東宝ホームは、九州・広島エリアを中心に、高性能で快適な住まいを提供する地域密着型のハウスメーカーです。
地域の気候や風土に合わせた設計と、高い断熱・耐震性能による安心の住環境が大きな魅力です。
また、住む人のライフスタイルを重視した間取り提案や、長期保証・アフターサービスの充実など、「永く快適に暮らせる家づくり」を実現しています。
こうした丁寧な家づくりへの姿勢が支持され、「担当者の対応が丁寧」「標準仕様が充実している」といった良い口コミが多く見られます。
しかし一方で、「対応に不満を感じた」という声もあり、評価は分かれる部分もあるようです。
この記事では、東宝ホームのリアルな評判・口コミをもとに、注文住宅の特徴や坪単価、メリット・デメリットまで徹底解説します。
東宝ホームの概要と注文住宅の特徴
東宝ホームは、福岡県北九州市に本社を構え、福岡・飯塚・筑豊・久留米・熊本・佐賀・広島エリアで展開している地域密着型のハウスメーカーです。
それぞれの地域特性や気候に合わせた家づくりを行い、1年を通して快適に過ごせる住まいを提供しています。品質へのこだわりと顧客満足度の高さが評価され、これまでに「グッドリビング賞」や「顧客満足度優良賞」、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2023優秀賞」など、数多くの賞や認定を受けています。
会社名 | 東宝ホーム株式会社 |
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設立 | 1967年(東宝住宅グループ) |
代表者 | 渡部 通 |
本社所在地 | 〒803-0846 福岡県北九州市小倉北区下到津4丁目9-2 |
資本金 | 4,500万円(東宝ホーム自己資本4,279百万円 令和7年6月現在) 9,120万円(東宝住宅グループ総資本金) |
事業内容 |
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免許・許可 |
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所属団体 |
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関連会社 | 東宝住宅 |
東宝ホームでは、高断熱・高気密の性能を備えた快適な住まいを実現し、地震に強いJWOOD工法や制震システム「H.E.A.R.T」により安心の構造を確保しています。ZEH基準にも対応した省エネ設計に加え、最長60年の長期保証や20年の地盤保証など、入居後のサポート体制も万全です。
また、宿泊体験型モデルハウスで実際の住み心地を体感できるほか、土地探しから建築・アフターまでを一貫してサポートする体制も整っています。
東宝ホームの価格情報と坪単価
東宝ホームの坪単価は、約70〜85万円です。
例えば、この坪単価で30坪の住宅を建てる場合、建築費用の目安は約2,100〜2,550万円になります。
主なハウスメーカーの平均坪単価は、以下のとおりです。
ハウスメーカー | 平均坪単価 |
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東宝ホーム | 70〜85万円 |
三菱地所ホーム | 80〜200万円 |
ダイワハウス | 45~165万円 |
ファイブイズホーム | 35〜60万円 |
秀光ビルド | 60〜80万円 |
パナソニックホームズ | 80~100万円 |
セキスイハイム | 75〜100万円 |
ヤマト住建 | 45〜75万円 |
ユニバーサルホーム | 50〜95万円 |
クレバリーホーム | 60〜80万円 |
アキュラホーム | 60〜90万円 |
ミサワホーム | 60〜150万円 |
日本ハウス | 60〜100万円 |
※実際の価格とは異なる場合があります。
東宝ホームの価格帯は、ローコストメーカーよりはやや高めですが、全国平均と比べるとコストを抑えながら高性能な住宅を実現できる水準です。
また、東宝ホームの注文住宅は、生活動線や収納計画を重視した使いやすい設計、タイルを取り入れた重厚感のある外観デザイン、高い断熱性能や耐震性能などが特徴です。ここからは、東宝ホームならではの家づくりの特徴を詳しく見ていきましょう。
家事ラク動線と収納計画で家族の暮らしを快適にする設計
東宝ホームの家は、家事のしやすさと暮らしの快適さを両立した設計が魅力です。
リビングやキッチン、洗面室などがスムーズに繋がる動線設計により、家の中を効率的に移動できるほか、キッチンの近くに浴室や洗面所を配置するなど、家事の流れを考えたレイアウトになっています。
また、洗濯物を畳んでそのままクローゼットにしまえる動線や、アイランドキッチンを中心にした回遊性の高い間取りなど、家事を効率化する工夫も随所に見られます。収納面でも、調理器具や食器をすっきり片づけられるキッチン収納や、洗面所と直結したウォークインクローゼットなど、日常生活の使いやすさを意識したつくりになっています。
さらに、リビングからも玄関からも行き来できる和室など、空間を柔軟に使える間取りも人気です。
このように、東宝ホームでは家族構成やライフスタイルに合わせて、毎日の家事をラクにし、快適に暮らせる住まいを提案しています。
タイルの質感を活かした上品で重厚感のある外観デザイン
東宝ホームの特徴の一つが、上品で重厚感のある外観デザインです。外壁にタイルを採用することで、耐久性が高く、傷や汚れがつきにくいというメリットがあります。
また、タイルは雨風や紫外線に強く、長期間にわたって美しい外観を維持できるため、塗り替えなどのメンテナンスの手間も軽減できます。
タイルならではの質感や重厚感によって、高級感あふれる住まいを演出できるのも魅力です。
さらに、屋内にタイルを取り入れることで、室内空間にも上質で落ち着いた雰囲気をプラスでき、デザイン性と耐久性を両立した家づくりが可能です。
断熱等級6・耐震等級3を実現する高性能設計
東宝ホームの住宅は、高い断熱性と耐震性を兼ね備えていることも大きな特徴です。
東宝ホームでは、外張り断熱工法を採用しており、家全体を包み込むように断熱しています。さらに、遮熱面材付きの硬質ウレタンフォーム「キューワンボード」や断熱性能に優れた窓サッシを使用することで、非常に高い断熱性能を実現しています。
断熱等級は上から2番目に高い等級6で、ZEH基準の等級5を上回る優れた水準です。
また、東宝ホームでは、地盤調査やベタ基礎、JWOOD工法、制震構法により、高い耐震性を確保し、耐震等級は最高ランクの3となっています。
例えば、全棟標準採用の制震システム「H.E.A.R.T」により、地震の揺れを吸収して被害を軽減することが可能です。最長60年の長期保証に加え、20年の地盤保証も付いているため、入居後も安心して暮らすことができます。
東宝ホームの『良い口コミ・評判』
東宝ホームの口コミや評判を確認することで、実際に建てた人の声から同社の強みや魅力をより具体的に把握することができます。
東宝ホームで実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。
- 傾向①:担当者の対応が良いという声が多い
- 傾向②:標準仕様が充実しているという声が多い
- 傾向③:すべて安心できるという声もが多い
それぞれの内容について説明します。
傾向①:担当者の対応が良いという声が多い
東宝ホームさんの住宅展示場がすごく素敵なデザインだったので、ハウスメーカー探しの初期の段階からすごく気になっていました。希望している七隈沿線が人気な場所ということもあり、土地探しは難航を覚悟していましたが、東宝ホームさんの分譲地が立地、価格ともに好条件だったため、これが大きな決め手になりました。営業さんも穏やかで優しく、会話がしやすかったのとこちらの要望と予算を考慮してとても良くして下さいました。失礼かもしれませんが他のハウスメーカーさんの営業さんと比較しても非常に印象が良かったです。これからお家の設計に入るのもとても楽しみです。
引用:Googleマップ
東宝ホームの良い口コミでは、担当者や営業スタッフの対応を高く評価する声が多く見られます。
担当者や営業スタッフは、ハウスメーカーの顔となる存在であり、対応の良さは施主に大きな安心感につながります。地域密着型の家づくりを強みとする東宝ホームは、施主一人ひとりに寄り添った丁寧なサポートを行っており、口コミからもその対応が伝わってきます。
傾向②:標準仕様が充実しているという声が多い
標準仕様で色々な物が選べることです。比較していた別ホームメーカーさんの所と比べ、その種類の豊富さに惹かれました。分譲地でも同じような家が無く、ほんとに自由に設計できるのだと感じました。また、担当者の対応も良く、職場全体の雰囲気からもここで買いたいと思いました。
引用元:Googleマップ
東宝ホームは、断熱性や耐震性といった住宅性能の高さに加え、標準仕様の充実度でも高い評価を得ています。
性能や設備の使いやすさ、快適性は、モデルハウスの見学で実際に確認できるほか、同社では「宿泊体験」を通じて1日実際に暮らしながら体感することも可能です。
傾向③:すべて安心できるという声が多い
構造もデザイン性も満足できる内容で融資の件などスタッフの対応も全て安心できる所です。
引用元:Googleマップ
構造やデザイン、融資面でのサポートまで満足できたとの口コミもあり、東宝ホームの対応力の高さがうかがえます。家づくりでは信頼できるスタッフの存在が大きな安心につながるため、丁寧な対応やサポート体制は大きな魅力といえます。
東宝ホームの『悪い口コミ・評判』
東宝ホームの悪い口コミや評判をチェックすることで、事前に注意すべきポイントやデメリットを理解し、後悔のない家づくりに役立てることができます。
東宝ホームで実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。
- 傾向①:お客さんの意見を全否定するという声もある
- 傾向②:ショールームの場所がわからなかったという声もある
- 傾向③:会社の対応が悪いという声もある
それぞれの内容について説明します。
傾向①:お客さんの意見を全否定するという声もある
インテリアコーディネーターの年配の方は客の意見を全否定してくる。傾聴した上で提案とかなら分かるけど…憤慨である。
引用元:Googleマップ
このような口コミも見られます。家づくりでは担当者との相性やコミュニケーションの取り方が重要なため、意見をしっかり聞いてもらえないと不安や不満を感じてしまうものです。
対応に違和感がある場合は、遠慮せず他の担当者に相談したり、変更をお願いすることも検討するとよいでしょう。
傾向②:ショールームの場所がわからなかったという声もある
ここは、事務所だけでショウルムは別だそうです
引用元:Googleマップ
このように、事務所とショールームが別の場所にあるケースもあり、はじめて訪れる方は少しわかりづらいと感じる場合もあるようです。見学を希望する際は、事前に場所や予約方法を確認しておくとスムーズです。
傾向③:会社の対応が悪いという声もある
家自体は満足していますが会社の対応が悪いです。アフターなんて1年でおわりですよ
引用元:マンションコミュニティ
このような口コミも見られます。家の品質には満足していても、アフターサービスの対応に不満を感じる方もいるようです。
アフターサポートは長く安心して暮らすために重要なポイントです。保証内容や定期点検の期間などは事前に確認し、不明点は契約前にしっかり質問しておくと安心です。
家づくりの後悔はこうして起きる!避けるべき3つのポイント
家づくりで後悔を避けるためには「見積書に含まれない費用も確認する」「気になる点は遠慮せず質問する」「複数のハウスメーカーや工務店を比較する」といったポイントが重要です。
これらのポイントを押さえておくことで、 家づくりにおける後悔のリスクを大幅に減らすことができます。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
見積書に「含まれない費用」を把握して想定外の出費を防ぐ
家づくりで後悔を避けるためには、見積書に含まれない費用までしっかりと確認して、想定外の出費を防ぐことが大切です。注文住宅では、建築費用だけでなく、土地の取得費用、オプション費用、各種諸費用など、さまざまな費用がかかります。
特にはじめて家を建てる場合、何が見積もりに含まれているのかを正確に理解しておくことが重要です。
例えば、建物本体の費用だけに目を向けて契約を進めてしまうと、土地の造成費、外構工事、照明・カーテン、エアコン設置費用、各種手続き費用など、さまざまな追加費用があとから発生して予算オーバーになる可能性があります。
最初から細かい費用まで見積もりに含めて提示してくれるハウスメーカーや工務店は、それほど多くありません。
そのため、事前に「この費用は含まれていますか?」と担当者に確認し、必要であれば書面で明示してもらうことをおすすめします。
そうすることで、あとから驚くことなく予算を管理でき、計画通りに家づくりを進めやすくなります。
「まあいいか…」が一番危険!気になる点は即質問
家づくりでは、些細な疑問や気になる点を「まあいいか」と流してしまうことが、後悔につながる原因になることがあります。設計や仕様、費用、施工内容など、あとになって「聞いておけばよかった」と思うポイントは意外と多くあるため注意が必要です。
特に注文住宅では、間取りや設備の選択一つで住み心地や使い勝手に大きな影響が出るため、気になることはその場で担当者に確認して、都度解決していくことが大事です。些細なことでも質問することで、後々のトラブルや不満を未然に防ぐことができます。
また、質問内容や担当者の回答を記録しておくと、全体の流れや計画を把握しやすく、納得のいく家づくりにつながります。マイホームは一生に一度の大きな買い物だからこそ「まあいいか」と妥協せず、気になる点はその都度確認する姿勢が大切です。
納得できる家づくりには比較検討が不可欠
理想の住まいを実現するには、複数のハウスメーカーや工務店を比較しながら、自分たちに合った依頼先を見つけることが重要です。
予算が同じでも、デザインや機能性が大きく異なるためです。
例えば、ある工務店はデザイン性に優れ、別のハウスメーカーは断熱性能や耐震性に強みを持つなど、重視するポイントによって最適な選択は変わります。さらに、比較すべきポイントは性能や価格だけではありません。実際の打ち合わせでは、担当者の提案力や対応の丁寧さ、要望をどこまで汲み取ってくれるかといった、人とのやり取りの質も重要になります。
そのため、複数社を比較してみることで「どんな家を建てたいのか」「どんな人と家づくりを進めたいのか」がより具体的に見えてくるのです。
比較検討をする際は、展示場を巡ったり、資料を取り寄せたりしてじっくり比較するのもおすすめですが、忙しくて時間が取りづらい人は「家づくりプラン」を活用するのも一つの方法です。
忙しくて展示場に足を運ぶ時間がない方や、最初の一歩をどう踏み出せばいいか迷っている方でも、家づくりプランなら自宅にいながら比較検討が可能です。
希望のエリア・予算・家のイメージを入力するだけで、複数のハウスメーカーや工務店から最適なプランが届くため、家づくりの方向性を効率的に整理できます。
無料で利用できますので、ぜひこの機会にご活用ください。
この記事の編集者
メタ住宅展示場 編集部
メタ住宅展示場はスマホやPCからモデルハウスの内覧ができるオンライン住宅展示場です。 注文住宅の建築を検討中の方は、時間や場所の制限なくハウスメーカー・工務店を比較可能。あなたにヒッタリの家づくりプランの作成をお手伝いします。 注文住宅を建てる際のノウハウなどもわかりやすく解説。 注文住宅でわからないこと、不安なことがあれば、ぜひメタ住宅展示場をご活用ください。
運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)