ヘルシーホームは、岡山県を拠点に倉敷・福山エリアまで幅広く展開する地域密着型のハウスメーカーです。
土地探しから設計、施工、アフターメンテナンスまで自社で一貫対応しており、常時5,000件以上の土地情報を保有するなど、「土地から家を建てたい人」に強いサポート体制を整えています。
地域密着ならではの対応力と、生活目線の設計力が評価されており、実際にヘルシーホームで注文住宅を建てた人の口コミを見ると、「担当者の対応が丁寧で相談しやすかった」「家事動線がよく考えられていて暮らしやすい」「断熱性が高く冬も快適に過ごせる」といった声が多く見られます。
一方で、「追加費用が発生した」「担当によって対応が異なる」などの意見もあり、注意すべき点もあります。この記事では、ヘルシーホームの評判・口コミ・坪単価・住宅性能をもとに、他社との違いや注意点をわかりやすく解説します。
ヘルシーホームの概要と注文住宅のこだわり
ヘルシーホームは、岡山に拠点を置く地域密着型のハウスメーカーで、主に岡山・倉敷・福山エリアを対象にしています。
土地探しからアフターフォローまで一貫した対応が可能で、常時5,000件以上の土地情報力を保有しているのが特徴です。
土地情報は毎日更新されているため、土地探しから家を建てたい方と相性が良いハウスメーカーです。
また、ヘルシーホームは大地震に備えられる「スーパーストロングウォール」、耐久性に優れた「スーパーベタ基礎」、横揺れに強い「スーパー剛床」、収縮や変形に強い「スエルテ構造材」、木材のジョイントを強固にした「スエルテ耐震構造金物」により、最高ランクの耐震等級3を実現しています。
このほかにも、ヘルシーホームではスマホやパソコンからリアルタイムで工事現場の様子をインターネットで確認できる遠隔現場管理システム「信頼くん」が導入されているため、工事現場まで足を運ばずチェックできるのも魅力です。
| 会社名 | 株式会社 ヘルシーホーム |
|---|---|
| 設立 | 1992年6月 |
| 代表取締役社長 | 篠山 憲司 |
| 所在地 |
□岡山本社 〒702-8041 岡山県岡山市南区富浜町5番10号 □倉敷本社 〒710-0806 岡山県倉敷市西阿知町西原785-1 □総社店 〒719-1137 岡山県総社市駅南1丁目5-1 |
| 資本金 | 20,000,000円 |
| 従業員数 | 114名(2024年7月時点) |
| 事業内容 |
・木造住宅の施工と販売 ・ソーラーハウスの施工と販売 ・リフォーム全般 |
ここからはヘルシーホームの気になる坪単価や家づくりの特徴などについて詳しく解説していきます。
ヘルシーホームの価格情報と坪単価
ヘルシーホームの坪単価は約62万円で、坪数ごとの価格帯は以下が目安となります。
| 建築面積・坪数 | 価格帯 |
|---|---|
| 30坪 | 1,950万円 |
| 35坪 | 2,275万円 |
| 40坪 | 2,600万円 |
| 45坪 | 2,925万円 |
| 50坪 | 3,250万円 |
また、ヘルシーホームは他社のハウスメーカーと比較すると、以下のようにミドルコストに位置しており、検討しやすい価格帯であることがわかります。
| ハウスメーカー | 平均坪単価 |
|---|---|
| 一条工務店 | 約90万円 |
| ヤマト住建 | 約80万円 |
| アイ工務店 | 約74万円 |
| 桧家住宅 | 約71万円 |
| ライフデザイン・カバヤ | 約65万円 |
| ヘルシーホーム | 約62万円 |
| タマホーム | 約61万円 |
| アイダ設計 | 約58万円 |
特に、ヘルシーホームと同じく本社拠点を岡山県に置くライフデザイン・カバヤとは平均坪単価が同じくらいであることもあり、よく比較される傾向があります。
どちらも性能面では耐震等級3やZEH対応など共通点が多いため、最終的には「どんな家づくりをしたいか」で選ぶことがポイントです。以下では、ヘルシーホームの特徴を具体的に見ていきましょう。
自然素材を活かしたナチュラルモダンなデザイン
ヘルシーホームは、無垢材の床や梁、木目を活かした建具など、素材そのものの美しさを引き立てる設計を得意としています。自然素材をベースに、洗練されたデザインを組み合わせることで、温かみと上質感を両立させているのが特徴です。
白やグレーを基調としたインテリアが木の色合いを引き立て、開放的な窓や吹き抜けが自然光を室内に柔らかく取り込みます。
過度な装飾を控え、素材の質感や空気感で心地よさを演出するデザインが多く、自然の力を暮らしに取り入れることで、家族が穏やかに過ごせる住まいを実現しています。
家事動線を考え抜いたストレスのない間取り設計
ヘルシーホームは、生活の流れを細やかに分析し、家事の手間を減らす動線設計やストレスのない間取り設計に長けています。
日々の家事負担を軽減するために動線の最短化を追求しており、玄関からキッチン・洗面室・収納へとスムーズに移動できるよう配置し、洗濯・乾燥・収納が一か所で完結するプランも提案しています。
動線を分けることで来客時の生活感を抑え、家族だけのプライベートな動きやすさを確保したり、収納は使う場所にしまえることを基本に考え、空間の無駄を省く設計にしたりしているのも特徴です。
限られた敷地でも効率よく家事が回るように配慮されており、暮らしの中に余裕が生まれる家を形にすることができます。
安全性と快適性を兼ね備えた住宅性能
ヘルシーホームの注文住宅は、地震や災害に強く、四季を通して快適に暮らせる安心設計の住まいを追求しています。
耐震面では、耐震等級3のスーパーストロング構造が採用されており、地震の揺れを最大80%軽減する制振ダンパーを導入しています。
リクシルとの共同契約で、万一の震災時も安心な10年間の耐震保証(最高2,000万円)も用意されています。
災害時には太陽光発電と蓄電池の全負荷システムにより、停電時でも家全体の電力をまかなえる仕組みを備えています。
また、高気密・高断熱仕様で室温を一定に保ち、光熱費を抑えながら一年中快適な室内環境を実現しています。
ZEH対応仕様やエコ素材の採用など環境面にも配慮しており、安心と豊かさの両方を叶える住まいが可能です。
ヘルシーホームの『良い口コミ・評判』
ヘルシーホームで実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました
- 傾向①:担当の対応が良かった
- 傾向②:快適な住み心地
具体的にどのようなメリットがあるのか、一つずつ見ていきましょう。
注文住宅はどうしても打ち合わせの回数が多くなるため、小さなお子さんがいるご家庭だと、「打ち合わせ中に子どもがぐずったらどうしよう…」「打ち合わせに集中できるかな…」と不安を感じる方も少なくありません。
しかし、ヘルシーホームでは打ち合わせの最中に小さなお子さんを遊ばせるキッズスペースが用意されていたり、スタッフが子供をみてくれたと指摘する声が見られました。
また、実際の家づくりでも、子供への安全性を考え、柱や壁の角を削る工夫をしているため、ファミリー世帯から好評を得ています。
傾向②担当の対応が良かった
ヘルシーホームの口コミには、「担当者の対応が良かった」という評判もあります。
オプション追加は多いがちゃんと話をして見積もりに反映させてもらうこともできた。間取りの希望や生活しやすい間取りについても一緒に考えてくれ、アドバイスもいただけたことに感謝している。担当があたりだったのかは分からないが良かったと思う。
引用:マンションコミュニティ「ヘルシーホーム(岡山)について(975 名無しさん)」
家を建てるときは、分からないことが多いため、不安を解消するためには担当スタッフの対応が重要になります。
その点、ヘルシーホームの担当者は対応が迅速で、アドバイスをしてくれたり、要望をしっかり見積もりに反映してくれたり、質問にも丁寧に答えてくれるため対応に満足しているというケースが見られました。
このため、何でも相談しやすく、家づくりのプロとして提案力もあるハウスメーカーや工務店にお願いしたいと考えている方とは相性が良いでしょう。
快適な住み心地
ヘルシーホームの良い口コミとして、「住み心地が良い」という意見も見られました。
ヘルシーホームの&LIFEで建てて住み始めて半年程です。
取り立てて不満はありません。
物価高の最中、資材の質とブランド力を求めれば予算はいくらあっても足りませんが、限られた予算の中で、必要最低限+α程度の事は出来たと思うので、住み心地にも満足してます。
請負契約を結ぶまでに、自らの要望とプランを明確にし、図面と見積もり内に落とし込むことが出来るかが大事なポイントだと思いました。
マンションコミュニティ「ヘルシーホーム(岡山)について(582 住まいに詳しい人)」
建築材の高騰により、どこのハウスメーカー・工務店も建築費用が値上がりをしていますが、ヘルシーホームはミドルコストで手が届きやすく、家づくりでも要望をしっかり形にしてくれるため、住み心地が良く満足度が高いようです。
価格と家の仕上がりのバランスが良いため、コスパの良い家づくり重視をしている人と相性が良いはずです。
ヘルシーホームの『悪い口コミ・評判』
一方で、ヘルシーホームで実際に建てた人の口コミの中には、以下のような口コミ・評判もありました
- 傾向①:追加費用で高額になる可能性がある
- 傾向②:紹介された土地でトラブル
- 傾向③:ZEH認定ビルダーじゃない
実際にどのような問題点があるのか事前に確認しておきましょう。
傾向①追加費用で高額になる可能性がある
ヘルシーホームの口コミでは「追加費用で高額になる可能性がある」という意見が複数見られました。
ヘルシーホームさんの値段が全然最初聞いていた値段と違って後悔してます。
営業マンの質が低いのか、最初聞いていた値段と全然違う値段になりました。
今更どうしようもないんで、泣き寝入りです。
引用:マンションコミュニティ「ヘルシーホーム(岡山)について(820 匿名さん)」
えっ、えっ、えっ、建物本体工事料以外に、以下の費用が別途必要なの⁉️
管理諸経費、現場環境保全料、建築確認申請手数料、設計料、地盤調査料、敷地調査料、公的検査申請料、各種工事保険負担料、ローン事務代行料、屋内設備工事料
これじゃ、最終見積り高くなるワナ。
そのうえ、収入印紙代、水道局納金、浄化槽負担金、エコポイン申請手数料、地盤保証料、長期優良審査手数料、耐震等級設計検査費、近隣駐車場使用料、端数調整費等々…も必要‼️‼️‼️
これじゃ、本体価格だけの表示って意味あるの❓最終的には、総額がすごく高くなるよね(~_~;)…。
引用:マンションコミュニティ「ヘルシーホーム(岡山)について(966 匿名さん)」
「最初言っていた金額と違う!」「見積りの金額が高い!」と追加費用が発生することに不満を感じる方も少なくありませんが、本体価格に「諸費用」が含まれていないのは、ヘルシーホームに限ったことではなく、他のハウスメーカーや工務店でも同じです。
このため、家を建てるときには「本体価格以外にもかかる費用」について、各ハウスメーカーが定期的に開催している「勉強会」に参加して事前に把握したり、担当者に見積もりの各項目を一つずつ丁寧に確認してもらうと安心できます。
傾向②紹介された土地でトラブル
ヘルシーホームの口コミの中には「紹介された土地でトラブルに遭った」という声もあります。
実際にヘルシーで建てた者です。
購入する際に2社しか行かなかった事が原因だととても購入した事を後悔してます。
まず、紹介された土地が建築基準法を満たして無かった土地であった事。
最終的には仲介業者に基準を満たす橋を掛けてもらいましたが。しかし、これに関してヘルシーはあくまでも紹介だから知りませんとの事。
そもそも土地に関して、ヘルシーは根本的な調査はしてません。
ちなみに契約から、引き渡しまで約2年掛かりました。
それと、引き渡し後の定期点検は全くありませんのでご注意ください。
引用:マンションコミュニティ「ヘルシーホーム(岡山)について(928 匿名さん)」
ヘルシーホームでは家づくりだけではなく、土地探しにも対応していますが、ヘルシーホームから紹介された土地が建築基準法を満たしていなかったため、トラブルに発展したケースがあるようです。
建築基準法に違反した土地は、住宅ローンが通らなかったり、火災保険が適用されなかったり、売却が困難になるなどさまざまなデメリットが生じます。
このようなトラブルを回避するためには、できるだけ土地を購入する前に仲介業者や土地のある自治体の建築課で違法建築に該当していないか事前によく確認しておくか、自分であらかじめ土地を用意するという方法があります。
傾向③ZEH認定ビルダーじゃない
ヘルシーホームの口コミの中には「ZEH認定ビルダーじゃない」という指摘も見られました。
ヘルシーで建築しましたが失敗です。
ZEH基準と謳っていますが認定ビルダーでは無いのでZEHの申請は出来ません。信頼くんと言う施工写真を載せるサイトがありますが、写真を撮るところだけ施工してる感じです。コンクリート厚や砕石がすくなかったり、養生していないのに養生写真が載っていたり、間柱は抜けてたり補強金具が付いていなかったり。
建築を知っている人がチェックしないと欠陥住宅になります。
引用:マンションコミュニティ「ヘルシーホーム(岡山)について(919 匿名さん)」
ZEH住宅の補助金をもらうためには、「ZEHビルダー/プランナー」に登録されている認定ビルダーに家を設計・建築してもらう必要がありますが、実はヘルシーホームは2025年10月時点で認定ビルダーには登録されていません。
このため、ヘルシーホームが謳っているZEH基準の住宅を建てても、ZEHの補助金の申請ができないため注意が必要です。
ZEHの補助金を受けたい場合は「ZEHビルダー/プランナー(フェーズ2)一覧検索」に登録されているハウスメーカー・工務店から選択するようにしましょう。
注文住宅を建てた人が後悔する理由と3つの対策
注文住宅を建てた人が後悔する理由として、以下の3つが挙げられます。
- 追加工事や諸費用で当初の予算を超えてしまった
- 小さな疑問を放置して、理想と違う家になった
- 十分な比較をせず、完成後に他社の魅力に気づいた
このような失敗をしないためには、どのような対策をしたらいいのか、それぞれの解決策を詳しく解説していきます。
追加工事や諸費用で当初の予算を超えてしまった
家づくりで当初の見積もりを超える主な原因は「諸費用に関する知識不足」と「設備や仕様のグレードアップによる追加費用」です。
多くの人が「建物本体価格=家づくりの総費用」と考えがちですが、実際には地盤改良・外構・登記・保険など、別途必要な費用が多く存在します。
これらの費用を把握していないと、予算を大きく超えてしまうことがありますので注意しましょう。
また、実際にモデルハウスを見て「素敵!」と思い、キッチンや床材、浴室設備などを上位グレードに変更すると、気づかないうちに数十万円単位で総額が上がっていきます。
こうした予算超過を防ぐためには、最初の段階で家づくり全体にかかる費用構成を理解することが欠かせません。
その方法として、ハウスメーカーや工務店が開催する家づくり勉強会に参加することが有効です。
専門スタッフから実際の事例や費用内訳を学ぶことで、無理のない資金計画を立てられます。
知識を備えたうえで判断することで、予算内で理想の住まいを実現できます。
小さな疑問を放置して、理想と違う家になった
家づくりの打ち合わせ中に「少し気になるけれど聞きにくい」と感じたことをそのままにしてしまうと、完成後に「思っていたイメージと違う」と感じる原因になります。
例えば、窓の高さやコンセントの位置、収納の奥行きなどは、暮らし始めて初めて不便に気づくことが多いです。
小さな違和感こそ、理想の住まいを実現するために最も大切にすべきポイントです。納得のいく家をつくるためには、設計段階で遠慮せずに質問や要望を伝え、具体的なイメージを共有することが重要です。
最近では、3Dパースや模型などを活用して、完成後の空間を視覚的に確認する方法もあります。図面上だけで判断せず、実際の生活動線や家具の配置を想像しながら確認することで、理想に近い住まいを形にできます。
このような小さな疑問を丁寧に解消していくことが、満足度の高い家づくりへとつながります。
十分な比較をせず、完成後に他社の魅力に気づいた
家を建てた後で「もっと比較しておけばよかった」と感じる人は少なくありません。
構造や性能、保証内容、デザインの自由度などはハウスメーカーや工務店によって大きく異なるため、実際に住み始めてから他社の仕様やプランを知り、「こっちのほうが良かったかも…」と後悔するケースも多く見られます。
このような失敗を防ぐには、契約前に複数のハウスメーカーや工務店をしっかり比較検討することが欠かせません。
そこで役立つのが、「メタ住宅展示場の家づくりプラン」です。
ネット上で一度の入力により複数社へ同時にプランを請求でき、各社の間取りや資金計画などを簡単に比較できるため、自分の理想と予算に最も合った提案が見つかります。
また、家づくりプランなら住宅展示場に行かなくても自宅で提案を受け取れるため、忙しい方でも効率よく各ハウスメーカー・工務店の情報を集められます。
この記事の編集者
メタ住宅展示場 編集部
メタ住宅展示場はスマホやPCからモデルハウスの内覧ができるオンライン住宅展示場です。 注文住宅の建築を検討中の方は、時間や場所の制限なくハウスメーカー・工務店を比較可能。あなたにヒッタリの家づくりプランの作成をお手伝いします。 注文住宅を建てる際のノウハウなどもわかりやすく解説。 注文住宅でわからないこと、不安なことがあれば、ぜひメタ住宅展示場をご活用ください。
運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)





