【最新】家の購入年齢の平均が30歳代、40歳代の理由とおすすめ購入時期

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家の購入年齢に悩むイメージ

国土交通省の「令和3年度住宅市場動向調査報告書」によると、家の購入年齢の平均は30歳代または40歳代です。住宅の種類により異なります。そこで、本記事では住宅の種類別に家の購入年齢の平均いつ購入するのがベストかを解説します。

現在の年齢にかかわらず「いつ家を購入すべきか迷っている方」は参考になさってください。

家の購入年齢、平均が30代または40代の理由

国土交通省の「令和3年度住宅市場動向調査報告書」を元に「初めて住宅を取得した世帯主の年齢」を割合別にまとめました。

初めて住宅を取得した世帯主の年齢
世帯主の年齢 30歳未満(%) 30歳代(%) 40歳代
(%)
50歳代
(%)
分譲戸建住宅 15.4 47.0 27.7 5.3
分譲マンション 5.0 38.2 27.9 12.1
中古戸建住宅 8.6 23.4 27.9 17.2
中古マンション 6.0 27.1 34.9 12.7

2020 年 4 月~2021 年 3 月に住み替え・建て替え・リフォームを行った世帯を対象とした調査

引用:国土交通省「令和3年度住宅市場動向調査報告書

表からわかるとおり、分譲戸建住宅と分譲マンションはいずれも30歳代の割合が一番高く、分譲戸建住宅では47.0%と約半数を占めています。

中古戸建住宅と中古マンションは一番高いのは40歳代ですが、続いて30歳代となっており、約3割近い人が30歳代で購入しています。

住宅購入は30歳代または40歳代が多く、30歳未満も一定以上の割合を占めています。

では、なぜ30歳代または40歳代に自宅を購入する人が多いのか理由を見ていきましょう。

住宅ローンを65歳までに完済できる

30代前半で住宅を購入すると、住宅ローンを65歳までに返済できるからです。

下記の表は、国土交通省「令和3年度住宅市場動向調査報告書」による「住宅取得借入金の返済期間」です。

住宅取得借入金の返済期間
物件の種類 返済期間(年)
分譲戸建住宅 34.1
分譲マンション 32.0
中古戸建住宅 29.2
中古マンション 29.9

2020 年 4 月~2021 年 3 月に住み替え・建て替え・リフォームを行った世帯を対象とした調査

引用:国土交通省「令和3年度住宅市場動向調査報告書

表からわかるとおり、住宅ローンの返済期間は30年前後です。つまり、30歳前半で家を購入すれば、65歳までに住宅ローンを返済できます。

住宅ローンを組む際に、ほとんどの金融機関が完済年齢の上限を80歳と設定しています。しかし、80歳まで住宅ローンの支払いを無理なく続けられる人は少ないでしょう。多くの人が、可能なら定年60歳までのローン返済を希望しているのではないでしょうか。

また、2025年にはすべての企業で、希望する人は65歳まで定年延長ができます。60歳もしくは65歳までにローンを完済するには、年齢から逆算して30歳前半の住宅購入がベストといえるでしょう。

子どもができて家族の人数が増える

30代、40代は子どもができて家族の人数が増える時期だからです。

国土交通省の「令和3年度住宅市場動向調査報告書」によると、1世帯あたりの平均居住(入居)人数は分譲戸建住宅で3.6人、中古戸建住宅で3.2人でした。

つまり、一軒家を購入した世帯は子どもがいる場合が多いと考えられます。

子どもができたり、子どもが成長し今までの住まいが手狭になったりしたのをきっかけに、戸建住宅を検討する人が多いといえるでしょう。

若くて健康なうちに購入できる

30代、40代なら若くて健康なうちに住宅を購入できるからです。

国土交通省の「令和3年度民間住宅ローンの実態に関する調査」によると、融資を行う際に考慮する項目として98.5%の金融機関が「健康状態」を挙げています

住宅ローンを借りる際には、団体信用生命保険(団信)を必須としている金融機関がほとんどですので、この結果は当然といえるしょう。

団信に問題なく入れる30代前半に家を購入することは、自分だけではなく家族への安心にもつながります。

家の購入がおすすめの人とおすすめしない人

家の購入がおすすめの人とおすすめしない人について解説します。

おすすめの人

おすすめの人は、次のとおりです。

  • 家賃がもったいないと感じている人
  • 安定した収入がある人
  • 転勤の予定がない人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

家賃がもったいないと感じている人

賃貸に住んでいる人は家賃をいくら支払っても、未来永劫家は自分のものになりません。さらに、更新料や家賃が値上がりする可能性などもあります。

それに比べて、家は購入すれば自分の大切な財産になります。また、賃貸と購入の違いのひとつは、家が保険の役割をするかどうかです。

購入した場合、多くの場合住宅ローンを組み、団信に加入します。万が一のことがあった場合、ローンはゼロになって家が残ることを考えれば、購入のメリットは大きいといえるでしょう。

安定した収入がある人

住宅ローンの支払いにはお金がかかります。

国土交通省の「令和3年度住宅市場動向調査報告書」によると、分譲戸建住宅の年間返済額の平均は126.0万円、分譲マンションは150.4万円です。

1カ月の支払いで考えると、単純に12で割って、分譲戸建住宅は約10.5万円、分譲マンションは約12.5万円です。

住宅ローンだけではなく、食費や教育費などの生活のために収入の安定は欠かせません。長い期間、住宅ローンを含めて、生活費が無理なく捻出できる人は、住宅購入をおすすめします。

転勤の予定がない人

会社によっては数年単位で転勤や異動があり、引越しが必要になるかもしれません。

家を購入してから辞令があった場合、単身赴任などが必要になり、倍の生活費がかかるおそれがあります。

そのため、転勤や異動の有無は家の購入前に必ず確認しましょう。転勤などの予定がない場合は、家の購入をおすすめします。

おすすめしない人

おすすめしない人は、次のとおりです。

  • 転職したばかりの人
  • 転勤の予定がある人
  • 親などから家を譲り受ける予定がある人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

転職したばかりの人

国土交通省の「令和3年度民間住宅ローンの実態に関する調査」によると、融資を行う際に考慮する項目として94.5%の金融機関が「勤続年数」を挙げています

よって、転職したばかりの人は転職理由によっては住宅ローン審査が通らないおそれがあります。

また、住宅ローンの審査が通る可能性があったとしても、転職したばかりのときは収入の見通しが立てにくい場合が多いので、住宅購入はおすすめできません。

転勤の予定がある人

転勤がある場合は単身赴任の可能性があるため、住宅購入はおすすめできません。

しかし、たとえ転勤があったとしても、子どもの転校を避けるため、あえて単身赴任などを選択する場合もあるでしょう。そのような場合は賃貸を続けていくよりも、購入したほうがメリットとして大きい場合があります。

親などから家を譲り受ける予定がある人

親などから家を譲り受ける予定がある場合は、住宅購入を検討し直しましょう。

ただし、譲り受ける家が間取りや設備に問題はないか、リフォームなどが必要ではないかなど、よく確認する必要があります。

場所や条件によっては、譲り受けた家を賃貸に出し、自分たちが住む家を購入する方法もあります
いずれにせよ、時期やタイミングが重要ですので、家族でよく話し合いましょう。

30代前半以外の購入にもメリットがある

家を買ってはいけない年齢はありませんが、おすすめするタイミングはあります。

30代前半を過ぎている人も心配する必要はありません。30代後半、40代、50代に家を購入する場合のそれぞれのメリットを紹介します。

30代後半はライフスタイルの変化が少なくなる

30代後半になると、家族の人数が確定してきます。つまり、家族の人数によるライフスタイルの変化が少なくなりますので、家の大きさや間取りが決めやすくなります。

また、一般的に30代後半は「住宅ローンを65歳までに完済できる」「若くて健康なうちに購入できる」といった、30代前半の恩恵を受けられます。

よって、30代後半の住宅購入は大変おすすめです。

40代の購入は総負担額を減らせる

40代になると収入や貯金も増え、住宅購入の頭金に回せる金額も多くなります。頭金が増やせると、総負担額も少なくなります

実際に住宅ローンの総返済額を、フラット35の「借入希望金額から返済額を計算」で計算してみましょう。

以下の条件で4,000万円の家を購入するとします。

  • 頭金:1,000万円
  • 住宅ローン:3,000万円
  • 返済期間:35年
  • 返済方法:元利均等返済(毎月の返済額が一定)
  • 適用金利:1.5%
  • 金利変動:なし

上記の条件で計算すると、総返済額は3,858万円です。つまり、頭金1,000万円を足すと総負担額は4,858万円です。

同様の条件で、頭金を300万円出して3,700万円の住宅ローンを組んで購入するとします。計算結果は総返済額4,759万円で、頭金300万円を足した総負担額は5,059万円です。

この場合、総負担額の差は201万円と約200万円の差があり、頭金が多く出せる40代の住宅購入もメリットが大きいといえるでしょう。

50代の購入は小さい家でも満足しやすい

50代になると子どもが独立して、夫婦2人で暮らす場合も多いでしょう。

夫婦2人だけで住むなら、それほど大きい家は必要ないかもしれません。マンションや小さい一軒家などが、住まいの候補に挙がるようになります。

小さい家の場合、家の購入金額をおさえられる可能性が高いため、総返済額や毎月の住宅ローンの支払額が低くなります。

以上の理由から、50代の住宅購入もおすすめです。

購入の時期は引っ越しシーズンが終わってから8月末がおすすめ

購入の時期は何月がよいのか、疑問に思う人も多いでしょう。住宅価格は上がる時期と下がる時期がありますので、下がる時期に購入するのがおすすめです。

一般的に3月、4月の引っ越しシーズンが終わると、不動産価格は全体的に下がる傾向にあります。

9月は異動などで転勤があり、年末に向けて次第に需要が高くなります。よって、引っ越しシーズンが終わってから8月くらいまでが値段の下がる狙い目といえるでしょう。


売却の時期は3月、9月、10月がおすすめ

売却の時期は、引っ越しの多い3月、転勤の多い9月、10月がおすすめです。
参考:リビンマッチ「不動産を売却しやすい時期はいつ?会社選びが重要な理由

最近では、売却を前提に家を購入される方も増えています。子どもの自立をきっかけに老後は家を売却して老人ホームに入居したり、海外移住したりと売却の理由はさまざまです。

円安の影響で、不動産価格は上昇傾向が続いていますので、よいタイミングで売却できれば、購入額よりも売却額が多くなります。

そのため、家の購入時にはいまの家の価値を不動産の一括査定サイトで確認しておいたほうがよいでしょう。購入した家の価値を事前に把握しメモしておけば、売却したくなったときに売却すべきかどうかの判断材料にできます。

当メディアの運営会社「リビン・テクノロジーズ 株式会社」では、「リビンマッチ」という不動産の一括査定サイトを運営しています。「リビンマッチ」であれば、現時点で売却予定がなくても完全無料で最大6社の査定額を確認できますので、お気軽にご利用ください。

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