【石川県】アイワホームの評判が極端すぎる？口コミで分かった満足度の差

石川県のアイワホームは、北陸の気候に合わせた断熱・気密性能の高さや、自由度の高い設計力が特徴のハウスメーカーです。

地域に根ざした企業らしく、担当者が身近で相談しやすい環境づくりにも力を入れています。そのため、実際にアイワホームで注文住宅を建てた人の口コミを見ると「親身に話を聞いてくれた」「希望に沿った提案をしてくれた」といった対応面での評価が多く寄せられていました。

しかし一方で、施工管理のばらつきやアフターフォローの対応差を指摘する声もありました。

このように、アイワホームの口コミは評価が分かれる部分もあるため、事前に担当者との相性やアフター対応の仕組みをしっかり確認しておき、後悔のない家づくりにつなげましょう。

アイワホームの『良い口コミ・評判』

アイワホームは「安心して暮らせる住まいを提供する」姿勢が地元の方から支持されているハウスメーカーです。

アイワホームで実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。

良い口コミの大半が「対応の良さ」「親身さ」「丁寧さ」といった、対応の良さに集中しています。これは、アイワホームに以下のような特徴があることが理由として考えれます。

それでは、こうした特徴が実際にアイワホームで家を建てた人の口コミでどのように評価されているのか、具体的な声をご紹介します。

社員全員が親身になってくれる

うちはすごく親身に話を聞いてもらいましたし、満足しています。この間、点検の後で手直しに来た業者の人も、監督さんも営業さんも、機会ごとにずーっとまめに声掛けしていくので、気になることは、何でも言って下さい。何かあったら、また私たち来ますんで^^って、言ってました。感じ良かったですよ。
引用元：すてき空間

アイワホームでは、営業・設計・施工管理の各担当者がチームとして連携し、施主への対応を重視しています。

施工現場では「施工業者登録制度」を導入し、誰がどの工程を担当したか明確化することで、責任の所在をはっきりさせ、施主への親身な対応やアフターフォローを実現しているのです。

予算にあった提案をしてくれる

私がアイワで家を建てた時、１０年間マイホームを思い描いて貯めた資料や雑誌の切り抜き希望のインテリアの写真、好きな間取りや、どうしても譲れない所・・・飾りたい絵の写真に至るまで全てを担当者やインテリアコーディネートにお渡ししました。

広さや予算の関係上　どうしても実現出来なかったところもありましたが、アイワさんは私達の希望通り、マイホームを提案して下さいましたよ！結果、インテリアも思っていたとおりになり気に入っています。家事がしやすい動線も良いです！

引用元：すてき空間

アイワホームでは、施主のライフスタイルや希望に応じたプランニングを重視しており、標準仕様の耐震・断熱性能を確保しながらも、間取りや内装のカスタマイズが可能です。

専門のインテリアコーディネーターが施主の希望を反映しつつ、予算内で最適な提案を行っていることがわかります。

アイワホームの『悪い口コミ・評判』

ここでは、アイワホームに関する悪い口コミをもとに、どのような点で注意が必要なのか、契約前に知っておきたいポイントを整理して解説します。

アイワホームで実際に家づくりを経験した人の声を探したところ、以下のような口コミが見られました。

これらの口コミは、家づくりを進める際に注意したいポイントを把握するうえで参考になります。

それでは、実際にどのような声が寄せられているのか、具体的に紹介します。

現場管理・施工品質の不満

現在、建設中です。
契約から設計など素早い対応でした。
プランニングも良かったです。が、現場管理費用を取ってるにも関わらず、現場や施工業者の管理が全然出来てません。良い業者もいますが、雑で挨拶も出来ない、外装を傷つけるなどなど。何度も監督に連絡して、こちらの要望を伝えても 業者には伝えてあるんですが… 伝えてないから雑な部分が沢山あるんでしょ？みたいな事ばかり。

そもそも契約後に社長から来た手紙にも この度はご契約頂き……ぜひ知人の方をご紹介下さい。
家も建ってない状態で、どんな考えで紹介出来る？それに感謝だけ書いとけ！明日、営業の方に要望を伝えても誤魔化される様なら、その後の話は弁護士様を通す形で考えております。メーカーとしての工法などは良いと思います。
引用元：マンションコミュニティ

施主としては、現場で気になる点は写真やメモで記録し、具体的に施工管理者や営業担当に伝えることが重要です。

伝達ミスを防ぐため、メールや文書でも要望を確認し、工事中に複数回チェックを行うことで、雑な作業や傷のリスクを減らせるでしょう。

アフターフォローへの不満

アフターを売りしてますが　アフターフォローじゃなく　営業員が定期訪問しました　とのノルマをこなす為だけの対応。せめて自社が販売した蓄暖メーカーが無くなった、メンテナンスの連絡先が変わったなど位　言って欲しいものです。

全て自分で管理、保守する覚悟なので　このハウスメーカーは利用しない事をお勧めします。

引用元：マンションコミュニティ

定期訪問が形式的に感じられる場合でも、施主自身で設備や保証内容を整理・記録しておくことが大切です。
アフターフォローには期間が設定されているケースが一般的で、万が一不備があれば、依頼することで対応してくれます。

メンテナンス窓口や変更点も把握し、疑問があれば訪問時に具体的に質問して文書化しておきましょう。

プランや仕様に関する不満

アイワで建てた知人たちの家に共通してることは3点
1.トイレが狭い
背が高い家族ばかりでドアを天井までのにしているのに
2.使わないであろうオプションが盛り沢山
営業さんが親身で住人のいうこと全て詰め込んだのかも
3.外壁のもろさがわかる
数年で遠目に見て外壁の色が違うし、浮きがある

引用元：マンションコミュニティ

希望と異なる間取りや仕様を防ぐには、契約前や設計段階で希望を明確に整理し、写真や図面で担当者に伝えることが有効です。

担当者の方と意思疎通ができないと、後で「言った・言わない」の水掛け論になるので、外壁や設備の耐久性も質問して書面で確認することで、納得できるプランを実現できるでしょう。

アイワホームの坪単価と、ハウスメーカーの中での立ち位置

株式会社アイワホームは、「地域に根ざし、より良い住まいを通じてお客様の幸せを創造する」という理念のもと、1988年（昭和63年）に設立された石川県のハウスメーカーです。

項目	内容
商号	株式会社アイワホーム
本店所在地	〒921-8575 石川県野々市市押野3丁目61番地
本店営業部（ATERA）	〒921-8575 石川県野々市市押野3丁目65番地
金沢営業所（NOWA）	〒920-0348 石川県金沢市松村7丁目234番地
設立	1988年（昭和63年）9月
資本金	1億円
代表者	代表取締役 林 一二（Hayashi Katsuzi）
事業内容	木造在来軸組構法による木造注文住宅の設計・施工・アフターメンテナンス
従業員数	58名
売上高	26億円（2025年2月期）
取引銀行	北國銀行野々市支店 北陸銀行金沢問屋町支店 金沢信用金庫野々市支店
許可番号	建設業／石川県知事（特3）第10300号 宅建業／石川県知事（9）第2406号 1級建築士事務所／石川県知事登録 第12525号

木造在来軸組構法による木造注文住宅の設計・施工・アフターメンテナンスを中心に、地域密着型の家づくりを展開しており、創業から36年で建築実績も約3,600棟を超えた地元密着企業です。

アイワホームは、高い耐震性・断熱性・デザイン性を兼ね備えた住まいづくりを通じて、「安心・安全・快適な暮らし」を地域の人々に届けています。

特に強みとして挙げられるのは、設計から施工、アフターメンテナンスまでを自社一貫体制で行うことです。これにより、中間コストを抑えた高品質・高コストパフォーマンスな家づくりを実現しています。

さらに、アイワホームでは住まいを建てた後の「暮らしのサポート」も重視しています。定期点検やリフォーム相談など、長期的なアフターメンテナンスを通じて、お客様との信頼関係を大切にしているのです。また、地域の建築士・職人・協力会社との連携により、地元密着のきめ細やかな対応力を発揮していている企業です。

アイワホームは、これからも「地域に寄り添い、安心して暮らせる住まいを提供する」という理念のもと、北陸の気候・風土に合った家づくりを追求し、より多くのお客様に満足いただける住宅を提供し続けている企業を目指しています。

アイワホームの坪単価は60～80万円が目安

株式会社アイワホームの坪単価は、おおよそ60万〜80万円前後が目安とされています。これは、「地域に根ざした高品質な住まいを適正価格で提供する」というアイワホームの理念のもと、設計から施工、アフターメンテナンスまでを一貫して自社で行う体制を整えています。

そのため、中間マージンを削減しながらも、耐震性・断熱性・デザイン性の高い家づくりを実現しています。他の大手ハウスメーカーや北陸ハウスメーカーの坪単価は以下のようになります。

ハウスメーカー	坪単価の目安
積水ハウス	約100～150万円
ダイワハウス	約75～150万円
ミサワホーム	約80～110万円
パナソニックホームズ	約80～100万円
セキスイハイム	約75～100万円
ウッドライフホーム（北陸ハウスメーカー）	約60～85万円
クレバリーホーム	約60～80万円
アイワホーム	約60～80万円
アルスホーム（北陸ハウスメーカー）	約55～80万円

この表からもわかるように、アイワホームの坪単価は大手メーカーに比べて比較的リーズナブルでありながら、北陸エリアにおける地域密着型ハウスメーカーとしては中価格帯に位置する水準です。

北陸地域は年間を通して湿度が高く、冬季には豪雪・低温が続くため、住宅には断熱性能・気密性・耐雪構造のすべてが求められます。

アイワホームでは、北陸の厳しい気候に対応した高断熱仕様や耐雪構造を標準採用しているため、冷暖房効率に優れ、長期的に見てもコストパフォーマンスの高い住まいを提供しているのです。

ただし、選ぶ住宅シリーズや仕様グレード、外構やオプション設備によって総額は変動します。デザイン性の高いオーダープランや高性能断熱材を使用する場合は、坪単価が80万円を超えるケースもあります。

また、地盤改良工事や外構工事などを含めると、実際の建築費用は本体価格よりも高くなることが多いため、正確な金額を知るためには、必ず現地調査と見積もりを取ることが重要です。

吹き抜けや勾配天井を活かした、のびやかな空間デザインが特徴

アイワホームの住宅デザインは、「広々とした空間」と「自然との調和」をテーマにした意匠が特徴です。

特に、吹き抜けや勾配天井を取り入れた設計は、空間に縦の抜け感を生み出し、実際の面積以上の開放感を演出します。大きな窓を配置して採光を確保することで、北陸特有の長い冬でも明るく心地よい室内環境を保つ工夫がなされています。

参考：アイワホーム公式サイト
また、木の質感を活かしたナチュラルな内装や、梁をあえて見せる構造美のデザインもアイワホームの意匠的特徴のひとつです。自然素材を基調とした温かみのある空間づくりは、住まう人にやすらぎを与えるだけでなく、経年変化による美しさも楽しめます。

外観はシンプルモダンをベースにしながら、屋根勾配や窓配置に独自の工夫を加え、機能性とデザイン性を融合した建築美を追求しています。

参考：アイワホーム公式サイト

北陸の風土に寄り添いながら、上質でのびやかな空間を生み出すのがアイワホームの意匠です。

ZEH基準の省エネ設計で快適性と経済性を両立した家づくりを実現

アイワホームの住宅は、ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）基準に対応した省エネ設計を標準とし、快適性と経済性を両立しています。

北陸特有の寒冷・多湿な気候に対応するため、高性能断熱材「アイシネンLDフォーム」を採用しています。

アイネシンLDフォームが選ばれる理由

特徴	説明
独自のセル構造で吸水性を低減	画期的な独自のセル構造により、極めて水を吸いにくいウレタンフォームです。
優れた柔軟性で躯体に密着	優れた柔軟性があるため躯体に追従し、剥離・脱落の心配がありません。
内部結露やカビの発生を抑制	空気中の湿気をため込まない為、内部結露やカビの発生を抑制します。
環境にやさしい材料	フロンガスを一切使用せず、VOC（揮発性有機化合物）の発生も極めて低いフォーム材です。
世界トップクラスの断熱材	世界最高品質の証「生涯製品保証書」発行、長期に渡り品質が維持されます。

引用元：アイワホーム公式サイト

現場発泡型のウレタン断熱材は、躯体に密着して剥離の心配がなく、水分を吸収しにくい独自セル構造により内部結露やカビの発生も抑制する効果があるのです。

さらに、これらの仕様によって、全棟で国の次世代省エネルギー基準の約10倍の気密性（C値0.5㎠/㎡以下）を確保しており、隙間からの熱損失や花粉・PM2.5の侵入を防ぐことにも期待できます。

換気システムには、全熱交換型の第一種換気を標準装備しており、外気を効率よく取り入れながら室温の変化を最小限に抑え、健康的で快適な室内環境を維持します。これにより、快適な室温を保つことができ、省エネにも効果を発揮するのです。

さらに、制震構造や耐震等級3相当の構造設計により、高断熱・高気密住宅でありながら安全性も確保します。熟練の大工技術と厳格な施工管理によって、高性能設備を最大限に生かす施工体制が整えられているのです。

アイワホームで理想をカタチにするために確認しておきたい3つのこと

アイワホームで理想のマイホームを実現するには、事前の準備と情報整理が欠かせません。

予算やこだわりを明確にし、信頼できる担当者を見極めること、さらに複数のプランやハウスメーカーを比較検討することで、納得のいく家づくりが可能になります。
後悔のない家づくりのために、押さえておきたいポイントを紹介します。

後悔しない家づくりのために、予算とこだわりを明確にする

家づくりで最も重要なのは、予算とこだわりの優先順位を明確にすることです。土地代や建築費、設備費、諸費用などを含めた総額を把握し、無理のない資金計画を立てることが後悔を防ぎます。

特に、マイホームを購入される方の多くは、住宅ローンを利用します。住宅ローンは、申込者の属性（年収・勤務先・勤続年数・家族構成）によって借入限度額が異なります。

当然ながら、予算をオーバーしてしまうと自己資金を捻出することにもなりかねないため、予算から逆算して建物の規模や設備を決めることが大切です。

また、デザインや間取り、断熱性や耐震性など、自分たちが絶対に譲れないポイントを整理しておくと、プラン選定がスムーズになり、担当者との打ち合わせも効率的に進められます。予算とこだわりの両立を意識することで、理想のマイホームを現実に近づけられるでしょう。

家づくりを任せられる担当者の見極め

理想の家を建てるには、担当者の力量や対応力が大きく影響するので見極めましょう。信頼できる担当者は、不都合な点や懸念事項も正直に伝えてくれ、後々のトラブルを防ぎます。

また、連絡やレスポンスが迅速で、打ち合わせ中の質問にも的確に答えてくれることも大切です。経験不足や連絡が遅い担当者だと、設計ミスや手戻りが発生しやすくなるので、しっかり見極めるようにしましょう。

さらに、見積もりや仕様の説明がわかりやすく、費用や工法、素材の違いを理解できるよう丁寧に解説してくれるかを確認することが大切です。

これらの点をチェックし、信頼関係を築くことで、安心して家づくりを任せられ、満足度の高いマイホーム実現につながります。

比較検討を重ねて納得のいく家づくりを進める

理想の家づくりには、複数のプランやハウスメーカーを比較検討することが欠かせません。

ただし、いきなり住宅展示場へ行くのは「営業されそう」「時間が取れない」「まだ具体的に決めていない」など、心理的なハードルを感じる方も多いものです。

その点、メタ住宅展示場の「家づくりプラン」なら、実際に足を運ばなくても、ネット上から複数社へまとめてプラン請求が可能です。まずは自宅で気軽に情報収集を始められるため、最初の一歩として取り入れやすい方法です。

実際の間取りや素材、収納計画などを見比べることで、自分たちのライフスタイルに最適なプランが見えてきます。比較検討を通じて予算感や施工品質も把握できるため、納得感の高い家づくりにつながります。

「家づくりプラン」を活用しながら、無理なく自分たちのペースで理想の住まいを具体化していきましょう。