積水ハウスの「シャーウッド」を建てた人が後悔した理由と対策を解説

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積水ハウスの「シャーウッド」を建てた人が後悔した理由と対策を解説

積水ハウスが提供する木造住宅ブランドの「シャーウッド(SHAWOOD)」は、1995年に誕生した積水ハウスの本格的な木造住宅事業の象徴ともいえるブランドです。

1階〜3階建てまで対応しており、木造でありながらも高い耐震性や耐久性、断熱性、省エネ性といった基本性能がバランス良く優れている点が特徴です。

また、独自の設計基準や品質管理体制に加えて、打ち合わせ体制やアフターサポートも手厚いため、安心して住まいづくりを進められます。

シャーウッドの後悔ポイントを理解するには、まずは特徴を正しく押さえておくことが重要です。

ここでは、シャーウッドが選ばれる理由でもある性能面の高さや品質の安定性といった特徴について見ていきましょう。

シャーウッド(SHAWOOD)の特徴を簡単に整理


引用:シャーウッド(木造1~3階建て)|積水ハウス株式会社

シャーウッドで「後悔した」と感じるポイントの多くは、商品そのものの欠点というよりも、特徴を十分に理解しないまま期待値を高く持ちすぎてしまったことに起因するケースが少なくありません。

そのため、口コミや体験談を見る前に、まずはシャーウッドがどのような思想・構造・品質基準でつくられている住宅なのかを整理しておくことが重要です。

ここでは、シャーウッドが高評価を受ける理由でもある構造面や品質面の特徴を、後悔ポイントとの関係を意識しながら簡単に確認していきましょう。

シャーウッドハイブリッド構造で耐震性とデザイン性を両立

シャーウッドの特徴の1つが、優れた耐震性とデザイン性・設計自由度の両立です。

木造軸組構法をメインにしながら、モノコック構造やラーメン構造の優れた部分を取り入れたハイブリッド構造を採用しており、強固な構造体で大空間の設計を可能にしているのが特徴です。

柱や梁には厳選された4寸角のシャーウッドプレミアム構造材を使用し、構造用金物で固定するメタルジョイント接合システムによって高い強度を確保しています。

柱のスーパーコラムは、1,000mmの耐力壁と同等の耐力を備えています。

また、柱と基礎を基礎ダイレクトジョイントの構造用金物により直接緊結することで、あらゆる方向からの力に対して均一な耐力を発揮することが可能です。

この強固な構造体により、高い耐震性を確保しながらも、大開口や吹き抜けなどの設計面での自由度も実現しています。

そのため「広いリビングに大きな窓を設ける」「吹き抜けで明るく開放的な空間にする」といった理想の間取りも実現しやすくなります。

ただし、すべての要望が叶うわけではありません。間取り上の制約や追加コストが発生するケースもある点には注意が必要です。

独自の設計基準により住宅品質が安定

シャーウッドは、積水ハウス独自の設計・施工基準により安定した住宅品質を実現しています。

一邸ごとに工場で精密に生産するなど、品質管理に徹底して取り組んでいる点が特徴です。

たとえば、シャーウッドで使用されるプレミアム構造材は工場で設計図に合わせて正確にプレセットを行い、現場での加工作業をなくしています。構造用金物は手作業で丁寧にプレセットされるなど、細部まで配慮された工程が組まれています。

出荷前に可能な限り工場で加工を完了させることで、施工精度の向上と工期短縮を両立している点も魅力です。

また、シャーウッドは木造軸組構法として唯一「性能規定」にもとづく「型式認定」を取得しており、国によって省エネや防火性能などが認められた木造住宅となっています。省エネ性能が高いことで、光熱費の負担軽減や季節を問わず快適な室内環境が期待できることもメリットです。

シャーウッドであれば、品質のばらつきが少なく、優れた性能を備えた家づくりを実現できます。

シャーウッドで後悔しやすい6つのポイント

シャーウッドは、高い耐震性や設計自由度、デザイン性などが評価されている一方で、建てた後に「思っていたより費用がかかった」「理想どおりにならなかった」と感じる人もいます。

ここでは、実際の口コミやシャーウッドの特徴をもとに、後悔につながりやすいポイントを解説します。

価格・坪単価が想像以上に高くなりやすい

シャーウッドは、積水ハウスの木造住宅ブランドの中でも高価格帯に位置する商品です。

耐震性や断熱性、設計自由度に加え、高品質な建材や長期保証などが標準仕様に含まれているため、本体価格は一般的な木造住宅より高くなる傾向があります。

もともとの価格帯が高めに設定されているため、床暖房や太陽光発電、ハイグレードな住宅設備などのオプションを追加すると、建築費が大きく膨らみやすい点には注意が必要です。そのため、「最初の見積もりなら予算内だったのに、打ち合わせを重ねるうちに想定以上の金額になった」と後悔するケースもあります。

自由設計でも間取りに制約がある場合がある

シャーウッドは設計自由度の高い住宅として知られていますが、完全に自由というわけではありません。

建物の安全性を確保するため、耐力壁や柱の配置には一定のルールがあります。また、大開口や吹き抜けを採用する場合は、構造計算の結果によって希望どおりの間取りにならないこともあります。

そのため、「自由設計だから何でもできる」と考えていると、打ち合わせの途中で変更が必要になり、後悔につながる可能性があります。

理想の間取りが実現できるかどうかは、設計段階で十分に確認しておきましょう。

外壁はメンテナンスコストも考慮して選ぶ必要がある

シャーウッドでは、陶板外壁「ベルバーン」を採用できます。

ベルバーンは陶器と同じ製法で作られており、色あせしにくく耐久性にも優れていることが特徴です。外壁材そのものは再塗装が不要とされており、美しい外観を長期間維持しやすいメリットがあります。

ただし、「メンテナンスフリー」というわけではありません。ベルバーン自体は高耐久でも、外壁の目地に使用されているシーリング材やバルコニーなどの防水部分は経年劣化するため、定期的な点検や補修が必要です。積水ハウスでは30年耐用のシーリング材を採用していますが、築30年前後には打ち替えや関連工事が必要になるケースがあります。

また、シーリングの打ち替えは足場を設置して行うことが一般的で、住宅の大きさや工事内容によっては数十万円規模の費用がかかることもあります。そのため「メンテナンスフリーだから将来的な費用はほとんどかからない」と思っていると、想定外の出費に後悔してしまう可能性があります。

営業担当者によって提案力や対応に差がある

インターネットの口コミでは「担当者によって提案力や対応に差があった」という声も見られます。

注文住宅は、完成まで何度も打ち合わせを重ねながら家づくりを進めます。そのため、営業担当者の提案力や説明の分かりやすさ、レスポンスの早さなどが、完成後の満足度に大きく影響します。

特にシャーウッドは自由設計の幅が広いため、担当者の経験や提案力によって、間取りや設備の提案内容に差が出ることがあります。その結果、「もっと良い提案があったのではないか」「希望を十分に反映してもらえなかった」と後悔するケースもあります。

担当者との相性に不安を感じた場合は、疑問点を遠慮なく相談し、それでも改善が難しい場合は担当者の変更を依頼することも検討しましょう。家づくりは長期間にわたるため、納得して相談できる担当者と進めることが大切です。

工期は土地や仕様によって長くなる場合がある

シャーウッドは、一邸ごとの設計に合わせて部材を生産するため、建売住宅や規格住宅と比べて工期が長くなることがあります。

また、地盤改良や造成工事が必要な土地では、さらに工期が延びる可能性があります。吹き抜けや大開口など、こだわりの設計を採用する場合も施工工程が増えるため、工期が延びる要因です。

工期が延びると、仮住まいの期間が長くなったり、現在の住居の家賃と住宅ローンが重なったりするなど、想定外の負担が発生することがあるため、「予定どおり入居できると思っていたのに間に合わなかった」と後悔する人もいます。

木造住宅ならではの不安を感じる人もいる

シャーウッドは、独自の「シャーウッドハイブリッド構造」により、木造住宅でありながらも高い耐震性や耐久性を実現しています。

それでも、「木造は鉄骨より地震に弱いのでは」「耐久性は大丈夫なのか」と不安を感じる人も少なくありません。

しかし、住宅の耐震性能は木造か鉄骨かだけで決まるものではなく、構造や設計、施工品質によって大きく左右されます。

木造住宅に不安がある場合は、構造の仕組みや耐震実験の結果などを担当者に確認し、自分が納得できるまで説明を受けたうえで判断すると安心です。

【口コミ・体験談】実際にシャーウッドを建てた人の後悔ポイント

積水ハウスのシャーウッドで実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。

  • 傾向①:施工の不具合や保証対応への不安を指摘する声がある
  • 傾向②:契約を急かされたと指摘する声がある
  • 傾向③:施工品質への不満や対応の遅さを指摘する声がある

それぞれの内容について説明します。

傾向①施工の不具合や保証対応への不安を指摘する声がある

設計ミスの箇所を保証する文書を絶対的に出さない 不具合が多い 手抜き工事
シャッターが外から見た時、明らかに歪んでいた 屋根のトップの三分割に分けて施工している鉄板の様な部材の色が明らかに違う(シルバーとブラウンです) 倒れたきた石壁は今後も倒れる可能性があり、その保証はされない可能性がある なぜかと言うと、壁は2年保証となっており、4年目になる 口頭では補修するというが、文書で要求して絶対に持ってこない
薄壁の間に収まる引き戸が倒れてきた壁で開け閉めに支障が起き、壁と引き戸の間に1ミリの隙間もないぐらいだった。石を貼るのに補強をしていない
引用元:みん評

このような口コミが確認されています。施工内容や保証対応に不安を抱いたオーナーの声と考えられますが、実際に施工不良が発生していたか、原因がどこにあったのかは口コミだけでは判断できません。

なお、積水ハウスに限らず、どのハウスメーカーでも施工不良や不具合が発生する可能性はあり、当初の計画より早く補修が必要となるケースもあります。

そのため、契約時には保証内容や期間を詳細に確認して、書面として保管しておくことが大切です。

また、どのような事例で補償が適用されるのか、過去の例やケーススタディを確認しておくと安心です。気になる箇所があれば写真で記録し、担当者とのやり取りは口頭ではなくメールや書類へ残すことで後々のトラブル防止にもつながります。

傾向②契約を急かされたと指摘する声がある

契約を急かされる営業姿勢に対する口コミも見られました。一般的にハウスメーカーでは他社との差別化やスケジュール調整の都合で契約を急ぐことがありますが、完成希望時期やキャンペーンなど、施主側にとっても早めの判断が必要な場合があります。そのため、背景次第では必ずしも悪い対応とは言い切れません。

ただし、施主側が焦って判断するのは避けたいところです。複数社を比較して自分のペースで判断材料や期限を整理し、希望や不安点を共有することで納得度の高い契約が可能になります。見積もりの有効期限やキャンペーンの期限、着工スケジュールの理由も早い段階で確認しておくと安心です。

傾向③施工品質への不満や対応の遅さを指摘する声がある

人間よりペット中心の設計をお願いしたが、設計、営業、インテリアコーデネーター共々ペット経験がなかったため話が全くまとまらず 床はすべすべで提案されたり、ガラスはカスミで仕上げられたりだったので、一人くらいはペットに特化した人をつけてほしい

結局下請けの下請けを使っているので言われたことはやってない、いうことは聞かない、技術が未熟、話が伝わってない、仕上げがいい加減等々 外構未完成の状態で建物引き渡しされ、融資の決済は先取りされて、その後4か月後にやっと外構開始という違法なことをされた 生活後シャッターの不具合や照明センサーの不具合など結果建物以外は不良だらけ

不具合の連絡をしてもすぐには動かず、大工が~や職人が~部品が~天気が~等で予定が1か月後に決まりそれからまた1か月後くらいにやっと修理 金が入れば後回し感がありすべてダメ
引用元:みん評

このような口コミも確認されました。積水ハウスでは品質確保のため、グループ会社や指定工事店が施工指針に基づいて工事を行っています。口コミの内容自体はネガティブですが、施工や引き渡し後の対応に不満があっても、大手メーカーは最終的に不具合へ対応する体制がある点は安心材料といえます。

また、外構工事や設備不具合などは建物本体とは別の工程となり、担当部署や協力業者との連携状況によって対応速度が変わる可能性もあります。外構を含めた施工スケジュールや引き渡し条件は、事前に明確に確認しておくことが大切です。

シャーウッドで後悔しないための4つの判断基準

シャーウッドで後悔しないためには、構造や性能への過度な期待を避けること、自由設計の範囲を正しく理解すること、建物本体価格と最終的な支払総額は異なることを把握すること、複数のハウスメーカーを比較した上で判断することが大事です。

家づくりに対する後悔の多くは、事前の情報整理や比較検討によって防ぐことができます。

積水ハウスのシャーウッドは魅力的な商品ですが、すべての人にとって最適な選択になるわけではありません。シャーウッドに適した人とそうでない人がいるため、自分たちの条件や理想の住まいを落ち着いて整理しておくことが大切です。

ここでは、シャーウッドで後悔しないための4つの判断基準について見ていきましょう。

シャーウッドの構造や性能を過度に期待しすぎていないか

シャーウッドで後悔しないためには、構造や性能への過度な期待を抑え、特徴を正しく理解しておくことが大事です。

シャーウッドは木造ながら高い性能を備えている点が強みで、具体的には次のような特徴があります。

  • 木造軸組構法にモノコック構造やラーメン構造の要素を組み合わせた独自の「シャーウッドハイブリッド構造」を採用
  • 「性能規定」の運用で「型式認定」を取得しているため省エネや防火、構造性能などが国に認められている
  • メタルジョイント接合システムや基礎ダイレクトジョイントにより耐震性を高めている
  • 高い強度を持つシャーウッドプレミアム構造材を採用している

このような特徴から、シャーウッドは木造住宅でありながら耐震性・強度の面で高い評価を受けており、多くの人から選ばれています。

ただし、耐震性や強度が優れているからといって、大地震時に損傷がまったく出ないことが保証されているわけではありません。また、構造体として比較すると、一般的にはRC(鉄筋コンクリート)造やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造のほうが耐震性や強度は優れているとされています。

自由設計の範囲を正しく理解した上で間取りを考えているか

シャーウッドで後悔しないためには、間取りや仕様がどこまで理想に近づけられるのか事前に把握しておくことが大切です。

自由設計と聞くと「どんな間取りでも思いどおりにできる」と思われがちですが、実際には構造上の制約やメーカー独自のルールなどが存在します。

そのため、設計段階で「できること」と「できないこと」を十分に理解していないと、完成後にイメージとのズレが生じ、後悔につながるリスクがあります。

自由度の高い商品ほど事前の認識合わせが大切であり、要望をしっかりと伝えつつ、可能・不可能の理由を確認しながら進めることが満足度の高い家づくりを行うポイントです。

本体価格だけでなく総額で比較できているか

家づくりでは建物本体価格だけに注目しがちですが、実際の支払い額はそれだけでは収まりません。

通常、注文住宅では次の費用がかかります。

土地関連の費用 土地代・仲介手数料・不動産取得税など
建物関連の費用 建物本体工事費・設計料など
付帯工事に伴う費用 水道・ガスの引き込み工事、外構工事、地盤調査費など

たとえば、注文住宅にかかる諸費用(印紙税、登録免許税、各種保険料など)の目安は、一般的に建築工事費全体の約10%とされています。

また、標準仕様ではなくオプションを選ぶほど費用は増えやすく、本体価格が予算内でも最終総額では大きく超えてしまうケースも珍しくありません。

ハウスメーカーを比較する際は「本体価格」ではなく「総額」で判断することで、予算管理がしやすくなり、思わぬ出費による後悔を防ぐことが可能になります。

複数のハウスメーカーと比較した上で選べているか

シャーウッドで後悔しないためには、最初から1社に絞らず、複数のハウスメーカーを比較した上で検討することが大事です。比較することで、自分たちが重視するポイントやシャーウッドの強みがより鮮明になり、納得度の高い選択が可能になります。

ハウスメーカーを比較するメリットは、次のとおりです。

  • シャーウッドの特徴や良さがよりはっきりする
  • 自分の条件に最も合ったハウスメーカーを見つけられる
  • 「もっと他社も見ておけばよかった」と後悔するリスクを減らせる

木造住宅といっても、メーカーによって設計の自由度や断熱性能、標準仕様、保証・アフターサポートなどに違いがあります。マイホームは大きな買い物であるため「比較しておけばよかった」という後悔は避けたいところです。

「シャーウッドで建てたい」という想いだけで進めてしまうと、後になって別メーカーの方が条件に合っていたと気づく可能性もあります。後悔しないためには「複数社と比較した結果、条件に最も合っているのが●●だった」という状態で選ぶことです。

ハウスメーカーを比較する際に便利なのが「家づくりプラン」です。

家づくりプランでは、厳選された約200社のハウスメーカーの中から「土地」「間取り」「資金計画」の提案を受けることができます。

大手から地域密着型まで幅広いハウスメーカーが参加しており、複数社の提案を比較することで、自分に合う企業を効率良く見つけられます。費用も無料のため、はじめての家づくりでも安心して利用できます。

後悔しないためにも、まずは家づくりプランを活用して複数社を比較してみましょう。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 メタ住宅展示場 編集部

メタ住宅展示場はスマホやPCからモデルハウスの内覧ができるオンライン住宅展示場です。 注文住宅の建築を検討中の方は、時間や場所の制限なくハウスメーカー・工務店を比較可能。あなたにヒッタリの家づくりプランの作成をお手伝いします。 注文住宅を建てる際のノウハウなどもわかりやすく解説。 注文住宅でわからないこと、不安なことがあれば、ぜひメタ住宅展示場をご活用ください。

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