注文住宅の外観の決め方|おしゃれな種類と失敗しないデザインのコツ

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注文住宅の外観の決め方|おしゃれな種類と失敗しないデザインのコツ

注文住宅の外観を決めようにも、センスに自信がなかったり、選択肢が多すぎたりして、どうすればおしゃれになるのか分からず悩んでいませんか。
この記事を読めば、自分の好みのスタイルや種類を明確に定め、失敗しないための手順に沿って自信を持って外観の仕様を決定できるようになります。

もくじ

この記事でわかること

  • 理想の外観を順序立てて決めていくための5ステップ
  • 外壁の色や素材選びで失敗しないための重要ポイント
  • デザイン性と実用性を両立させるための注意点

理想の外観を実現する!注文住宅のデザインを決める5ステップ

注文住宅の外観デザインは、家の第一印象を決める重要な要素です。
しかし、決めるべき項目が多く、何から手をつければ良いか迷う方も少なくありません。
そこで、理想の外観をスムーズに実現するための5つのステップを紹介します。
この手順に沿って進めることで、イメージのズレや後悔を防ぎ、統一感のある美しい住まいを計画できます。
注文住宅で決めることについては「注文住宅で決めることリスト|後悔しないための優先順位と進め方」で詳しく紹介しています。

ステップ1:理想のイメージを固める!代表的な外観スタイルを把握する

外観デザインを決める第一歩は、家全体の方向性となる「スタイル」を明確にすることです。
スタイルとは、デザインのテーマやコンセプトのことで、これを最初に決めることで、後から選ぶ外壁材や屋根、窓などのパーツに統一感が生まれます。
まずは代表的なスタイルの種類を把握し、自分たちがどのような雰囲気の家に住みたいかを具体的にイメージしていきましょう。

シンプルモダン:直線的で洗練されたデザイン

シンプルモダンは、直線や幾何学的なフォルムを基調とし、装飾を極力排したスタイルです。
白、黒、グレーなどの無彩色をベースに、すっきりと洗練された都会的な印象を与えます。
凹凸の少ない箱型のフォルムや、窓の配置を整えることで、シャープで飽きのこないデザインが特徴です。
素材感を活かしたアクセントを取り入れることで、シンプルながらも個性的な表情を作り出せます。

和モダン:日本の伝統美と現代性を融合

和モダンは、日本の伝統的な和風建築の要素と、現代的なデザインを融合させたスタイルです。
格子や塗り壁、瓦屋根といった和の要素を取り入れつつ、直線的なラインで構成することで、落ち着きがありながらも古さを感じさせない洗練された和モダンな外観が生まれます。
木材や竹などの自然素材との相性が良く、上品で心安らぐ雰囲気を演出できます。
和モダンの家については「注文住宅で建てる和モダンの家。内装・平屋など後悔しない実例とポイント」で詳しく紹介しています。

ナチュラル:木や塗り壁で温かみを演出

ナチュラルスタイルは、木材や漆喰、レンガといった自然素材の風合いを活かし、温かみのある優しい雰囲気を特徴とします。アースカラーを基調とし、三角屋根やウッドデッキなどを組み合わせることで、親しみやすく、どこか懐かしさを感じるデザインになります。
植栽との相性も抜群で、自然に溶け込むような、穏やかで心地よいナチュラルな住まいを実現します。

洋風(南欧・北欧):異国情緒あふれる個性的なデザイン

洋風スタイルは、ヨーロッパの建築様式を取り入れたデザインで、地域によって多様な表情を見せます。
南欧風は、明るい色の塗り壁やオレンジ系の瓦屋根、アーチ状の開口部が特徴で、陽気で開放的な雰囲気を演出します。
一方、北欧風は、三角屋根に木製の外壁やサッシを組み合わせ、シンプルで機能的かつ温かみのあるデザインが魅力です。

どちらの洋風スタイルも、個性豊かで絵本に出てくるような愛らしい外観を作り上げます。
輸入住宅の外観については「画像付き!輸入住宅の外観、どれがいい?王道から個性派まで全4種類を解説」で詳しく紹介しています。

ステップ2:家の印象を決定づける!建物の形状と屋根のデザインを選ぶ

外観の全体的なスタイルが決まったら、次は家のシルエットを形作る建物の形状と屋根のデザインを具体的に検討します。
同じスタイルでも、建物の形や屋根の種類によって家の印象は大きく変わります。
例えば、近年人気の平屋住宅も、屋根の形状次第でモダンにもクラシックにも見せることが可能です。
ここでは、理想のイメージを具現化するためのポイントを解説します。

箱型や凹凸のある形など建物のシルエットを決める

建物のシルエットは、外観の印象を大きく左右します。
立方体を組み合わせたような箱型のデザインは、シンプルモダンなスタイルに適しており、シャープで都会的な印象を与えます。
一方で、建物の一部を前後にずらしたり、バルコニーを設けたりして凹凸を作ると、外観に陰影が生まれ、立体的で表情豊かなデザインになります。
平屋の場合は、横に広がるシルエットを活かし、屋根の形状で個性を出すことがポイントです。

片流れ屋根や切妻屋根など屋根の形状を選ぶ際のポイント

屋根は建物の最上部にあり、外観デザインの重要な要素です。
一枚の大きな屋根が一方向に傾斜する「片流れ屋根」は、シャープでモダンな印象を与えます。
日本の伝統的な家屋でよく見られる、本を開いて伏せたような形の「切妻屋根」は、温かみのある安定したデザインです。
このほか、四方向に傾斜する「寄棟屋根」など、様々な種類があります。
デザイン性だけでなく、太陽光パネルの設置のしやすさや、雨水の流れ方なども考慮して選びましょう。

【重要】土地の形状や法規制が外観デザインに与える影響

理想のデザインを考えても、建築する土地の条件によっては実現できない場合があります。
例えば、都市部でよくある30坪程度の敷地では、建ぺい率や容積率、北側斜線制限といった法規制により、建てられる建物の大きさや高さ、形状が制限されます。
また、隣家との距離や日当たりの確保も考慮する必要があるため、土地の特性を理解した専門家と相談しながら、制約の中で最適なデザインを見つけることが重要です。

ステップ3:全体の調和を意識する!外壁の色と素材を選定する

建物の形状が決まったら、次は外観の大部分を占める外壁の色と素材を選びます。
外壁は家の印象を決定づけるだけでなく、住まいの耐久性やメンテナンス性にも大きく関わる部分です。
特に配色は重要で、例えばベースの色に加えてアクセントとして2色目を取り入れるだけでも、ぐっとおしゃれな印象になります。
ここでは、デザイン性と機能性の両面から、後悔しない外壁選びのポイントを解説します。

おしゃれに見える配色の黄金比!ベース・メイン・アクセントの3色で構成する

外壁の色をまとまりよく、おしゃれに見せるには、使用する色数を3色以内に抑えるのが基本です。
配色比率は、外壁の最も広い面積を占める「ベースカラー」が70%、バルコニーや玄関周りなど一部に使う「メインカラー(アソートカラー)」が25%、窓枠やドアなどで引き締める「アクセントカラー」が5%というのが黄金比とされています。例えば、2色で構成する場合はベースとアクセントの組み合わせで考えると、バランスの取れた外観になります。

サンプルとの違いに注意!面積効果による色の見え方を理解する

外壁の色を選ぶ際、小さなサンプルだけで判断すると失敗することがあります。
これは「面積効果」と呼ばれる現象で、同じ色でも面積が大きくなると、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える傾向があるためです。
特に明るい色は、サンプルで見た時よりも白っぽく、鮮やかに感じられることが多いです。
気になる外壁の色は、できるだけ大きなサンプルを取り寄せたり、屋外の太陽光の下で確認したりすることが後悔を防ぐポイントです。

10年後を見据えたメンテナンス性に優れた外壁材の選び方

外壁材は、デザイン性だけでなく、長期的な視点でメンテナンス性も考慮して選ぶことが重要です。初期費用が安くても、頻繁に塗り替えが必要な素材では、トータルコストが高くついてしまいます。
近年では、光触媒の技術で汚れを分解し、雨で洗い流すセルフクリーニング機能を持つ外壁材や、色褪せしにくい高耐久な塗料を使用した製品も増えています。
将来的なメンテナンス費用を抑えるためにも、耐久性や防汚性に優れた素材を検討しましょう。

ステップ4:細部にこだわって個性を出す!窓・玄関ドアの配置とデザインを決める

外観の全体像が決まったら、次は窓や玄関ドアといった「開口部」のデザインに移ります。
これらのパーツは、外観のアクセントとして個性を表現できるだけでなく、採光や通風、防犯といった機能面でも重要な役割を担います。特に窓の配置は、家の外観の整然とした美しさを大きく左右するため、慎重な検討が必要です。
細部にまでこだわることで、住まいの完成度をさらに高めましょう。

窓の配置で重要なのは「ラインを揃える」こと

窓の配置を検討する際、デザイン面で最も重要なのは「ラインを揃える」ことです。
大きさや形の異なる窓がバラバラに配置されていると、外観全体が雑然とした印象になりがちです。
窓の上端や中心のラインを、縦横で揃えることを意識すると、建物全体に統一感が生まれ、すっきりと整った美しい外観になります。
室内の採光や使い勝手とのバランスを取りながら、外から見たときの美しさも考慮して窓の配置を決めましょう。

住まいの顔となる玄関ドアは外壁とのバランスで選ぶ

玄関ドアは「住まいの顔」ともいえる重要なパーツです。デザインや色、素材も豊富で、選ぶものによって外観の印象が大きく変わります。選ぶ際のポイントは、外壁の色や素材とのバランスです。
例えば、モダンな外観には金属質のシンプルなドア、ナチュラルな外観には木目調のドアが調和します。
外壁と同系色でまとめると統一感が生まれ、反対色を選ぶと印象的なアクセントになります。全体のスタイルに合わせて慎重に選びましょう。

ステップ5:住まいの完成度を高める!外構(エクステリア)を計画する

建物本体のデザインが固まったら、最後のステップとして外構(エクステリア)の計画に進みます。
外構とは、門扉やアプローチ、駐車場、庭、フェンスなど、建物の外周り全体のことを指します。
建物と外構は一体であり、両者をトータルでデザインすることで、住まいの魅力と完成度は格段に向上します。
建物本体の予算だけでなく、外構計画にもしっかりと予算を配分しておくことが重要です。

門扉やアプローチで建物全体のイメージを向上させる

門扉や、道路から玄関までをつなぐアプローチは、住まいの第一印象を決める重要な要素です。建物の外観スタイルに合わせてデザインや素材を選ぶことで、家全体に統一感が生まれます。
例えば、モダンな建物にはシンプルな金属製の門扉、和風の建物には格子デザインや石畳のアプローチが似合います。
素材や色を建物とリンクさせることで、外観のイメージを一層引き立てることができます。

植栽や照明計画で外観に彩りと奥行きをプラスする

シンボルツリーなどの植栽は、建物に彩りと生命感を与え、外観を豊かに見せてくれます。
季節の移ろいを感じられるだけでなく、道路からの視線を遮る目隠しとしての役割も果たします。
また、夜間の照明計画も外観の印象を大きく変える要素です。
アプローチを照らす機能的な光だけでなく、植栽や建物の壁面をライトアップすることで、昼間とは違う幻想的で奥行きのある表情を演出し、防犯性を高める効果も期待できます。

注文住宅の外観で後悔しないために押さえるべき注意点

理想の外観を実現するためには、デザインの決定プロセスと並行して、後悔につながりやすいポイントを事前に把握しておくことが不可欠です。
建ててから「イメージと違った」「すぐに汚れてしまった」とならないよう、いくつかの注意点を押さえておきましょう。
これらのポイントを意識することで、デザイン性と実用性を両立した、満足度の高い外観を実現できます。
後悔しないための優先順位については「注文住宅のこだわりポイント解説!後悔しないための優先順位とは」で詳しく紹介しています。

汚れの目立ちやすさを考慮して外壁の色や素材を選ぶ

外壁の色や素材を選ぶ際は、汚れの目立ちやすさも重要な判断基準です。
例えば、真っ白や真っ黒の外壁は、スタイリッシュで人気がありますが、砂埃や雨だれ、鳥のフンなどの汚れが目立ちやすいという側面があります。
一方、グレーやベージュ、アイボリーといった中間色は、汚れが比較的目立ちにくく、メンテナンスの手間を軽減できます。
また、凹凸の多いデザインの外壁は、溝に汚れが溜まりやすい傾向があるため注意が必要です。

周辺環境との調和を考え、街並みに馴染むデザインを心掛ける

自分の理想を追求することも大切ですが、家は街並みの一部であるという視点も忘れてはなりません。
周囲の家や自然環境からあまりにもかけ離れた色やデザインは、悪目立ちしてしまい、景観を損なう可能性があります。
建築前に、周辺の住宅の色合いやスタイルを観察し、ある程度調和を意識することで、地域に馴染む美しい住まいになります。
景観条例が定められている地域では、使用できる色やデザインに制限があるため、事前の確認が必須です。

カタログだけでなく、できるだけ実物や大きなサンプルで確認する

外壁材やタイル、ドアなどの建材は、カタログやウェブサイトの写真だけで決定するのは避けるべきです。
印刷物やモニターでは、実際の色味や質感を正確に把握することが難しいためです。
可能な限り、ショールームで実物を確認したり、大きめの外壁サンプルを取り寄せたりしましょう。
特に外壁は、屋外の太陽光の下で見ることで、室内で見た印象と大きく変わることがあります。
時間帯や天候を変えて何度か確認すると、より確実な判断ができます。

注文住宅の外観の決め方に関するよくある質問

ここでは、注文住宅の外観を決める際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。
デザイン選びの過程で生じる疑問や不安を解消し、よりスムーズな家づくりを進めるための参考にしてください。

注文住宅の外観を決める際、何から手をつけるべきですか?

まずは、家全体の方向性となる「外観スタイル」を決めることから始めましょう。
シンプルモダンや和モダンなど、好みのスタイルを最初に固めることで、その後の建物の形状や色、素材選びに一貫性が生まれます。
雑誌やインターネットで施工事例を多く見て、理想のイメージを具体化するのがおすすめです。

外壁の色選びで後悔しないための注意点はありますか?

小さなサンプルではなく、できるだけ大きなサンプルを屋外で確認することが重要です。
同じ色でも面積が広いと明るく見える「面積効果」があるため、イメージより一段階暗い色を選ぶと失敗しにくいです。
また、汚れが目立ちにくいグレーやベージュなどをベースにし、2色目はアクセント程度に留めると良いでしょう。

少ない予算でも注文住宅の外観をおしゃれに見せるコツはありますか?

建物の形状を凹凸の少ないシンプルな箱型にすると、コストを抑えられます。
その上で、玄関ドアや窓サッシ、バルコニー手すりなど、一部のパーツにアクセントカラーを取り入れたり、デザイン性の高いものを選んだりすると、費用を抑えつつおしゃれな印象に仕上がります。

まとめ

注文住宅の外観は、まず全体のスタイルを決め、ステップに沿って形状、色、素材、細部、外構と順序立てて決めていくことが成功の鍵です。
配色の基本や面積効果、周辺環境との調和、メンテナンス性といった注意点を押さえることで、デザイン性と機能性を両立した後悔のない外観が実現できます。
この記事で紹介したポイントを参考に、理想の住まいづくりを進めてください。

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この記事の編集者

メタ住宅展示場 編集部 メタ住宅展示場 編集部

メタ住宅展示場はスマホやPCからモデルハウスの内覧ができるオンライン住宅展示場です。 注文住宅の建築を検討中の方は、時間や場所の制限なくハウスメーカー・工務店を比較可能。あなたにヒッタリの家づくりプランの作成をお手伝いします。 注文住宅を建てる際のノウハウなどもわかりやすく解説。 注文住宅でわからないこと、不安なことがあれば、ぜひメタ住宅展示場をご活用ください。

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