ウッドデッキを設置したいけれど、費用がどれくらいかかるか見当がつかず、悩んでいませんか。
ウッドデッキの設置にかかる費用は、素材や広さ、工事内容によって大きく変動するため、一概にいくらとは言えません。
この記事を読めば、希望するウッドデッキの工事費込みの相場がわかり、人工木と天然木のどちらが自分のニーズに合っているか、さらには予算内で設置するための具体的な方法まで理解できます。
現実的な概算予算を算出し、業者選定や素材選びの方向性を判断できるようになるでしょう。
もくじ
この記事でわかること
- 広さ別(3畳・6畳・10畳)にわかる工事費込みの費用相場
- 人工木と天然木における初期費用やメンテナンス性の違い
- 品質を落とさずに設置費用を賢く抑えるための具体的な方法
【広さ・工事費込み】ウッドデッキの費用相場一覧(3畳・6畳・10畳)
ウッドデッキの費用は、材料費だけでなく、基礎工事や組み立てといった設置作業の工事費を含めた総額で考えることが重要です。
費用相場は1㎡あたり約2万円から8万円が目安とされています。
ここでは、一般的な広さである「3畳」「6畳」「10畳」それぞれの工事費込みの費用相場を解説します。
この相場はあくまで目安であり、実際の価格は素材の種類やオプションの有無など、様々な要因で変動します。
3畳(約5㎡)のウッドデッキ費用相場
3畳(約5㎡)のウッドデッキを設置する場合、費用相場は20万円から45万円が目安とされています。この広さは、洗濯物干しスペースや、テーブルセットを置いてくつろぐ空間として適しています。費用は素材によって異なり、比較的安価な天然木(ソフトウッド)なら15万円前後から、耐久性の高い人工木や天然木(ハードウッド)を選ぶと金額は上がります。
比較的小規模なため、DIYで挑戦する人もいますが、その場合でも材料費がかかります。
6畳(約10㎡)のウッドデッキ費用相場
6畳(約10㎡)のウッドデッキの費用相場は、一般的に30万円から80万円程度が目安とされています。
この広さがあれば、子供の遊び場やドッグラン、家族で食事を楽しむスペースとして十分に活用できます。
6畳サイズは最も需要が高い広さの一つであり、多くのメーカーが規格品を販売しているため、選択肢も豊富です。
この規模になると、基礎工事の重要性も増すため、プロの業者への依頼が一般的です。
10畳(約16.5㎡)のウッドデッキ費用相場
10畳(約16.5㎡)の広々としたウッドデッキを設置する場合、費用相場は約50万円から130万円が目安となります。
このサイズになると、友人を招いてバーベキューパーティーを開いたり、ガーデンファニチャーをゆったり配置したりと、リビングの延長として多目的に利用可能です。
面積が広くなる分、材料費や工事費の総額も大きくなりますが、1㎡あたりの単価は少し割安になる傾向があります。
大規模な設置となるため、設計や基礎工事は専門業者に依頼することが不可欠です。
ウッドデッキの設置費用が決まる5つのポイント
ウッドデッキの設置費用は、単に広さだけで決まるわけではありません。
使用する素材の種類、フェンスや屋根といったオプションの有無、基礎工事の方法、そしてデッキの形状など、複数の要素が絡み合って最終的な金額が決定します。
これらのポイントを理解することで、見積もりの内容を正しく評価し、予算に合わせた計画を立てることが可能になります。
特に素材選びは初期費用だけでなく、長期的なメンテナンスコストにも大きく影響を与える重要な要素です。
ポイント1:素材の種類(人工木・天然木)で大きく変動する
ウッドデッキの素材は、大きく分けて「人工木」と「天然木」の2種類があり、価格に大きな影響を与えます。
天然木はさらに、比較的安価な「ソフトウッド」と、高価で耐久性の高い「ハードウッド」に分類されます。
人工木は初期費用が中程度でメンテナンスが容易な一方、ハードウッドは最も高価ですが、天然木ならではの質感と最高の耐久性を持ちます。
どの木材を選ぶかによって、1㎡あたりの単価が数万円単位で変わることもあります。
ポイント2:設置するサイズや面積が広いほど高くなる
当然ながら、ウッドデッキを設置する面積が広くなるほど、必要となる材料の量と施工の手間が増えるため、総額は高くなります。
例えば、洗濯物干しスペースとして利用する3畳程度の広さと、バーベキューができる6畳以上の広さとでは、金額に数十万円の差が出ます。
ただし、面積が大きくなるほど1㎡あたりの単価は割安になる傾向があるため、将来的な利用方法も考慮して適切なサイズを検討することが重要です。
ポイント3:オプションの有無(フェンス・ステップ・屋根)で追加費用がかかる
ウッドデッキ本体に加えて、フェンスやステップ(階段)、屋根などを設置すると追加費用が発生します。
例えば、プライバシー保護や安全対策のための目隠しフェンスや手すり、リビングからの出入りをスムーズにする階段、日差しや雨を避けるための屋根(パーゴラ)などは、それぞれ数万円から数十万円の追加費用が必要です。
これらのオプションは快適性や安全性を高めますが、予算に応じて本当に必要か検討する必要があります。
ポイント4:基礎工事の方法(束石・独立基礎)によって価格が変わる
ウッドデッキを支える基礎の工法も、費用を左右するポイントです。
最も一般的なのは、地面に束石と呼ばれるコンクリートブロックを設置する方法です。
一方で、より強度と耐久性が求められる場合や、地面が不安定な場合には、コンクリートを流し込んで固める独立基礎やコンクリート土間打ちといった工法が採用され、費用は高くなります。
設置場所の地面の状態によっても最適な工法と価格は変わります。
ポイント5:デッキの形状(長方形・L字型など)が複雑だと割高になる
ウッドデッキの形状が、シンプルな長方形や正方形ではなく、L字型やコの字型、あるいは敷地に合わせてカットが必要な変形デザインの場合、費用は割高になります。
複雑な形状は、材料に無駄が出やすくなるほか、加工や施工にかかる手間が増えるためです。
作成したいウッドデッキのイメージがある場合は、シンプルな形状にすることで金額を抑えられる可能性があることを覚えておくと良いでしょう。
【徹底比較】人工木と天然木、費用と特徴の違いは?
ウッドデッキの素材選びは、初期費用だけでなく、メンテナンスの手間やランニングコスト、そして見た目の好みを総合的に判断することが大切です。
人工木、天然木のソフトウッド、ハードウッドは、それぞれ価格帯や特徴が大きく異なります。
長期的な視点でどちらが自分のライフスタイルに適しているか比較検討しましょう。
素材選びが終わったら、次にそれをどのように設置するか、DIYとプロの施工の違いについても考えてみることが重要です。
初期費用を抑えたい人向けの天然木(ソフトウッド)
初期費用をできるだけ安く抑えたい場合には、天然木のソフトウッドが選択肢になります。
SPF材やウエスタンレッドシダーといった木材が代表的で、加工がしやすく材料費が比較的安価なのが特徴です。
ただし、ソフトウッドは水分に弱く腐食しやすいため、美観と耐久性を維持するには1〜2年に一度の頻度で保護塗料による塗装メンテナンスが欠かせません。
メンテナンス費用を含めた総額で選びたい人向けの人工木
長期的なメンテナンスの手間とランニングコストを重視するなら、人工木がおすすめです。
人工木は、樹脂と木粉を混ぜ合わせて作られた工業製品で、腐食やシロアリの心配がほとんどなく、定期的な塗装も不要です。
初期費用はソフトウッドより高くなりますが、メンテナンスフリーであるため、10年、20年という長いスパンで見ると総額ではお得になる可能性が高い樹脂製の素材です。
木の質感と耐久性の両方を求める人向けの天然木(ハードウッド)
費用は高くても、本物の木の質感と高い耐久性を両立させたい人には、天然木のハードウッドが最適です。
「鉄の木」とも呼ばれるウリンや、イタウバなどが有名で、非常に硬く高密度な木材のため、防腐処理や塗装をしなくても20年以上の耐久性が期待できます。
ただし、材料費が最も高価であることに加え、硬さゆえに加工が難しく、施工費も高くなる傾向があります。
DIYは本当に安い?プロの業者に依頼する場合との費用とメリットを比較
ウッドデッキの設置費用を抑える方法として、DIYを検討する方も少なくありません。
確かに、工事費がかからない分、初期費用を安く抑えられる可能性があります。
しかし、工具の準備や施工の手間、そして何より安全性や耐久性の確保といった課題も存在します。
ここでは、DIYとプロの業者への依頼、それぞれの費用とメリット・デメリットを比較し、どちらが自分にとって最適な選択かを見極めるための判断基準を解説します。
最終的に業者に依頼すると決めた場合でも、費用を賢く抑えるためのいくつかのコツが存在します。
DIYでウッドデッキを設置する場合の費用内訳と総額
DIYでウッドデッキを作成する場合、主な費用は「材料費」と「工具代」です。
材料費には、デッキ材や束石、ビスなどの金額が含まれます。
市販のウッドデッキキットを利用する場合、3畳サイズで10万円前後から購入可能です。
これから工具を揃える場合は、電動ドライバーや丸ノコなどの購入費用も別途必要になります。
総額では業者に依頼するより安くなりますが、組み立てや設置の手間と時間がかかることを考慮しなければなりません。
プロの業者に依頼する場合の費用内訳と総額
プロの業者にウッドデッキの設置を依頼する場合、費用は「材料費」に加えて「施工費(人件費)」、「設計費」、「諸経費」などで構成されます。
見積もりを取ると詳細な内訳がわかりますが、一般的に総額の半分以上を施工費が占めることもあります。
金額はDIYより高くなりますが、専門知識を持った職人が確実な施工を行うため、高い耐久性と安全性が確保され、保証が付くというメリットがあります。
DIYで失敗しないために知っておきたい注意点
DIYでウッドデッキを作る際に最も重要なのが基礎工事です。
地面に対して水平を保ち、しっかりと固定された基礎を作らなければ、デッキが傾いたり、安全性が損なわれたりする原因となります。
また、材料の選定ミスや不適切な組み立て、木材保護のための塗装を怠ると、早期の腐食や劣化につながる可能性があります。時間と手間をかけても、完成度が低ければ結果的に高くついてしまうリスクがあることを理解しておくべきです。
費用を抑えつつ高品質に仕上げたいなら業者依頼がおすすめな理由
長期的な視点で見れば、プロの業者への依頼はコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
専門業者は材料を安く仕入れるルートを持っている場合があり、施工品質の高さから耐久性が向上し、結果的に修繕費用を抑えられます。
また、複数の業者から見積もりを取ることで、費用を比較検討し、安く抑えることも可能です。何より、プロが施工したという安心感と、万が一の際のアフターフォローはDIYでは得られない大きなメリットです。
品質はそのまま!ウッドデッキの設置費用を賢く抑える4つのコツ
ウッドデッキの設置にあたり、品質を犠牲にすることなく費用を抑えるための具体的な方法がいくつかあります。
高価な素材や複雑なデザインを選べば費用は上がりますが、少しの工夫で予算を有効に活用することが可能です。
ここでは、見積もり取得の段階から業者選び、設計のポイントまで、賢く費用を管理するためのコツを紹介します。
これらのポイントを踏まえ、ウッドデッキに関するよくある疑問も解消していきましょう。
コツ1:デッキの形状やデザインをシンプルなものにする
ウッドデッキの費用を安く抑える最も効果的な方法の一つは、デザインをシンプルにすることです。
正方形や長方形といった基本的な形状は、材料の無駄が少なく、加工や施工の手間も省けるためコストダウンにつながります。
曲線やL字型などの複雑なデザインは、見た目はおしゃれですが、作成に手間がかかり費用が割高になるため、シンプルな設計を心掛けると良いでしょう。
コツ2:複数の業者から相見積もりを取って内容を比較する
ウッドデッキの設置を依頼する際は、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。
1社だけの見積もりでは、提示された価格が適正かどうか判断できません。
2〜3社に同じ条件で見積もりを依頼し、総額だけでなく、材料費や施工費などの内訳を詳細に比較検討することが重要です。
価格交渉の材料になるだけでなく、信頼できる業者を見極めることにもつながります。
コツ3:ウッドデッキ専門の施工業者に直接依頼する
ハウスメーカーや大手リフォーム会社経由でウッドデッキを設置すると、下請け業者に施工を依頼するため中間マージンが発生し、費用が割高になることがあります。
ウッドデッキの施工を専門に行っている業者に直接依頼することで、この中間マージンをカットでき、費用を抑えられる可能性があります。
専門業者であれば、知識や経験も豊富なため、より質の高い施工が期待できるでしょう。
コツ4:本当に必要なオプションだけを選ぶ
フェンスや屋根、階段、手すりといったオプションは、ウッドデッキの利便性や安全性を高めますが、追加するごとに費用は加算されます。
例えば、隣家との距離が近くプライバシーが気になるなら目隠しフェンスは有効ですが、開放感を重視するなら不要かもしれません。
ウッドデッキを設置する目的を明確にし、自分たちのライフスタイルにとって本当に必要なオプションだけを厳選することが、無駄な出費を抑えることにつながります。
ウッドデッキの費用に関するよくある質問
ウッドデッキの設置を検討する上で、費用に関する疑問は尽きません。
ここでは、具体的な予算感や素材選びの最終判断、見積もり後の追加費用など、多くの人が抱える共通の質問にお答えします。
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10万円以下の予算でウッドデッキを設置することは可能ですか?
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はい、可能です。
ただし、10万円以下の予算で設置するには、広さを1坪(約2畳)程度の小さいサイズに限定し、安価なソフトウッド材を選んでDIYで組み立てる必要があります。
市販のウッドデッキキットなどを活用すれば、この予算内で実現できる可能性があります。
業者に工事を依頼する場合は、この予算での設置は難しいでしょう。 -
人工木と天然木のウッドデッキ、メンテナンス費用を含めるとどちらがお得ですか?
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長期的には人工木がお得になる傾向があります。
初期費用は天然木の方が安いですが、数年ごとに再塗装が必要で、その都度メンテナンス費用が発生します。
一方、人工木はメンテナンスがほぼ不要なため、ランニングコストがかかりません。
10年以上の長いスパンで見ると、総額では人工木の方が安くなる可能性が高いです。 -
見積もり金額の他に、追加で発生する可能性のある費用はありますか?
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はい、発生する可能性があります。
例えば、設置場所の地盤が弱く、補強工事が必要になった場合や、既存の庭木やコンクリートブロックなどの撤去費用が見積もりに含まれていないケースです。
また、ウッドデッキに照明や水栓を追加する場合、電気工事や水道工事の費用が別途発生します。見積もりの際に、どこまでの工事が含まれているかを確認することが重要です。
まとめ
ウッドデッキの設置費用は、広さ、素材、デザイン、オプションの有無など多くの要因によって変動します。
工事費込みの費用相場は、3畳で20万円~45万円、6畳で30万円~60万円程度が一つの目安となります。
費用を正確に把握するためには、まず自分の希望(広さ、素材、用途)を固めた上で、複数の専門施工業者から相見積もりを取ることが不可欠です。
本記事で解説したポイントを参考に、自身の予算とライフスタイルに最適なウッドデッキの設置計画を立ててみてください。
この記事の編集者
メタ住宅展示場 編集部
メタ住宅展示場はスマホやPCからモデルハウスの内覧ができるオンライン住宅展示場です。 注文住宅の建築を検討中の方は、時間や場所の制限なくハウスメーカー・工務店を比較して資料請求。あなたにヒッタリの家づくりをお手伝いします。 注文住宅を建てる際のノウハウなどもわかりやすく解説。注文住宅でわからないこと、不安なことがあれば、ぜひメタ住宅展示場をご活用ください。
運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)




