物の中心に中庭を設けることで、家の奥まで自然光を届けられます。
通常、北側の部屋や廊下は暗くなりがちですが、中庭に面して窓を設置することで、どの部屋も明るく快適な空間になります。
住宅密集地や日当たりの良くない土地でも、効率的に光を取り込める設計が可能です。
風通しが良く快適な住環境を実現できる
中庭に面して複数の窓を設けることで、家の中に風の通り道が生まれ、効率的な換気が可能になります。
異なる方向の窓を開けることで立体的に空気が循環し、家全体の風通しが良くなります。
湿気がこもりにくく、一年を通して快適な住環境を保ちやすい点も大きなメリットです!
子どもの安全な遊び場や趣味のスペースとして活用できる
建物で囲まれた中庭は、子どもが道路に飛び出す心配がなく、安全に遊べる貴重なスペースになります。
また、ガーデニングや家庭菜園、友人とのバーベキューなど、趣味を楽しむための多目的な空間としても活用できます。
暮らしの中に屋外活動を手軽に取り入れられるのが魅力です。
坪単価以外も要注意!中庭のある家で後悔しやすい3つのデメリット
魅力的な中庭のある家ですが、坪単価の上昇以外にも注意すべき点が存在します。
設計段階で対策を怠ると、住み始めてから後悔につながる可能性も否定できません。
メンテナンスの手間や虫の問題、生活動線の複雑化など、事前に知っておくべきデメリットを3つ紹介します。
これらを理解し、計画に活かすことが重要です。
掃除やメンテナンスに手間がかかる
中庭は屋外空間であるため、落ち葉や砂埃が溜まりやすく、定期的な掃除が欠かせません。
特に、排水溝が詰まると水はけが悪くなるため、こまめな手入れが必要です。
また、中庭に面した窓が多くなる分、窓拭きの手間も増えることを考慮しておく必要があります。
虫が発生しやすく対策が必要になる
中庭に植栽を置くと、どうしても虫が発生しやすくなります。
また、排水がうまくいかず水たまりができると、蚊の発生源になる可能性も考えられます。
リビングなど室内への虫の侵入を防ぐために、窓には網戸を設置するなどの対策が必須です。
自然に近い環境であるため、ある程度の虫との共存は覚悟しなければなりません。
生活動線が複雑になり居住スペースが狭くなる場合がある
間取りによっては、中庭を迂回して部屋を移動する必要が生じ、生活動線が長くなることがあります。
また、同じ延床面積の家でも、中庭のスペース分だけ居住空間は狭くなります。
限られた敷地で中庭を設ける場合は、動線の効率性や必要な部屋の広さを確保できるか、慎重な検討が求められます。
中庭のある家づくりで失敗しないためのポイント
中庭のある家で後悔しないためには、設計段階でのいくつかの重要なポイントを押さえることが不可欠です。
ライフスタイルに合わせた計画、機能性を維持するための技術的な配慮、そして信頼できるパートナー選びが成功の鍵を握ります。ここでは、理想の中庭を実現するために、特に意識すべき3つのポイントを解説します。
ライフスタイルに合った中庭の広さと形を選ぶ
まず「中庭で何をしたいか」という目的を明確にすることが重要です。
例えば、バーベキューを楽しみたいならある程度の広さが必要ですし、採光が主な目的ならコンパクトでも十分かもしれません。
家族構成やライフスタイルに合わせて、最適な広さ、形状、そしてリビングとのつながりなどを考え、具体的な使い方をイメージしながら設計を進めましょう。
排水計画をしっかり行い水はけの良い設計にする
中庭で特に重要なのが排水計画です。
水はけが悪いと、雨水が溜まって苔やカビ、害虫が発生する原因となります。
しっかりと勾配をつけ、排水溝を適切に設置するなど、水がスムーズに流れる設計を徹底することが不可欠です。
床材も、水はけの良いタイルやウッドデッキなどを選ぶと良いでしょう。
複数のハウスメーカー・工務店からプランを取り寄せて比較検討する
中庭のある家の設計は、一般的な住宅よりも専門的な知識や経験が求められます。
そのため、中庭の建築実績が豊富なハウスメーカーや工務店に依頼することが成功の秘訣です。
複数の会社から間取りプランや見積もりを取り寄せ、提案内容や費用を比較検討することで、信頼できるパートナーを見つけやすくなります。
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中庭のある家づくりを成功させるには、信頼できるハウスメーカーを見つけ、複数のプランを比較することが欠かせません。
しかし、多くの会社から一社ずつ話を聞くのは時間も手間もかかります。
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中庭のある家の坪単価に関するよくある質問
中庭のある家を検討する際、坪単価や付帯工事の価格など、費用に関する疑問は尽きません。
どのようにして経験豊富な住宅メーカーを探せばよいのかも知りたいポイントです。
ここでは、中庭のある家の坪単価に関連して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
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中庭を作るのと、同じ面積の部屋を作るのではどちらが坪単価は高いですか?
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一般的に、同じ面積であれば部屋を作る方が坪単価は高くなります。
中庭には屋根や壁、内装といった工事が不要なため、空間あたりの価格は抑えられます。
ただし、中庭を設けることで建物全体の形状が複雑化し、外壁や基礎のコストが増加するため、家全体の坪単価は上昇する傾向にあります。 -
中庭の坪単価以外に、ウッドデッキや植栽などの追加費用はどれくらいかかりますか?
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追加費用は、仕様や規模により大きく変動しますが、数十万円から百万円以上かかることも珍しくありません。
主な項目として、ウッドデッキやタイルの敷設、植栽、照明の設置、水道設備の引き込みなどが挙げられます。
これらの費用は建築本体の価格とは別になることが多いため、事前に総額を把握することが重要です。 -
中庭のある家の建築実績が豊富な住宅メーカーはどうやって探せば良いですか?
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各社のウェブサイトで施工事例を確認したり、モデルハウスを見学したりする方法があります。
より効率的に探すなら、注文住宅の一括プラン請求サイトの利用がおすすめです。
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一括プラン請求で理想の家づくりが叶う理由
家づくりは多くの人にとって一生に一度の大きな買い物です。
だからこそ、慎重に、そして効率的に進めたいものです。
一括プラン請求サービスを利用することで、時間や手間を省きながら、理想の住まいを実現するための最適なパートナーを見つけられます。
ここでは、その具体的なメリットについて解説します。
自宅にいながら複数社の建築プランを比較できる
一括プラン請求サービス最大のメリットは、住宅展示場に足を運んだり、一社ずつ問い合わせたりする手間を省ける点です。
簡単な情報を一度入力するだけで、複数のハウスメーカーからオリジナルの間取りプランや資金計画が届きます。
自宅にいながら各社の提案をじっくり比較検討できるため、忙しい方でも効率的に家づくりを進められます。
土地探しから資金計画までトータルで相談できる
家づくりは、建物の設計だけでなく土地探しや資金計画も同時に進める必要があります。
一括プラン請求サービスに参加している会社の中には、土地探しからサポートしてくれる不動産部門を持つ会社や、住宅ローンに詳しいファイナンシャルプランナーが在籍している会社も多くあります。
家づくりに関するあらゆる悩みをトータルで相談できるため安心です。
厳しい基準をクリアした優良工務店のみが参加
一括プラン請求サービスでは、登録するハウスメーカー・工務店に対して独自の厳しい審査基準を設けていることが多く、利用者は安心して相談できます。
大手ハウスメーカーから、地域に根ざした提案力のある優良工務店まで、幅広い選択肢の中から信頼できる会社を見つけられます。
実績豊富なプロからの提案を比較することで、より質の高い家づくりが実現します。
まとめ
間取りに中庭を採用すると、建物の形状が複雑になるため坪単価が3万〜5万円ほど高くなる傾向があります。
中庭にはプライバシー確保や採光といったメリットがある反面、メンテナンスなどのデメリットも存在します。
コストとメリット・デメリットを総合的に判断し、複数のハウスメーカー・工務店からプランを取り寄せて比較検討することが、後悔しない家づくりにつながります。
この記事の編集者
メタ住宅展示場 編集部
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運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)




