モデルハウスへ見学に行こう!初めてでも怖くない対策マニュアル

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モデルハウス見学

夢のマイホームを建てたいなら、モデルハウスの見学が欠かせません。実際に建っている家を見るのは、モデルハウスとはいえ参考になるはずです。モデルハウスでどんなことがわかるのか、どんなことをチェックすればよいのかを紹介します。

モデルハウス見学の流れ

実際にモデルハウスの見学をする当日の流れは次のとおりです。

  1. アンケートの記入
  2. モデルハウスの見学、相談
  3. 見学終了

① アンケートの記入

モデルハウス内に入ったら、最初にアンケートの記入を求められるため、氏名や住所、電話番号、予算などを記入します。

アンケートの記入後にどういった計画なのかを尋ねられることもあるため、購入する土地や建物のイメージなどを事前に決めておきましょう。担当者にイメージを伝えると、希望に添った案内をしてもらえます。

② モデルハウスの見学、相談

いよいよモデルハウスの見学がスタートします。特に希望がなければ、あらかじめ決まっているルートで案内をしてもらいましょう。部屋の広さや動線はもちろんのこと、その会社がこだわっているポイントもしっかりと話を聞いておきましょう。

不安に思っていることや、よくわからないことなども遠慮せずにどんどん聞いてください。実際に家を建てるときの参考にできます。特に相談したいことがあれば、見学のあとに時間を取って話す機会を設けてもらうこともできます。

③ 見学終了

見学が終わると次のアポイントを打診されることがあります。実例見学会や住宅ローンの勉強会など内容はさまざまですが、もし興味のあるものがあれば積極的に参加することをおすすめします。興味のないものであれば、はっきりと断ることも大切です。

注意!モデルハウスの見学マナー

モデルハウスは家を建てたい人が、見学や相談をしにくる場所です。家は決して安い買い物ではないため、担当者はもちろんほかの見学している方も真剣です。邪魔にならないようにモデルハウスを見学するときは、マナーに気をつけましょう。

まとまって見学をする

複数人で見学するときは、できるだけまとまって見学しましょう。大切な説明を聞き逃してしまったり、各人がバラバラに動いてしまうと、十分な案内が受けられないこともあります。

質問には素直に答える

見学の途中でいろいろな質問を受けることがあります。予算や建築を希望する時機、建築の意思など、質問をされたら素直に答えましょう。

しつこい営業があったらいやだなと思うかもしれませんが、適切な提案を受けるため、担当者が必要としている情報には素直に答えたほうがよい家づくりにつながります。

モデルハウスではどんなことがわかる?

モデルハウスを見学してわかることや、実際に建てる家とモデルハウスとの違いなどを解説します。

モデルハウスの見学でわかること

ハウスメーカーによって、オリジナリティあふれるデザイン、独自に確立した工法、高気密性などの機能性、こだわりの素材の使用などさまざまな特徴があります。モデルハウスでは、そういったハウスメーカーが特に力を入れていること、得意としていることを知ることができます。

モデルハウス見学で大切なポイントは、自分たちがどのような家を建てて、どのような暮らしがしたいかを大まかでもよいので事前にイメージしておくことです。

モデルハウスを見学する人のなかには「たくさん見たけど、結局どこがよいのかわからない」と悩む人も少なくありません。事前に好みの家や部屋などをイメージしておくと、求めているものと合っているのかという視点で見学ができるのでおすすめです。

他社ハウスメーカーの特徴で気に入っていることがあれば「A社さんが〇〇に力を入れていて気に入っているのですが、御社はどのように取り組んでいますか」と素直に尋ねるとよいでしょう。

モデルハウスではどんなことをするの?

モデルハウス見学の目的は、ハウスメーカーの特徴やこだわりを知って、自分たちの求める家に合っているかどうかを確認することです。案内してくれた営業担当者との相性なども、感じられるでしょう。

自分たちの予算と合っているハウスメーカーかどうかを聞いておくと、不安なく話を進められるのでおすすめです。

注意!モデルハウスは見せるための家

モデルハウスの多くは、住むための設計がされていません。モデルハウスには建築面積がとても大きかったり、装備がかなり豪華であったり、現実離れしているものが多いです。あくまでその会社の特徴を見る目的で、打ち合わせを行う場所です。

もし気に入った設備などがあった場合は、設置にどれくらいの費用がかかるのか確認しておきましょう。

現実的なモデルハウスもある

ハウスメーカーによっては、モデルハウスを訪れた方に対して、リアルなサイズの現実的なモデルハウスの見学を提案する場合があります。現実的な設計がされたモデルハウスも参考になるため、ハウスメーカーが気に入った場合は、案内を受けるのもよいでしょう。

モデルハウスでチェックするポイント

モデルハウス見学をするときに、チェックしておくポイントを紹介します。

こだわりや特徴

モデルハウスが好みに合っているのか、ハウスメーカーの考え方や大切にしていることに共感できるかは重要なポイントです。モデルハウス見学は案内をする担当者にとって自社をアピールする場でもあるので、疑問や質問があれば遠慮なくどんどん聞いてみましょう。

清潔感

モデルハウスは、ハウスメーカーや工務店が見学に訪れた方をもてなす場所です。気持ちよく見学をしてもらい、よい印象を抱いてもらうために、どれだけ清掃などの手入れを行っているかは注目すべきポイントです。

モデルハウスの清潔感は、ハウスメーカーが建築中の現場や個人情報などを、どれだけ大切に扱っているかを判断するひとつの指標となります。

間取り

間取りはどのような意図をもって考えられ、どのような工夫をこらしているのかをしっかりと見ましょう。自分たちが新しい家に住んだときに、どのような暮らしをしたいのかというイメージを担当者に伝えておくと、その後の打ち合わせがスムーズに進むでしょう。

性能や耐久性

家の性能をあらわす指標は数多くあります。特に、以下などの指標が重要視されています。

  • 気密性をあらわすC値
  • 断熱性をあらわすUA値

この数値だけで家のよしあしが決まるわけではありませんが、家のなかでどれだけ快適に暮らせるかを客観的に判断する材料です。きちんと確認しておきましょう。

数値以外には耐震等級や認定長期優良住宅、省令準耐火構造や劣化等級なども確認しておくと安心です。

広さの感覚

家の広さをあらわす単位として使用されるものには、〇〇㎡・〇〇帖・〇〇坪の3つがあります。しかしどれも、感覚的に正確な広さを把握するのは困難です。

モデルハウスで部屋の広さを意識しながら見学することで、自分に必要な広さがどれほどなのかをイメージできます。20帖のLDKや6帖の寝室が、自分たちにとって適切かどうかをイメージしながら見学しましょう。

初めてのモデルハウスでも安心【素朴な疑問にお答え!】

モデルハウスに行った経験がない人の場合、さまざまな不安を抱えているでしょう。そういった初めてモデルハウスへ行こうと思っている人に向けて、素朴な疑問にお答えします

予約をしなくても大丈夫でしょうか?予約をしないと見学できないのでしょうか?小さい子どもがいるため、当日の予定が読めません。
予約をするとお待たせせずにご案内できます。定休日などでご案内できるスタッフがいない場合があります。もし予約が難しい場合でも直前に電話して確認すると安心です。
土地が見つかっていなくてもいいですか?まだどの土地に家を建てるのか、まったく決まっていません。土地が決まってから見学したほうがよいでしょうか?
土地が決まっていなくても大丈夫です。多くの方は土地が決まっていない状態で来場します。予算や建築を予定しているエリアなどをお伺いできれば、一緒に最適な土地探しをお手伝いします。気軽にご相談ください。
断ってほかのハウスメーカーに相談できますか?断るのが申し訳なかったり、それまでにかかった費用を請求されたりするのでは、と心配です。
ご安心ください。本音でお伝えください。家はとても高額な買い物です。気になるハウスメーカーをたくさん見学して、比較、検討してください。一緒に家づくりに取り組んでくれるハウスメーカーは1社だけです。大切なのは、自身が納得して満足のいく家を建てることです。遠慮なく、断りの意思を伝えてください。事前に何かお金を支払う必要がある場合は、お金が返ってくるものかどうかしっかり確認してください。
いつ建てるか決まっていないけど、見学しても大丈夫ですか?家を建てたいと思っているけど、具体的な時機は未定です。そういった状態で見学しても問題ないか気になります。
急がず一緒に考えましょう。家をいつ建てるのかは、非常に難しい問題です。家賃を払い続けるのがもったいない、金利の上昇リスク、子どもの進学、転勤の可能性など、建築の時機を決めるにあたって考慮すべきことは山ほどあります。それらを総合的に判断して、あなたに合った時機をハウスメーカーの担当者に提案してもらいましょう。きっとよいタイミングを見つけられるはずです。
貯金がなくても大丈夫ですか?家を建てようと考えていますが、現時点では貯金がありません。貯金がなくても相談に乗ってもらえるでしょうか。
ご安心ください。いまは低金利の時代のため、頭金と呼ばれる自己資金を最低限に抑えて支払いをする方も少なくありません。ただしハウスメーカーによっては、契約で現金が必要になる場合もあるのでご注意ください。
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