大きいお風呂がある家の後悔しないサイズの選び方・ポイント

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大きいお風呂がある家の後悔しないサイズの選び方・ポイント

自宅に広いお風呂を設けたいと考える人は少なくありません。
一日の疲れを癒す空間だからこそ、足を伸ばしてゆったりと過ごせる理想のバスルームに憧れるものです。
しかし、実際に大きいお風呂を導入する際には、適切なサイズの選び方やポイントを押さえておかないと、後悔につながる可能性があります。
この記事では、大きいお風呂のメリット・デメリットから、後悔しないためのサイズの選び方、快適性を高める設計のコツまで詳しく解説します。

もくじ

この記事でわかること

  • 大きいお風呂がもたらすリラックスや子育て、介護面でのメリット
  • 光熱費や掃除で後悔しないための注意点と具体的な対策
  • 家族のライフスタイルに合わせた最適な浴室サイズの選び方
  • 開放感と快適性を高める空間設計のコツとおすすめの設備

なぜ人気?自宅に大きいお風呂を設ける3つのメリット

広いお風呂は、単に身体を洗う場所というだけでなく、心身の健康や家族とのコミュニケーションに良い効果をもたらす空間として人気を集めています。
物理的な広さがもたらす精神的なゆとりは、日々の暮らしの質を高める重要な要素です。
ここでは、自宅に大きいお風呂を設けることで得られる具体的なメリットを3つの視点から紹介します。

1日の疲れを癒す格別なリラックス空間が手に入る

広い浴槽で手足を伸ばして入浴すると、心身ともにリラックスする効果が高まります。
筋肉の緊張がほぐれ、血行が促進されることで、肩こりや腰痛、冷え性の緩和が期待できるでしょう。

洗い場にもゆとりがあると、圧迫感がなくなり、さらに開放的な気分でバスタイムを過ごせます。
一日の終わりに、誰にも邪魔されずにゆったりと過ごせる時間は、ストレス解消に大きく貢献します。

子供とのバスタイムも広々快適に楽しめる

広いお風呂は、子育て世帯にとっても大きなメリットがあります。
洗い場が広ければ、子どもと一緒に入浴する際に窮屈さを感じることがありません。
おもちゃを広げて遊んだり、子どもの身体を洗いやすかったりと、親子のコミュニケーションの場としても活用できます。

子どもが複数いる場合でも、一度にスムーズに入浴を済ませられるため、日々の家事や育児の負担軽減にもつながります。

将来の介護が必要になった場合もスムーズに対応できる

広い浴室は、将来の介護にも備えることができます。
洗い場に十分なスペースがあれば、シャワーチェアを置いたり、介助者が隣でサポートしたりする動作がスムーズに行えます。
浴槽のまたぎ高さが低いものや、手すりを設置しやすい設計を選んでおくと、より安全性が高まります。

長期的な視点で家づくりを考えた場合、広い浴室がもたらすバリアフリーの効果は非常に大きいといえます。
バリアフリーの家をつくる際の工夫ポイントについては「バリアフリーの家をつくる工夫ポイント8選」で詳しく紹介しています。

大きいお風呂で後悔しがちな4つの注意点と対策

憧れの広いお風呂を実現したものの、実際に暮らしてみると「こんなはずではなかった」と後悔するケースも存在します。
特に、維持費や掃除の手間、他の間取りへの影響といった現実的な問題は、設計段階で十分に検討しておく必要があります。

ここでは、大きいお風呂で後悔しがちな4つの注意点と、それぞれの対策について解説します。
注文住宅のお風呂の標準仕様での後悔しやすい点については「注文住宅のお風呂の標準仕様で後悔しやすい点」で詳しく紹介しています。

水道代や光熱費が高くなりやすい

浴槽が大きくなれば、その分使用する湯量が増えるため、水道代やガス代・電気代などの光熱費は高くなる傾向にあります。
特に冬場は、お湯が冷めやすくなるため追い焚きの回数が増え、光熱費がさらにかさむ可能性があります。

対策として、保温性能の高い浴槽や断熱性の高い風呂フタを選ぶことが有効です。
また、節水効果のあるシャワーヘッドを導入することも、水道代の節約につながります。

毎日の掃除の手間が増えてしまう

浴室の面積が広くなるのに比例して、掃除する範囲も広がり、毎日の手入れが負担になることがあります。
特に壁や床、天井などの水垢やカビの掃除は、時間と労力がかかります。
この対策としては、汚れがつきにくく落としやすい素材や、水はけの良い床材を選ぶことがおすすめです。

自動洗浄機能付きの浴槽や、防カビ効果の高いコーティングが施された壁材などを採用すると、日々の掃除を格段にラクにできます。
メンテナンスが楽な家のつくり方については「メンテナンスが楽な家のつくり方」で詳しく紹介しています。

冬場は浴室が寒くヒートショックのリスクも

広い浴室は空間が大きくなる分、冬場に室温が下がって寒さを感じやすくなります。
暖かいリビングから寒い浴室へ移動した際の急激な温度変化は、血圧の変動を引き起こし、ヒートショックのリスクを高めるため注意が必要です。
対策としては、浴室暖房乾燥機の設置が最も効果的です。

入浴前に浴室を暖めておけば、快適なだけでなく、ヒートショックの予防にもつながります。
断熱性の高い窓や壁材を選ぶことも重要です。

お風呂を広くした分ほかの居住スペースが狭くなる

家の全体の面積が決まっている場合、お風呂のサイズを大きくすると、その分リビングや収納、脱衣所といった他の居住スペースの寸法が削られます。
バスルームの快適性を追求するあまり、他の部屋が狭くて使いにくくなってしまっては本末転倒です。
設計段階で家全体のバランスを考え、どのスペースを優先するかを家族でよく話し合う必要があります。

脱衣所とのつながりや動線を考慮した最適な寸法計画が求められます。

【サイズ別】大きいお風呂の広さの目安と選び方

広いお風呂といっても、そのサイズにはいくつかの規格があり、広さによって使い勝手や印象が大きく異なります。
ここでは、ユニットバスの代表的なサイズを比較しながら、それぞれの広さの目安と特徴を解説します。
家族構成やライフスタイルに合わせて最適な寸法を選ぶための参考にしてください。

一般的な1坪(1616サイズ)との違いを知ろう

戸建て住宅で最も標準的な浴室のサイズは1坪タイプで、ユニットバスでは1616サイズと表記されます。
これは、浴室の内側の寸法が160cm×160cmであることを示します。
洗い場と浴槽がバランス良く配置されており、一人で入浴するには十分な広さです。

大きいお風呂を検討する際は、まずこの基準となるサイズ感を把握し、どれくらいの広さを追加したいのかを具体的にイメージすることが重要です。

ゆとりある1.25坪(1620サイズ)で洗い場を広く

1.25坪タイプにあたる1620サイズは、内側の寸法が160cm×200cmの広さです。
1坪タイプと比較して洗い場の奥行きが40cm広くなるため、子どもと一緒に入ってもゆとりがあります。
シャワーチェアを置いても十分なスペースが確保でき、介助が必要な場合でも動きやすいことから、子育て世帯から高齢者まで幅広い層に人気のあるサイズです。

圧迫感がなく、快適なバスタイムを実現しやすいバランスの取れた寸法といえます。

ホテルのような開放感の1.5坪(1624サイズ)以上

「1.5坪タイプ」の「1624サイズ」は、内側の寸法が160cm×240cmと、ホテルのバスルームのような広々とした空間を実現できます。
洗い場が非常に広いため、大きなカウンターを設置したり、親子3人でのびのびと入浴したりすることも可能です。

さらに広いサイズや、オーダーメイドの在来工法を選べば、浴槽の形状や配置の自由度も高まり、坪庭を眺められる窓を設けるなど、より個性的な空間づくりが楽しめます。

家族構成やライフスタイルに合う最適な広さを見つける方法

最適な浴室のサイズは、家族構成や入浴スタイルによって異なります。
「子どもと一緒に入浴する時間を大切にしたい」「将来の介護に備えたい」といったニーズがある場合は1.25坪以上がおすすめです。
一方で、「掃除の手間は最小限にしたい」「一人でリラックスできれば十分」という場合は、1坪でも満足できるでしょう。

ショールームで実際のサイズ感を体験し、自分たちの暮らしに本当に必要な広さを見極めることが後悔しないための鍵となります。

理想のバスルームを実現!開放感を高める設計のコツ

浴室の快適性は、単に面積の広さだけで決まるわけではありません。
限られたスペースでも、設計の工夫次第でホテルのような開放感あふれる空間を演出することが可能です。
視覚的な広がりや使いやすい動線、隣接する空間とのつながりを意識することで、実際の面積以上のゆとりを感じられるバスルームが実現します。

窓を大きくして庭や景色を取り込み非日常感を演出する

浴室に大きな窓を設けることは、開放感を高める上で非常に効果的です。
外の光をふんだんに取り込むことで空間が明るく広々と感じられるだけでなく、坪庭や植栽などが見えるように設計すれば、まるで露天風呂のような非日常感を味わえます。
プライバシーを確保するために、目隠しフェンスを設置したり、外からの視線が気にならない位置に窓を配置したりする工夫が必要です。

ホテルのように、眺望を楽しみながらリラックスできる空間を目指せます。

浴槽と洗い場のレイアウトを工夫して使いやすい動線を確保する

浴室内の動線がスムーズであることも、快適性を左右する重要なポイントです。
洗い場から浴槽への移動、シャワーや収納棚の位置関係などを考慮し、使いやすいレイアウトを計画しましょう。

例えば、洗い場の奥行きを確保するために、浴槽の形状をストレートタイプではなく、洗い場側が少しカーブしたデザインにするなどの工夫があります。
限られた寸法の中で、デッドスペースをなくし、効率的な空間利用を考えることが求められます。

脱衣所も合わせて広く設計し着替えや身支度をスムーズに

浴室だけでなく、隣接する脱衣所のサイズも快適性に大きく影響します。
浴室を広くしても脱衣所が狭いと、着替えやタオルを置くスペースに困り、結局使い勝手が悪くなってしまいます。

浴室と脱衣所を一体の空間として捉え、収納スペースや身支度をするためのカウンターなどを計画的に配置することが重要です。
両方の空間にゆとりを持たせることで、入浴から着替えまでの一連動作がスムーズになり、ホテルライクなリラックス空間が完成します。

大きいお風呂の快適性をさらに高めるおすすめの設備・機能

広いお風呂の魅力を最大限に引き出すためには、空間の広さに加えて、快適性を高める設備や機能の導入が欠かせません。
冬場の寒さ対策やリラクゼーション効果の向上、雰囲気の良い空間演出など、目的に合わせた設備を選ぶことで、毎日のバスタイムがより豊かで満足度の高いものになります。

浴室暖房乾燥機で冬の寒さ対策とカビ予防を両立

広い浴室のデメリットである冬場の寒さを解消する最も効果的な設備が、浴室暖房乾燥機です。
入浴前に予備暖房機能を使えば、寒い日でも快適に入浴でき、ヒートショックのリスクを軽減できます。
また、入浴後に乾燥機能を使えば、浴室全体を素早く乾かして湿気を取り除き、カビの発生を抑制する効果も期待できます。

洗濯物を干すこともできるため、一台で何役もこなす便利な設備です。

間接照明や調光機能でホテルライクな雰囲気を演出

照明計画は、浴室の雰囲気を大きく左右します。
直接的な光ではなく、壁や天井に光を反射させる間接照明を取り入れると、空間に奥行きと落ち着きが生まれます。

さらに、その日の気分に合わせて明るさや光の色を調整できる調光・調色機能付きの照明を選べば、リラックスしたい時や集中したい時など、シーンに合わせた演出が可能です。
まるで高級ホテルのような、上質で癒やされる空間づくりに役立ちます。

肩湯やジェットバス機能でリラクゼーション効果を最大限に

より高いリラクゼーション効果を求めるなら、特別な機能付きの浴槽がおすすめです。
首から肩にかけてお湯が流れる「肩湯」は、少ない湯量でも全身を効率的に温め、肩こりの緩和に効果が期待できます。
また、浴槽から噴き出す気泡が体を心地よくマッサージする「ジェットバス」機能も人気です。

これらの機能を活用することで、自宅にいながらスパのような特別なバスタイムを楽しむことができます。

大きいお風呂の家づくりに関するよくある質問

広いお風呂を検討する際には、具体的な広さや費用、メンテナンスに関する疑問が生じやすいものです。
ここでは、大きいお風呂の家づくりにおいて特によく寄せられる質問をピックアップし、簡潔に回答します。
計画を進める上での不安や疑問を解消するための参考にしてください。

1.25坪のお風呂は具体的にどのくらいの広さですか?

1.25坪は、ユニットバスの「1620サイズ」に相当し、内側の寸法が約160cm×200cmの広さです。
一般的な1坪(160cm×160cm)に比べて洗い場の奥行きが40cm広くなるため、子どもとの入浴や将来の介護でもゆとりが生まれます。
戸建て住宅で人気の高い、広さと使いやすさのバランスが取れたサイズです。

大きいお風呂にリフォームすると光熱費はどれくらい上がりますか?

浴槽のサイズや断熱性能によりますが、湯量が増えるため水道・ガス代は上がる傾向にあります。
追い焚きの頻度が増えることも一因です。
ただし、断熱性の高い浴槽やフタ、節水シャワーの導入で上昇を抑えられます。

広いお風呂へのリフォームを機に、給湯器を高効率なものへ交換することも光熱費削減に有効です。

広いお風呂の掃除を楽にする方法はありますか?

水はけが良く乾きやすい床材や、汚れがつきにくい素材の壁パネル、防カビ加工が施された製品を選ぶと掃除がラクになります。
浴槽の自動洗浄機能や、浴室暖房乾燥機で入浴後にしっかり乾燥させることもカビ予防に効果的です。
初期費用はかかりますが、掃除の手間を軽減する機能や素材への投資はおすすめです。

まとめ

広いお風呂は、日々の疲れを癒し、家族との時間を豊かにするなど多くのメリットがありますが、光熱費や掃除、間取りへの影響といったデメリットも存在します。
後悔しないためには、家族のライフスタイルに合った最適なサイズを見極めることが重要です。

今回紹介したメリット・デメリット、設計のポイントなどを参考に、専門家とも相談しながら、理想のバスルームを実現するためのリフォーム計画を進めてください。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 メタ住宅展示場 編集部

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