角地のデメリットにご用心!よいことばかりじゃない!

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角地 デメリット

角地は2方面が道路に接しているため日当たりや景観がよく、とても人気の高い土地です。しかしよいことばかりとは限りません。少なからず角地にはデメリットがあります。角地の購入を検討しているときは、メリットとデメリットを比べて、よく検討してから購入しましょう。

なんで?角地がダメな5つの理由

夢のマイホーム建築に向けて土地を探している方にとって、角地はとても人気がある条件のひとつです。

角地のメリットには、2方向以上に隣接する建物がないため、見晴らしと風通しの両方がよくなること、また土地を有効に使いやすくなることなどが挙げられます。利点の多い角地は購入価格も大きくなりますが、ほかの土地に比べてニーズが高く資産価値の落ちにくい土地です。

そのような角地でも、考え方によっては「ダメ」と敬遠されることがあります。人気が高いはずの角地のデメリットとはなんでしょうか。

日当たりがよすぎる!暑くてつらい

角地は遮断物が少なく、太陽の影響を大きく受けるデメリットがあります。

マイホームでは南向きや南東向きは人気の方角ですが、角地となると日当たりがよすぎるという贅沢でありながら切実な問題が発生します。せっかくの日当たりを遮断するために、高い塀や樹木を用意しなければならないなど、少し本末転倒な状態になりがちです。

角地の状況と、リビングの間取りによっては、太陽の明かりが室内に入りすぎて、まぶしくてテレビが見えないなんていうことも。何事もよすぎるのも考えもので、角地の購入を検討するときは方角と日当たりについて、よく考える必要があります。

3階建てはNG!? 家の高さが制限されることも

市町村によっては「斜線制限」と呼ばれる、建築条件を定めている場合があります。斜線制限は言葉のとおり、隣接地から空に向けて斜めに建築制限を行うため、隣接地から離れるほど制限が緩和されます。隣接地に近づくほど厳しくなるため、土地に十分な広さがないと、建物が全体的に小さくなってしまうのです。

斜線制限は、用途地域や高度地区の種別、都市計画などの制限とは別に定められている規制です。たとえば第一種低層住居専用地域または第ニ種低層住居専用地域であれば、10mから12mが高さの上限となります。しかし斜線制限が、より建物の高さを制限している場合、厳しい制限のほうが優先されます。

斜線制限は道路にも適用されるため、2方向以上道路に面する角地は、より制限が厳しくなります。土地の広さによっては規制が厳しくて、3階建ての家を建てたくても建てられないおそれがあるので注意が必要です。

プライバシーがダダ漏れ!丸見えに!

角地は2方面に窓やバルコニーを設けるため、どうしても外から見えやすくなります。外からの視線が気になる人は、角地での暮らしにストレスを感じるかもしれません。

日差し対策と同様に、塀や樹木などで外からの視線を遮る必要があるため、建築のコストも高くなりがちです。

家の中も危険!車が突っ込んでくる!?

大げさではなく角地における車の事故は、よくある問題です。特に大通りに面した角地の場合、カーブを曲がりきれなかった車が壁や塀にぶつかってきたり、大型車が敷地内に入ってきたりすることもあります。

視線や日差しを遮るために樹木を植えた結果、道路の見通しを妨害してしまい、事故に繋がってしまうことも…。

交通量の多い道路に面している場合は、家から外へ出る際も危険です。小さな子どもがいる家庭では注意が必要です。

角地はコストが高くなりがち

角地は土地の評価額が高いため、必然的に購入価格が大きくなります。塀や樹木の設置も2方面分が必要になるため、一般的な住宅よりも建築費用がかかります。

家の維持費もそれだけ高くなりますし、土地の評価額が高いため固定資産税も高くなります。角地に家を建てる場合、土地の購入や建築にかかる費用だけでなく、維持にかかるコストの負担にも注意が必要です。

後悔しない角地選び!買うならここをチェック!

角地はメリットの多い、人気の土地です。角地のデメリットを踏まえたうえで購入するのであれば、理想のマイホームが建てられるでしょう。

購入する際には、チェックしておくべきポイントをしっかりと理解し、最強で最高と呼ばれる角地ライフを楽しんでください。

角地の方角は超重要!検討中の土地はどっち向き?

角地であれば、どのような土地でもよいというわけではありません。ほかの土地と同様に、方角がとても重要です。

角地の方角は、土地が面している2本の道路が交差しているほうを指します。

角地の方角の特徴
方角 特徴
南東 朝から夕方まで日差しが入るため、日当たりがよい。人気が高い
南西 昼から夕方まで日差しが入る。午後の日当たりがよい
北西 午後から日差しが入る。日当たりがよくなく、冬は寒くなりやすい
北東 日差しの入る時間が朝だけのため、日当たりがよくない

南東は1日中明るくて照明いらず

南東の角地は朝方に日差しの入る東向きと、日中に日差しの入る南向きのよいとこどりです。朝から夕方までは部屋中が明るくなるため、照明をつける必要がないかもしれません。

ただし日差しがしっかりと入るため、夏は暑くなるデメリットがあります。

南西は昼から活動型におすすめ

南西の角地は南向きのメリットに加えて、日中から夕方に向けて日差しが入る西向きの特徴が加わります。

朝方はほかの建物などに日差しが遮られるため、あまり明るくはなりません。朝が遅い人、夜間勤務の人など、早朝の明るさを重視しない場合はおすすめです。

北西は夏向けの日差し

午後にやんわりと日差しが入ってくる北西向きは、日中の日当たりがあまりよくないため、夏場は涼しく過ごせます。一方で冬場は少し寒くなりがちです。

角地の中でも、あまり人気のない方角です。日当たりよりも、角地であることを重視する人にはおすすめです。

北東は共働き向け

朝方にしっかりと太陽が入るものの、一日をとおして日差しが控えめな北東向きは、日中はあまり家にいない共働きの夫婦、日差しにこだわらない人に人気があります。
昼の日当たりはよくないため、洗濯物が乾きにくいというデメリットがあります。

建ぺい率緩和の要件は満たしている?

建ぺい率は土地に対して、建物の建てられる割合を示します。100平方メートルの土地の建ぺい率が60%の場合、建物を60平方メートルまで建築できます。

建ぺい率は、以下に定める角地においては10%の割増が可能です。建ぺい率が60%の土地であれば、60%+10%=70%の面積まで建築できることになります。

街区の角にある敷地又はこれに準ずる敷地で特定行政庁が指定するものの内にある建築物建築基準法条

簡単にいえば、市町村が指定している角地であれば建ぺい率が緩和されるというものです。つまり市町村が指定していない角地の場合は、建ぺい率の緩和が受けられません。角地であれば必ず建ぺい率が緩和されるわけではないので注意が必要です。これは不動産会社に確認すればすぐにわかります。

隣接する道路の交通量は確認しておく

土地が大きな道路に面している場合は交通量には注意しましょう。家の目の前を車が多く走っているのは、安全面でも騒音面でも不安があります。交通量が多くカーブに面している角地は、特に注意しましょう。

家を守るために頑丈な塀を使用するなど、建築に費用がかさむことにも注意が必要です。

角地の難敵は横断歩道?

角地が大きな道路に面している場合、横断歩道と面している可能性があります。土地の購入で見落とされがちですが、横断歩道から5メートル以内に駐車場などを設けてはいけないという法律があります。

第七条 法第十一条の政令で定める技術的基準のうち、自動車の出口(路外駐車場の自動車の出口で自動車の車路の路面が道路(道路交通法第二条第一項第一号に規定する道路をいう。以下この条において同じ。)の路面に接する部分をいう。以下この条において同じ。)及び入口(路外駐車場の自動車の入口で自動車の車路の路面が道路の路面に接する部分をいう。以下この条において同じ。)に関するものは、次のとおりとする。一 次に掲げる道路又はその部分以外の道路又はその部分に設けること。イ 道路交通法第四十四条第一項各号に掲げる道路の部分駐車場法施行令

第四十四条 車両は、道路標識等により停車及び駐車が禁止されている道路の部分及び次に掲げるその他の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。一 交差点、横断歩道、自転車横断帯、踏切、軌道敷内、坂の頂上付近、勾配の急な坂又はトンネル二 交差点の側端又は道路の曲がり角から五メートル以内の部分三 横断歩道又は自転車横断帯の前後の側端からそれぞれ前後に五メートル以内の部分道路交通法

角地の2面とも横断歩道に接していると、駐車場を設置できません。解消するには、所轄の交通警察と相談をして許可をもらう必要があります。消火栓も横断歩道と同じように、建築条件の対象となります。

第十一条 建築物である路外駐車場に給油所その他の火災の危険のある施設を附置する場合においては、当該施設と当該路外駐車場とを耐火構造(建築基準法第二条第七号に規定する耐火構造をいう。)の壁又は特定防火設備(建築基準法施行令第百十二条第一項に規定する特定防火設備をいう。)によつて区画しなければならない。駐車場法施行令

ゴミ置き場を設置されやすい

角地は地域のゴミ置き場になりやすい傾向があります。特に角に電信柱がある場合は要注意です。自宅近くにゴミ置き場があると、衛生面や夏場の臭い、カラスなどの対策が必要になります。

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