【10人に聴いた】注文住宅に関する後悔とは?事前にできる対策も紹介

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【10人に聴いた】注文住宅に関する後悔とは?事前にできる対策も紹介

注文住宅は自由度が高く理想の住まいをつくれますが、どれだけこだわって建てても、住んでみると後悔が出てくることがあります。

後悔の内容は、間取りや設備、性能など人それぞれですが、取り返しがつかないことも多く、直せる場合でも高額な費用がかかるケースが少なくありません。後悔するリスクを減らすには、事前に情報収集をしたり、慎重に検討を重ねたりすることが大切ですが、実際に注文住宅を建てた人の声を知ることも効果的です。

そこで当メディアでは、実際に注文住宅を建てた10人に独自アンケートを実施し、どのような点で後悔が生まれやすいのか、また住んでからどのように感じているのかを調査しました。

注文住宅で後悔を減らすためにも、実際に家づくりのどの段階で、どのような点につまずきやすいのかを確認しておきましょう。

【体験談】注文住宅を建てた10人に聞いた、住んでから気づいた後悔ポイント

当メディアでは、クラウドワークスを通じて「注文住宅を建てた経験がある人」を募集し、所定の質問に回答してもらいました。

ここでは、回答者10人への独自アンケート(2026年1月時点)をもとに、住み始めてから気づいた後悔とその背景、現在の対応、そして「当時こうしておけばよかった」と感じている判断ポイントを整理して紹介します。

1. 間取り・動線・広さに関する後悔

今回のアンケートでは、間取りや動線、部屋の広さに関する後悔が多く見られました。設計時には気づきにくい部分ですが、住み始めてから毎日の生活の中で違和感として表れやすいポイントでもあります。

室内干し動線は実際の洗濯では使いにくいことがある

回答者プロフィール:👤 Iさん(40代前半・神奈川県)
入居時期 1年以上〜3年未満
建築エリア 神奈川県
構造 木造
建築の前提 土地を先に取得(相続・購入など)
後悔ポイント 間取り・動線(ランドリールーム内の洗濯動線)

花粉症の家族がいるため、洗濯物を完全室内干しにしました。我が家では、お風呂やランドリールームを二階にしております。ランドリールームに合わせて、洗濯物を干すバーを二本設置したのですが、二階に洗濯機を置くことになるにあたり、排水の関係で、ランドリールームの右奥に、洗濯機を設置するという選択肢しかありませんでした。また、洗濯機の横に、洗剤等のストックなどを収納する棚を置いています。その洗濯機と棚はバーと平行になるようにあるため、干した洗濯物の向こう側になってしまい、取りに行ったりする際にそれが不便でとなってしまいました。動線については考えてきたつもりだったのですが、洗濯機の位置についてそこまで考えていなかったな、バーの向きをもっと考えなければならなかったなと、後悔しています。

改善したくても洗濯機の位置は変えられず、棚も動かすと窓や動線を塞ぐため、現状は「洗濯物を寄せる」「くぐる・避ける」といった行動で対応しています。

イメージするだけで満足するのではなく、実際に動いてみることが必要だと感じました。私の場合、キッチンやパントリーでの動きは、実際に動いて確認しました。ですが、ランドリールームについては、そこまでしなかったのです。キッチンとランドリールームは、一日の中で動く時間が長いという認識はあったのに、なぜキッチンしかしなかったのかと、我ながら不思議なのですが…。キッチンとランドリールームに限らず、どこにおいても、実際動いて確認することが、大事になると思いました。

「将来像」を優先しすぎて、毎日使う部屋が狭くなった

回答者プロフィール:👤 Fさん(30代前半・宮城県)
入居時期 5年以上〜10年未満
建築エリア 宮城県
構造 木造
建築のきっかけ 妊娠・出産、子どもの成長をきっかけに住まいを見直した
後悔ポイント 間取り・広さ(浴室を広くした結果、和室が狭くなった)

家族みんなでお風呂に入ることを想定し、浴室を1.25坪の広めタイプにしました。しかし、実際に住んでみると家族全員で同時に入浴する機会はほとんどなく、想定していた使い方は現実的ではありませんでした。その影響で、2階建ての1階にある和室が狭くなってしまい、日常的に使う空間としては不便さを感じています。来客時や家族がくつろぐ場所として和室の利用頻度は高く、毎日使う場所だからこそ、浴室よりも和室の広さを優先すべきだったと感じています。生活動線や使用頻度を基準に間取りを決める重要性を強く実感しました。

浴室を1.25坪にした影響で1階の和室が狭くなってしまったため、現在は和室を子どものおもちゃ部屋として活用し、使い方を工夫することで対応しています。和室には大きめの押入れがあるため、おもちゃや季節物はできるだけ押入れに収納し、床に物を置かないよう意識しています。その結果、限られた広さでも子どもが安全に遊べる空間を確保することができています。また、家具は最小限に抑え、必要に応じてすぐ片付けられる配置にすることで、生活動線を妨げないよう工夫しています。浴室についても、広さを活かしてリラックスできる時間を作るなど、後悔を少しでも前向きに捉えられるよう意識しながら、現在の間取りに合わせた暮らし方を模索しています。

当時を振り返ると、理想やイメージだけで間取りを決めるのではなく、実際の生活をより具体的に想像すべきだったと思います。家族みんなでお風呂に入るという将来像を重視し、浴室を1.25坪にしましたが、日常的にどの空間をどれくらいの頻度で使うのかを冷静に考えられていませんでした。

日当たりと見守り動線を読み違え、リビングの快適性が落ちた

回答者プロフィール:👤 Jさん(30代前半・福島県)
入居時期 3年以上〜5年未満
建築エリア 福島県
構造 木造
建築のきっかけ 妊娠・出産、子どもの成長をきっかけに住まいを見直した
後悔ポイント 間取り・動線(リビングの採光不足/キッチンからの見守り動線)

間取りは1番後悔しています。朝日差しが1番入る場所が普段使用しない和室の部屋で、電気代節約のため普段はしきりを閉めています。そのため、リビングは曇っていると電気をつけないと暗く感じるレベルです。また、キッチンからリビングや和室が見えず、料理や片付けをしていると、子どもたちの様子がわからないつくりになってしまっていることも後悔しています。一応目線くらいの高さに小窓があり、全く見えないわけではありませんが、電子レンジなども置いてあるので乗り出さないとちゃんとは見えないので不便です。

日差しについては、特に対応のしようがなく、毎日カーテンをレースまであけたり、暗く感じる時は電気をつけて過ごすようにしています。また、赤ちゃんは料理をする際はダイニングかキッチンで遊べるようスペースを確保しています。未就学児は、子どもたちの様子を小窓から時々見るようにしたり、見える位置に移動したりしています。また、目の届くところにおもちゃ置き場やジムを配置したり、できる限り危なくなりそうなものは床に置かないよう注意しています。

家族構成をパートナーと家を設計する前に念入りに検討しておく必要があると思います。子どもがほしいのであれば、子どもがいたら何が必要か、どのような間取りだと安心して見守ることができるのか想定したり、担当者の方に事例を聞いたりして疑問はできるだけ解消すると良いです。また、注文住宅は一見あこがれますが、建売や型から選ぶ方が万人向けの設計にはなっているので、そちらを選んだ方が失敗は少ないし、ちょっと不便に感じても諦めがつくかと思います。自分で考えたからこそ、あぁすればよかったこうすればよかったと思ってしまうことばかりだと思いました。悩んだ時は候補のひとつに入れたり、型をベースに自分の譲れないポイントを入れるというやり方の方が良かったと思いました。

注文住宅に拘りすぎないということです。また、担当者の人の提案はしっかり受け止めた方が良いと思います。担当者の方はやはりプロなので、悩んだ時は相談したり、懸念点を伝え解決してから先に進んだ方が良いと思います。譲れないポイントだけおさえておき、それがかなうためにどうするか一緒に考えてくれる方を選んだ方が良いです。工務店やメーカーを決めて行くのも良いですが、色んな人の話を聞いて、一緒に自分事として悩んでくれそうな方を選んだ方が、納得のいく素敵なお家を建てることができるかと思います。

風呂・脱衣場を2畳にしたら、洗濯機を置くと圧迫感が強く、着替え置き場も確保できなかった

回答者プロフィール:👤 Dさん(40代前半・岡山県)
入居時期 5年以上〜10年未満
建築エリア 岡山県
構造 木造
建築のきっかけ 結婚をきっかけに住宅購入を考え始めた
後悔ポイント 間取り・広さ/収納(水回り:浴室・脱衣所)

もっとも後悔が大きい点は、風呂と脱衣場(洗面所)の大きさになります。これが両方とも2畳づつとなっております。
まず脱衣場について、正直狭くてかなりごちゃごちゃしています。まず洗濯機を配置すると圧迫感が強く、通路の狭さを感じます。脱衣場としての特性上、後付で収納スペースを足すことも難しく、着替えは隣(玄関ホールになるんですが)に置いていて、来客などがあると体裁が悪いです。
風呂も実は2畳は狭いです。1人では問題無いんですが、子供と一緒に入るとなるとぎゅうぎゅうの状態です。風呂場内に洗濯物の乾燥システムありますが、湯船込で2畳の範囲だと干せる量が微妙に足りなかったりもします。

脱衣場の狭さについて、洗濯物を入れるバスケットの大きさを工夫したり、可動式の細めの棚などを利用、配置してどうにか洗濯物の処理はできるようにしています。それでも風呂に入った後の着替えを置くスペースは脱衣場内には確保できないため、隣の部屋(玄関ホール)に準備しています。あとは洗面台の収納部を目一杯使うぐらいです。例えば配管の横の隙間などになります。
風呂の狭さのほうはどうする事もできないので諦めてます。子供2人と一緒に風呂に入るのですが、自分だけ湯船に浸からないなどといった対応を取る事もあります。

まず、注文住宅の打合せについて。これは自分の責任ですが、いつまでに間取りの打合せを終わらせる、という納期のように目標を以て動いてました。これは止めるか相当に余裕をもって対応するべきだったと思います。
また、自分や妻の実家の状態、他の家庭の状態はどうだったか、など実用上での使用例について考えが足りなかったです。カタログ上での目安広さ(当時は2畳で必要十分という風な記載)に終始していたというのが失敗でした。打合せに入る前に他の家庭の完成見学会も含めて実地見学を入念にしておけば良かったと思います。

アドバイスとして数点あります。
家を建てた当時の自分に言いたい事として箇条書きします。

  • 自分の実家を基準として全ての部屋の広さを抑えておき、それを第一の参考として間取りを決める。2.時間に余裕を持つ。打合せ期間1年は普通の事だと思って行動する。
  • 打合せ時に必ず金額の話が出る(1畳増やせば大体いくら金がかかるといった内容)が、迷いの元となる。後で調整や補助が入るので予算には大きく拘らないほうが良い。
  • 家を建てるなら最低限の空間の利便性は絶対に確保する。収納スペースは全ての部屋に入れるべし
  • 実際に住んでみて気付いた後悔は引き摺らずに諦める。

以上となります。

2. 収納に関する後悔

今回のアンケートでは、収納に関する後悔も目立ちました。設計時には足りていると思っていた収納でも、住み始めてから「使いづらい」「思ったより入らない」と感じるケースは少なくありません。収納は完成後に調整しにくく、日々の暮らしの中で不満として積み重なりやすいポイントです。

家族の変化でモノが増え、想定していた収納量では足りなくなる

回答者プロフィール:👤 Gさん(40代前半・茨城県)
入居時期 3年以上〜5年未満
建築エリア 茨城県
構造 木造
建築のきっかけ 妊娠・出産、子どもの成長をきっかけに住まいを見直した
後悔ポイント 収納計画(家族の成長による物量増加を想定できなかった)

子供が増えて成長してきて、人数分のおもちゃや洋服がどうしても増えていき、収納しきれなくなってきています。現在使用している物以外にも、下の子が成長すればまた使える物もあるので、保管しておきたい物も多くなってきてしまっています。
ホームメーカーさんには、当初の家族構成に対して収納容量は足りている。と言われていましたが、家族が増え、片付けが得意な方では無いので、もう少し収納容量や収納場所を考えておけば良かったなと思っています。特にリビングは、機器類や細かい文房具、お手紙や書類なども多くて、小さくても収納する場所を作っておけば良かったなと後悔しています。正直、隣の部屋や廊下のクローゼットに行ったり来たりして面倒です。

収納が足りない為、チェストやラックをいくつか置いています。ですが、市販されている物なのでサイズぴったりなんてことは無いですし、種類が違えば色も違うので・・・なんとも楽しい部屋になってしまっています。また、子供たちの持ち物やおもちゃも一箇所にまとめて仕舞って置ければ良いのですが、小さいBOXに何個も重なって角にまとめて置いているだけです。それと、一階で使用する季節物なども、できれば一階に置いておきたいのですが、収納場所が足りない為とりあえずと二階の部屋に置いています。

例えば家電や家具は、どの部屋に何が必要になってどこに置きたいのかとか、どの部屋に何が多く集まるのかなど、細かいところまで詰めて考えれば良かったかなと思います。もう少し時間を掛けて下調べをすれば、色んな方の意見や収納の必要な場所や容量も分かったかなと思います。それと、もっと色んな展示場のお家を見て、家具の配置や収納の場所を書きとめて、自分たちの家にも応用すれば良かったなと思います。

収納は量だけでなく「奥行き・使い方」まで設計で決まる

回答者プロフィール:👤 Bさん(40代前半・愛知県)
入居時期 5年以上〜10年未満
建築エリア 愛知県
構造 木造
建築のきっかけ 実家・親の住まいの問題(同居・近居・建て替えなど)
後悔ポイント 収納計画(奥行きが深すぎて使いにくい/動線と合わなかった)

自分自身としては光熱費の増加や冷暖房効率の低下をしてしまったことで広いリビングが適度な容量のエアコンでは部屋全体が温まるまでに時間がかかり、温度ムラが生じやすくなったり、外気に触れる表面積が広いため熱が逃げやすくかえって光熱費が高くなってしまったこと。また他の部屋や収納の広さ不足になってしまったことでリビングを広くすることに注力しすぎると他の個室や収納スペースが不足し、部屋が散らかりやすくなり、すっきりしない感じに見えるようになったので必要な広さを確保しなかったことでベッドや机といった家具を置いたら思ったより狭くなってしまったことです。

自分自身としては間取りの見直しをすることでリビングの広さを調整し、ダイニングやキッチン、和室など他の空間との関係を見直したり、他の部屋とのバランスをとることで寝室や子ども部屋をコンパクトにすることでリビングの広さを確保しつつ全体のバランスを取るようにしたこと。また縦方向の活用をすることで吹き抜けや勾配天井を取り入れると床面積を変えずに開放感を演出をしたり、ロボット掃除機などの導入することで広い空間でも効率的に掃除ができるようにして見た目以上に快適な間取りや広さにするようにしたことです。

自分自身としては生活スタイルと動線の把握をすることで間取りの後悔の多くは設計に原因だと思っているので洗面所に行くのに大きく迂回する必要があったり、畳コーナーを作ったけれどあまり使わなかったりすることがあったり、自分自身の1日のルーティンや生活の流れを十分に把握できていなかったことが原因だと思っているので1日のルーティンを書き出したり、家具や持ち物をリストアップをすること。また広さと収納のバランスを考えたうえで家族構成や来客頻度なども考慮してどのようなスペースにしたいかをよりイメージすればよかったと思っています。

自分自身としては収納が足りないことや収納の奥行きが深すぎて使いにくいといった後悔が非常に多いので特に玄関は靴や物が散らかりやすい場所なのでシューズクロークなどを設けるのがおすすめであり、物を入れるイメージが湧きにくい収納こそ設計段階でどの部屋でどんな物を使うのかを具体的にシミュレーションし、適切な広さと配置を確保することが大切であること。また施工会社選びや情報収集をしっかりとすることでモデルハウス見学や概算見積もりを依頼する場合は要望をリストアップして実現可能か確認することができるので施工実例をチェックし、住宅会社の得意分野を把握することも大事なので複数の会社の提案を比較検討し、ヒアリングを重視してくれる信頼できる担当者を選ぶことで後悔しないと思います。

3. 設備・性能・会社選びに関する後悔

設備のグレードや住宅性能、ハウスメーカー・工務店選びに関する後悔も、住んでから気づきやすいポイントです。建築前は金額や提案内容を比較しながら慎重に選んだつもりでも、実際の暮らしの中で「ここは妥協しないほうがよかった」「別の選択肢も検討すべきだった」と感じるケースは少なくありません。初期費用や担当者の印象だけでは見えにくい判断軸が、住み心地や満足度に大きく影響します。

「地域なら標準で十分」を信じて、冬の寒さが毎年のストレスに

回答者プロフィール:👤 Aさん(30代前半・長崎県)
入居時期 5年以上〜10年未満
建築エリア 長崎県
構造 木造
建築のきっかけ 結婚をきっかけに住宅購入を検討
後悔ポイント 断熱・設備仕様(窓性能・床暖房・水回りの窓配置)

玄関のすぐ近くにトイレを配置したのですが、冬場は玄関からの冷気で非常に寒く、後悔しています。
トイレ以外でも建築時、タマホームの担当者から「この地域なら窓はペアガラス(2重)で十分。トリプル(3重)はオーバースペックです」と言われ、それを信じてペアガラスにしましたが、実際はかなり冷え込みます。床暖房も入れればよかったと痛感しています。
また、換気のためにトイレとお風呂に窓を付けましたが、今の家は24時間換気システムがあるので、断熱性を優先して「水回りの窓はなくす(壁にする)」のが正解だったと感じています。

正直なところ、大掛かりな断熱リフォームや高価な暖房器具の追加は行っておらず、基本的には「気合いと我慢」で凌いでいるのが現状です。
唯一の物理的な対策として、床からの底冷えを防ぐために「厚手のスリッパ」を履くことだけは徹底しています。しかし、スリッパ以外の部分は極寒なので、トイレに行くたびに「早く冬が終わってくれ…」と心の中で祈りながら、寒さに耐え忍んでいます。
看護師として「ヒートショックの危険性」は重々承知しているのですが、現状は寒さに震えながら小走りで移動する日々です。「あの時、ケチらずに断熱対策をしておけば」という後悔は、この寒さを感じるたびに何度も頭をよぎります。

ハウスメーカーの営業担当者の「この地域ならそのスペックで十分」という言葉を鵜呑みにせず、自分たちでもっと断熱性能について勉強し、こちらの要望を強く主張すべきでした。
特に窓の断熱(トリプルガラス)や床暖房は、初期費用が多少上がったとしても、絶対に採用すべきだったと痛感しています。後からリフォームで断熱改修をするのは費用も手間も莫大にかかるため、「迷ったら性能が高い方を選ぶ」というのが正解だったと思います。
また、契約前に「真冬のモデルハウス」などで宿泊体験をして、暖房を切った後の朝方の冷え込みなどを自分の肌で確認しておくべきでした。

住宅メーカーの営業担当者の「その地域なら標準仕様で十分ですよ」という言葉を鵜呑みにせず、断熱性能には徹底的にお金をかけることをおすすめします。一度建ててしまうと、後から壁の中や窓の断熱性能を上げるのは非常に困難です。「オーバースペック」と言われるくらいの装備(トリプルガラスや不要な窓の削減)にしておかないと、私のように冬が来るたびに後悔することになります。

また、コンセントの数は「多すぎるかな?」と思うくらいで丁度いいです。特にキッチンは調理家電だけでなく、スマホの充電やスマートスピーカーなど、意外なもので埋まってしまいます。図面上のシミュレーションだけでなく、現在の生活で使っているコンセントの数を数えて、プラスアルファで設置することをおすすめします。

担当者との相性で候補から外してしまい、後から変更依頼を思い出した

回答者プロフィール:👤 Hさん(30代前半・香川県)
入居時期 1年以上〜3年未満
建築エリア 香川県
構造 木造
建築のきっかけ 妊娠・出産、子どもの成長をきっかけに住まいを見直した
後悔ポイント ハウスメーカー選び・営業担当者との相性判断

担当の営業の方でハウスメーカーの良し悪しを決めてしまったことです。
私は元々一条工務店の性能面を魅力に思っていました。しかし住宅展示場で一条工務店の担当者から上から目線で話をされたり、約束事を忘れられたりと凄く不信感を募らせる対応をされました。そこで「このような人に営業を任せている会社は良くないのではないか。仮に一条工務店と契約した時に、この方と一緒に家作りは出来ない」と思うようになり、一条工務店を選択肢から外しました。しかし今思えばその方と私が合わなかっただけで、担当者変更という選択肢を選ばなかったことを後悔しています。

一条工務店で建てたかったという気持ちに対しては、「足るを知る」ことで乗り越えました。家は大切ですが、家が全てではないと思います。無理な住宅ローンを組んで、子育てや家族との時間にお金や時間を使えないような状態になることは私の幸せではありません。おそらく私が望んでいる性能を一条工務店で建てるとするならば、無理をした住宅ローンの返済になっていたと思います。無理をしていたとしても幸せに思えていたかもしれませんが、自分の現実的な収入などを考えるとアイ工務店で建てて、今の幸せを享受出来ているのならばそれが最適解だったのかなと思っています。そのようにして気持ちの切り替えを行いました。

私の場合であれば、勇気を出して担当者の変更を依頼すべきだったと思います。また担当者の変更依頼もそうだったのですが、そもそも一条工務店のどの部分にどんな魅力を感じたのかを言語化出来ていない部分も問題だと思いました。魅力を感じていたのであれば担当者がどんな方であっても、建てたいという気持ちで前に進めたと思います。今回の私はそれが無くてすぐに諦めてしまいました。

一生に一回の大きい買い物をするという自覚が足りていなかったと思います。もし仮に戻れるのであれば、魅力に感じた部分を言葉にして自分自身を説得させられるようにしたいと思います。

まず自分が何を優先すべきかを選んでください。デザインや性能など色々あると思います。その中でハウスメーカーを回っていった時に興味が出る所が見つかると思います。その時にどこにどんな興味を持ったかを書き出しておくと頭の中が整理されて便利になると思います。

また頭を整理していき、絶対に譲れない部分を見つけられると、どのハウスメーカーが強いかや大手で無くても中堅ハウスメーカーでも自分のニーズとマッチする所が見つかるかもしれません。自分の核となる部分が見つかればハウスメーカー探しは楽になると思います。

後は自分の人生の中で家にかけるお金のバランスなどの現実的な部分を一緒に考慮すると幸せな生活が待っていると思います。

設備は「初期費用の差」より「毎日の快適さと10年単位の負担」で考える

回答者プロフィール:👤 Eさん(40代前半・三重県)
入居時期 5年以上〜10年未満
建築エリア 三重県
構造 木造
建築のきっかけ 妊娠・出産、子どもの成長をきっかけに住まいを見直した
後悔ポイント 設備・仕様(食洗機の容量・グレード選択)

家を建てるとき、できるだけ予算を抑えようと設備を「最低限で十分」と判断して選択したことです。
例えば、食洗機はワンサイズ小さいタイプにグレードダウンしました。「どうせ手洗いもするし、問題ないだろう」と思っていたのですが、実際に暮らし始めてみると、想像と違う場面が増えていきました。家族分の食器が一度に入りきらず、結局2回回す必要が出てきます。夜の片付けにかかる時間は伸び、水道代や電気代も「節約したはずなのに…」と感じる結果になりました。
さらに、容量に余裕がないため、鍋やフライパンは結局手洗い。食洗機を導入した意味が半減したような気持ちにもなります。「最初にもう一段階上のサイズを選んでいれば、毎日のストレスは減っていたかもしれない」と思うことが何度もありました。
家は一度建てると、簡単には変えられません。初期費用を抑えたつもりが、日々の不便さと積み重なるランニングコストで、結果的に高くついているように感じています。
「今だけの予算」だけでなく、「毎日の暮らしの快適さ」も一緒に考えることが大切だと感じました。

現在は、できるだけ食器を溜めすぎないよう、夕食後すぐに軽く予洗いをして食洗機に並べ、翌朝もう一度まとめて運転する方法を取っています。また、鍋やフライパンなど容量を圧迫する調理器具は最初から手洗いに切り替え、食洗機には皿やコップ類だけを入れるようにしています。これにより1日の運転回数をできる限り1回に抑える工夫をしています。
さらに、水道代と電気代の明細を毎月確認し、将来的に大型タイプへ買い替えた場合の費用対効果を検討しています。今後リフォームで食洗機を交換できるよう、家計の中から月々一定額を積み立て、無理のないタイミングで改善できる準備を進めています。

当時を振り返ると、カタログ上の価格差だけで判断せず、実際の生活をより具体的にシミュレーションすべきだったと思います。例えば、家族が1日に使う食器の量や調理器具のサイズを想定し、ショールームで実物の食洗機に食器を入れてみるなど、使用感を事前に確認していれば、容量不足に気づけた可能性があります。また、初期費用だけでなく、毎日の家事負担や光熱費といった長期的なコストまで比較検討する視点も必要だったと感じています。
設備は一度設置すると簡単に変更できないため、「少し背伸びした選択」が結果的に満足度の高い暮らしにつながる場合もあると、今では考えるようになりました。

これから注文住宅を建てる方には、「初期費用の安さ」だけで設備を選ばないことをおすすめしたいです。私自身、食洗機のサイズやグレードを下げて予算を抑えたつもりでしたが、実際の生活では容量不足で毎日2回運転することになり、家事の負担や光熱費の増加につながりました。
設備は毎日使うものだからこそ、カタログ上の数万円の差よりも、「10年、20年使ったときの快適さ」を想像することが大切だと思います。ショールームで実物を見たり、家族の生活動線を具体的にイメージしたりして、自分たちの暮らしに本当に合った仕様を選ぶことで、住んでからの後悔は大きく減らせるのではないかと思います。

広いリビングは夢だったが、天井を高くした分、冷暖房効率が落ちて毎年の光熱費が辛い

回答者プロフィール:👤 Cさん(40代後半・愛知県)
入居時期 3年以上〜5年未満
建築エリア 愛知県
構造 木造
建築のきっかけ 妊娠・出産、子どもの成長をきっかけに住まいを見直した
後悔ポイント 間取り・広さ(大空間リビングによる光熱費・ランニングコスト)

注文住宅で広いリビングを持った家を建てることが若い頃からの夢だったので、注文住宅を建てたときには、色々と奮発して夢が広がるような間取りにしました。その中で特にこだわったのがリビングで大開口の広くて、高さのあるリビングにしました。リビングの広さ自体はとても満足していて過ごしやすいのですが、広い分夏の暑いときの冷房や冬の寒い時期の暖房の電気代が非常に高くつきます。また床暖房もつけているので、その分の費用もかかります。リビングが広く天井も高くした結果、なかなか冷えないし、なかなか暖まらないため光熱費が非常にかかることがすごく後悔しているし、これについては毎年必ずかかる費用なので辛いと思っています。

電気代もガス代も毎年のように値上がりをしている状況が非常に辛いです。特に我が家は電気とガスを併用していて、床暖房はガスを利用しています。電気代のコストよりもガス代の方がかかる感覚があります。だから、夏場のクーラーや冬場の暖房へ床暖房についても極力使わないようにしています。使うにしてもなるべく短時間で切り上げて、長時間使わないようにして、電気代の削減とガス代の削減に努めています。

間取りを考えるときには、夢ばかり広がって、理想を求めてしまいます。その結果、広いリビングを手に入れた反面、それに伴う犠牲や出費がかさむと言うことを意識し忘れていました。ハウスメーカーの営業さんや設計さんも、家の費用が抑えられる。狭いリビングについてのメリットは提案してくれていなかったので、実際のリビングの広さをモデルハウスではなく、戸建ての現実的な間取りの家を見ることで、先にしっかりとイメージをしておくべきだったと思います。

注文住宅を建てる人は、間取りに理想やこだわりがあると思います。また、生涯で1度きりになる人がほとんどの家を建てると言う経験なので、妥協せずこだわりを持ちたいというのが一般的な考え方だと思います。その結果、広い間取りや大きな家を作りになると思いますが、その一方で大きくしたり広くすることで、メンテナンスやランニングコストが上がると言う部分は忘れないほうがいいと思います。ランニングコストは毎年常にかかるものなので、蓄積していくとかなりの費用になるし、家電製品を買い替えようと思うと、広い間取りや大きい家に対応する家電は価格が高くなります。そういった部分の経費も考えながら設計ができると、何年後先の生活にもゆとりが出ると思います。

注文住宅の後悔は取り戻せる?

注文住宅は自由度が高い分、住み始めてから「こうしておけばよかった」と感じる場面が出てくるのは珍しくありません。実際、今回のアンケートでも、間取りや設備、性能、打ち合わせの進め方など、さまざまな後悔の声が挙がりました。

ただし、ここで押さえておきたいのは、すべての後悔が致命的な失敗につながるわけではないという点です。住みながらの工夫で軽減できるものもあれば、費用をかければ改善できるケース、そして事前に知っていれば避けられた後悔もあります。一方で、お金や構造の関係から、簡単には取り戻せない後悔があるのも事実です。

後悔とどう向き合うべきかを整理するためには、「どこまでなら挽回できるのか」「どこからは割り切るしかないのか」を冷静に見極めることが重要になります。ここでは、注文住宅の後悔を大きく3つの視点に分けて考えていきましょう。

後悔には「取り戻せるもの」と「割り切るしかないもの」がある

注文住宅で感じる後悔は、すべて同じ性質のものではありません。大きく分けると、工夫や追加対応によって改善できる後悔と、構造やお金の関係で簡単には変えられない後悔の2種類があります。

例えば、収納が足りない、動線が使いづらいといった不満は、家具の配置を見直したり、収納用品を追加したりすることで、ある程度は暮らしやすさを改善できるケースがあります。設備についても、後付け可能なものであれば、住みながら少しずつ調整する選択肢が考えられます。

一方で、断熱性能や窓の仕様、建物全体の間取りや広さといった部分は、完成後に大きく変えることが難しい領域です。リフォームで対応できる場合もありますが、費用や工事の規模が大きくなりやすく、現実的には「簡単には取り戻せない後悔」になりがちです。

重要なのは、「後悔したからすべて失敗だった」と考えるのではなく、どこまでなら現実的に挽回できるのか、どこからは割り切って暮らし方を工夫するしかないのかを見極めることです。後悔の性質を整理することで、今後の対応や気持ちの切り替えもしやすくなります。

住みながらの工夫や追加対応で改善できるケース

注文住宅で感じる後悔の中には、住み始めてからの工夫や、比較的負担の少ない追加対応によって、暮らしやすさを高められるものも少なくありません。大がかりな工事を伴わなくても、日々の使い方や環境を見直すことで、ストレスが軽減されるケースがあります。

例えば、収納が足りないと感じた場合でも、可動棚や収納家具を取り入れたり、物の置き場所を整理したりすることで、使い勝手が大きく改善することがあります。ランドリールームやキッチンなど、動線に不満がある場合も、家事の手順を見直したり、道具の配置を変えたりするだけで、負担を減らせることがあります。

設備面でも、すべてをリフォームしなくても対処できる場合があります。照明の種類や位置を調整する、空調の使い方を工夫する、断熱カーテンやラグを取り入れるといった方法は、比較的取り入れやすく、体感的な快適さを高める助けになります。実際、今回のアンケートでも、住みながら工夫を重ねることで、不満を和らげている例が見られました。

こうした「住みながら改善できる後悔」は、完璧な住まいを目指すというよりも、今の住まいに合わせて暮らし方を調整することで向き合うのが現実的です。後悔をきっかけに、自分たちの生活スタイルを見直すことで、結果的に住まいへの満足度が高まることもあります。

リフォームや追加工事で対応できるケース

住みながらの工夫では解決しきれない後悔であっても、内容によってはリフォームや追加工事によって改善できるケースがあります。初期の計画段階では見落としがちだった点も、実際の生活を踏まえたうえで手を入れることで、暮らしやすさを高められることがあります。

代表的なのが、収納や間取りの一部に関する後悔です。壁面収納の新設や可動棚の追加、間仕切りの変更などであれば、比較的限定的な工事で対応できる場合があります。また、設備についても、食洗機や換気設備、照明などは、条件次第で後から交換・追加が可能なケースがあります。

一方で、リフォームには費用や工期がかかるため、「本当に今手を入れるべきか」「暮らし方の工夫で対応できないか」を見極めることが重要です。すぐに改善したい不満なのか、将来的にまとめて対応したほうがよいのかを整理することで、無理のない判断がしやすくなります。

後悔を感じた時点で焦って決断するのではなく、住んでみて分かった課題を一度整理し、費用・効果・将来のライフスタイルを踏まえてリフォームの必要性を検討することが大切です。そうすることで、「やり直し」ではなく、「今の暮らしに合わせたアップデート」として前向きに向き合えるようになります。

お金や構造上、簡単には変えられない後悔もある

注文住宅の後悔の中には、住みながらの工夫やリフォームでは対応しきれず、現実的に「簡単には変えられない」ものも存在します。こうした後悔は、完成後に気づいても取り戻すことが難しいため、特に注意が必要な領域です。

代表的なのが、断熱性能や気密性、窓の仕様、建物全体の広さや間取りの骨格部分です。これらは建物の構造や外皮に関わるため、後から手を入れようとすると大規模な工事になりやすく、費用や工期の面で現実的ではないケースも少なくありません。

また、予算配分に関する後悔も、簡単に巻き戻すことはできません。建築時に「ここは抑えよう」「後から考えよう」と判断した結果、住み始めてからの光熱費やメンテナンス費が想定以上にかかり、長期的な負担として積み重なっていくケースがあります。一度決めた仕様や性能は、暮らしの中で何年も影響し続ける点が特徴です。

重要なのは、こうした後悔が生まれやすいポイントを事前に知り、「後から変えられない部分ほど、建築時にしっかり考える」という意識を持つことです。すべてを完璧にする必要はありませんが、少なくとも構造や性能、将来にわたって影響する要素については、安易に妥協しない判断が、後悔を減らす大きな鍵になります。

注文住宅を建てる人が意識しておきたいこと

注文住宅で後悔が生まれる背景には、「知識が足りなかった」「想像が及ばなかった」というよりも、判断の優先順位を整理しきれないまま進んでしまったケースが多く見られます。自由度が高いからこそ、すべてを完璧に決めようとすると、かえって重要なポイントが見えにくくなることもあります。

実例を振り返ると、間取りや設備、性能、打ち合わせの進め方など、後悔の内容は人それぞれです。ただ、その多くは「事前に少し立ち止まって考えていれば、防げた可能性が高い後悔」でもあります。住み始めてからの工夫やリフォームでは対応しきれない部分ほど、建てる前の判断がそのまま暮らしの質に影響していきます。

ここからは、これまで紹介してきた後悔の実例を踏まえながら、注文住宅を建てる前に意識しておきたい考え方や判断の軸を整理していきます。理想だけに引っ張られず、現実的な視点を持ちながら計画を進めることで、後悔のリスクを大きく減らすことができます。

理想だけでなく、暮らしの現実を具体的に想像する

注文住宅を考えるとき、多くの人は「広いリビング」「おしゃれな空間」「理想の家事動線」など、完成後のイメージを思い描きます。こうした理想を持つこと自体は大切ですが、理想だけを基準に判断してしまうと、住み始めてから現実とのギャップに後悔するケースが少なくありません。

後悔を減らすために重要なのは、実際の生活をできるだけ具体的に想像することです。平日と休日で家族がどのように動くのか、朝や夜の忙しい時間帯にどこで人の動きが重なるのか、洗濯や片付けはどの順番で行っているのかなど、1日の流れを細かく書き出してみると、間取りや設備に求める条件が見えてきます。

また、家具や家電を置いた後の状態を想定することも欠かせません。図面上では広く見える空間でも、ソファやダイニングテーブル、収納家具を配置すると、想像以上に圧迫感が出ることがあります。モデルハウスの印象だけで判断せず、現在使っている家具のサイズや数をもとに、現実的な配置を考える視点が必要です。

理想のイメージに「今の暮らし」「実際の使い方」を重ねて考えることで、後悔しやすいポイントは事前に見えやすくなります。完成後の写真映えだけでなく、日々の生活のしやすさを基準に判断することが、満足度の高い住まいにつながります。

すべてを盛り込もうとせず、優先順位を決める

注文住宅では、自由度の高さゆえに「せっかく建てるなら、できるだけ理想を詰め込みたい」と考えがちです。しかし、あれもこれもと要望を盛り込もうとすると、予算や間取りに無理が生じ、結果的にどこかで後悔が残るケースが少なくありません。

重要なのは、すべてを叶えることではなく、何を最優先にするかを明確にすることです。例えば、断熱性能や家事動線、収納量など、暮らしの快適さに直結する要素は、多少コストがかかっても優先する価値があります。一方で、見た目のデザインや一時的な流行に左右されやすい要素は、後からでも調整できる場合があります。

優先順位を決める際は、「なくても生活できるもの」と「ないと日々のストレスになるもの」を切り分けて考えるのが効果的です。住み始めてから毎日使う場所や設備ほど、妥協すると後悔につながりやすいため、打ち合わせの早い段階で重点的に検討しておくことが大切です。

優先順位が整理されていれば、予算調整や間取りの見直しが必要になった場合でも、迷いが少なくなります。結果として、「なぜその選択をしたのか」を納得したうえで家づくりを進めることができ、後悔の少ない住まいにつながります。

今の暮らしだけでなく、将来の変化も前提に考える

注文住宅の計画では、どうしても「今の暮らし」を基準に考えがちです。しかし、家は数十年にわたって住み続けるものであり、家族構成や生活スタイルは時間とともに変化していきます。今は問題なく感じている間取りや設備でも、将来の変化によって使いにくさが表面化することがあります。

例えば、子どもの成長に伴って必要な収納量が増えたり、生活リズムが変わって家事動線の使い勝手が変わったりするケースは少なくありません。また、将来的に在宅ワークが増える、親との同居や近居を検討する、体力の変化で階段の上り下りが負担になるなど、想定していなかった変化が起こる可能性もあります。

こうした変化に備えるためには、「将来どうなるか」を正確に予測するのではなく、「変わる可能性がある」という前提で設計することが重要です。可変性のある間取りにする、収納や設備に余裕を持たせる、後から手を加えやすい構造にしておくといった考え方が、長く住み続けるうえでの安心につながります。

今の理想や便利さだけで判断せず、数年後・十数年後の暮らしを想像しながら計画を進めることで、「その時になって初めて気づく後悔」を減らすことができます。変化を前提にした家づくりは、結果的に住まいの満足度を長く保つ助けになります。

営業や標準仕様の説明を鵜呑みにしない

注文住宅の打ち合わせでは、営業担当者や設計者から多くの提案や説明を受けます。その中で「この地域なら十分です」「多くの方がこの仕様を選んでいます」といった言葉を聞くと、専門家の意見として安心してしまい、そのまま判断してしまうことも少なくありません。

もちろん、営業担当者の説明が間違っているわけではありません。ただし、「標準仕様」や「一般的」という言葉は、あくまで平均的なケースを指しているに過ぎず、必ずしも自分たちの暮らしに最適とは限りません。家族構成や生活スタイル、寒さや暑さの感じ方は人それぞれ異なるため、説明をそのまま当てはめてしまうと、住み始めてから違和感が生じることがあります。

後悔を減らすためには、営業の提案を一つの参考意見として受け止めつつ、「なぜその仕様で十分なのか」「他の選択肢を取ると何が変わるのか」を具体的に確認する姿勢が重要です。断熱性能や設備仕様など、後から変更しにくい部分ほど、メリットだけでなくデメリットや将来的な影響も含めて説明を求めるようにしましょう。

また、担当者との相性も判断に影響します。疑問や不安を率直に伝えられない場合は、担当者を変更するという選択肢も含めて検討することが大切です。最終的な判断は自分たちで行うという意識を持つことで、説明に流されることなく、納得感のある家づくりにつながります。

複数のハウスメーカーのプランを比較する

注文住宅で後悔を減らすために、ぜひ意識しておきたいのが、最初から1社に絞り込まず、複数のハウスメーカーや工務店のプランを比較することです。1社だけの提案を見ていると、その内容が良いのかどうかの判断基準を持ちにくく、「こんなものか」と思い込んだまま話が進んでしまうことがあります。

複数社のプランを見比べることで、間取りの考え方や動線の取り方、標準仕様の違い、費用配分の優先順位などがはっきりと見えてきます。同じ要望を伝えても、会社ごとに提案内容が大きく異なることは珍しくありません。その差を見ることで、自分たちが本当に重視すべきポイントが整理されやすくなります。

比較する際は、デザインや価格だけでなく、「なぜこの提案になっているのか」「この仕様を選んだ理由は何か」といった説明にも注目しましょう。提案の背景まで理解できると、営業トークに流されにくくなり、納得感のある判断につながります。

とはいえ、複数社を一つずつ回り、要望を伝えて比較するのは手間も時間もかかります。そこで活用したいのが、メタ住宅展示場の「家づくりプラン」です。希望条件をもとに、複数の住宅会社からプラン提案を受け取ることができるため、効率よく比較検討を進めることができます。

最初から完璧な答えを出そうとせず、いくつかのプランを見ながら考えを深めていくことが、後悔の少ない家づくりへの近道です。気になる方は、メタ住宅展示場の家づくりプランを活用し、自分たちに合った住まいの方向性を整理してみてください。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 メタ住宅展示場 編集部

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